「(鶴田の)五輪出場は八田会長と馬場さんの出来レースだから」 谷津嘉章の大放言ほか『俺たちのプロレス』vol.9が面白い

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 発売されたばかりの『俺たちのプロレス』vol.9から。


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中野龍雄&冨宅祐輔 text by 波々伯部哲也

北斗晶 text by 宮本久夫

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◆連載◆
その「真相」と「内情」を再検証 プロレス団体の終焉
第7回:FFF(ファイティング・フォー・フューチャー)

 谷津嘉章がジャンボ鶴田のオリンピック出場について「八田会長と馬場さんの出来レースだから」とぶっちゃけ発言している。当時は日本予選だけで出られたレスリングにおいて、「誰もいなかった」グレコローマンの重量級に出場させた。そこからの全日本プロレス入り。アマレスでの鶴田の強さには疑問符をつけた谷津だったが、プロレスでの天才ぶりは大絶賛した。ほか、「ルスカをプロレスのリングに上げるのも、俺を新日本に入れる(デビュー敗戦)のも、猪木さんからしたらゲーム」というくだりで、柔道やアマレスの強者が新日本に通用しないオチという見解を出している。

 谷津見解による鶴田のエピソードに関しては、ちょっと馬場や鶴田の印象が変わる人は多いのでは。

 世間に対してプロレスをどう箔付けさせるかに知恵を使っていたのは、馬場より猪木というのが強いイメージ。だけれども、この鶴田入団に関しては、馬場が世間に仕掛けた感がある。

 入団時の「プロレスに就職します」発言からはオリンピック出場者としての余裕が感じられた鶴田も、プロレス入りという進路ありきのアマレス出場ということならば話が違ってくる。

 また、鶴田の“就職”発言は、プロレスのステータスを高めたとする見解もある。
・ ジャンボ鶴田の命日に考える、「プロレスに就職します」発言がプロレス界にもたらしたもの 日刊SPA!

 あくまでも仮説ではあるが、鶴田さんが“就職”というコンセプトをプロレス界に持ち込んだことで――“ジャンボ鶴田以前”と“ジャンボ鶴田以後”で――プロレスとプロレス以外のスポーツ(アマ、プロを問わず)の関係がガラリと変わった。

“プロレスの父”力道山、その力道山とプロレス日本選手権(1954年12月22日=東京・蔵前国技館)を争った“柔道の鬼”木村政彦がそうであったように、“ジャンボ鶴田以前”のプロレス界は、大相撲、柔道といったプロレス以外のスポーツで活躍した選手たちの引退後の“受け皿”、セカンド・キャリアの場所としての側面を持っていた。

(中略)

 “ジャンボ鶴田以後”はプロレスそのものが“目的”となり、ほかのスポーツで活躍した選手がスポーツをつづけるため――生計を立てていくため――の“手段”ではなくなったということだ。

 ちなみに、“就職”発言の正確な内容はこちら。客観視して一歩引いたようにも読み取れるし、自分を受け入れてくれる嬉しさも感じられるのだ。
・ ジャンボ鶴田 – Wikipedia

大学在籍時の1972年10月31日、全日本プロレス(以下、全日)への入団表明の際、「僕のようなでっかい体の人間が就職するのには、全日本プロレスが一番適した会社かなぁと思って。尊敬する馬場さんの会社を選びました」と発言。これが「全日本プロレスに就職します」と報道される。

 『俺たちのプロレス』vol.9は、武藤敬司、将軍KYワカマツ、ヴォルク・ハンらのインタビューも面白く、なかなかの買い。

 

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