馬場元子さん訃報2日後の「秋山vs.丸藤」が大爆発! バック・トゥ・ザ・全日本は丸藤20周年9・1両国、馬場没後20周年興行へと続く?

 触れるのが遅くなったが、振り返らないわけにはいかないでしょう。行ってきました、全日本プロレス『2018チャンピオンカーニバル』4・25後楽園ホール大会。

■全日本プロレス『2018チャンピオンカーニバル』
4月25日(水)18:30後楽園ホール 観衆1598人(超満員=主催者発表)

<第7試合 「2018チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦>
〇丸藤正道
(20分53秒 虎王→体固め)   
●秋山準
※丸藤がBブロック1位となり「2018チャンピオン・カーニバル」決勝進出

 カーニバルの最注目カードだったわけだが、大爆発。いやはや本当に壮絶で、痺れた試合でした。現在進行形のプロレスを否定はしないんだけれども、ここまでのものを見せられてしまうと「俺たちが追いかけたプロレスは間違ってなかった!」というか。誰に向かって言ってるかわからないが、「どうだ、プロレスって凄いだろ!」と自慢したいというか。

 丸藤が川田利明流に秋山の顔面蹴り上げ。これで火がついた秋山はニーリフト、ニーアタックで丸藤をボコボコにするスターネス(冷徹)ぶり。5年半前のシングル戦でのフィニッシュであるフロントネックロック、さらにサポーターをズラしての生膝ニーまで繰り出した秋山。これを耐えた丸藤は、試合トータルで実に10発に及ぶ虎王。最後の一発はロングタイツをまくってのお返し生膝弾となった。

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 最近の全日本では見れない秋山、最近のノアでは見れない丸藤。武道館をドッカンドッカンさせていた往年全日本を感じさせるようでいて、あの頃のダイナミックさというよりも痛みがガシガシ伝わってくる試合。それでいて、感情を揺さぶられまくる。全試合前に馬場元子さん追悼セレモニーがあったり、和田京平レフェリーだったりしたことも、バック・トゥ・ザ・全日本を感じさせずにはいられなかった。

・ 【全日本プロレス】CC・Bブロックはノア丸藤が決勝へ 秋山との5年半ぶりのシングル戦で勝利 – スポーツナビ

 この日の合同追悼セレモニーでは、元全日本の丸藤正道や他団体選手を含む出場全選手がリングの周囲に並び、秋山準社長が元子さん、渕正信がサンマルチノさんの遺影を抱え、大森隆男、和田京平レフェリーもリング上に整列。木原文人リングアナウンサーが追悼の10カウントゴングを打ち鳴らした。また、この日の全試合終了後には、馬場さんが米国遠征時代によくジュークボックスで聞いていた思い出の曲であり、かつては全日本の大会の全試合終了後の定番曲であった坂本九さんの「上を向いて歩こう」が久々に流れると、観客からも昔を懐かしむ声が上がった。

 試合コメントと、その意味。舞台は全日本に変わったが、実に5年半をかけての勝ち逃げ阻止。

 両者の最後のシングルマッチは12年12.23東京・ディファ有明大会。年内でのノア退団を表明していた秋山が、副社長の丸藤をリストクラッチ式エクスプロイダーからのフロントネックロックで丸藤の意識を失わせ、21分40秒、レフェリーストップ勝ち。試合後、秋山が丸藤に「頑張ってくれ」と告げて握手をかわすと、丸藤もリングに頭をつけて礼をし、「おい、秋山。オレは勝ち逃げは絶対に許さないからな。何カ月後、何年後になろうとも、おまえが試合がしたくなるリングにして、オレは待っている」とノアでの再戦実現を訴えかけていた。

(中略)

 敗れた秋山は「勝ち逃げできなかったよ。勝ち逃げしてやろうと思ったんだけどな」と、5年半前に丸藤から贈られたメッセージに応える形で敗戦を悔やんだ。

 ノア内田雅之会長「これで一気に(両団体の)ハードルが下がったんじゃないですか」。
・ 【全日本】「チャンピオン・カーニバル」初出場で決勝進出!丸藤が全日とノアの垣根も“粉砕”へ(東スポWeb) – Yahoo!ニュース

 丸藤が優勝に王手をかけたことで新たな波が起き始めた。会場を訪れていたノアの内田雅之会長(56)は「まだカーニバルの最中ですが…」と前置きしながらも、興奮を隠せなかった。

「これで一気に(両団体の)ハードルが下がったんじゃないですか。このまま丸藤が何らかの爪痕を残したなら、今度はウチ(のリング)でという話にもなる。それにカーニバル(公式戦)で丸藤が諏訪魔選手やゼウス選手にやられたのを見たら、一矢報いたくなる。秋山社長だって黙っていないでしょう」

 つまりカーニバル後にも具体的な全日勢のノア参戦について交渉に入る可能性を認めたのだ。秋山らのノア離脱により冷え切っていた両団体の関係だが、かつてはノア所属の秋山が3冠ヘビー級ベルトを巻き、また丸藤が世界ジュニアヘビー級王者に君臨したこともあった。当時とは、両団体ともに首脳陣や選手が大きく変わった。

 交流が再開すれば、夢のカードが次々に実現することになる。

「丸藤が優勝して、3冠ベルトを取るくらいのことをやってくれたら話は早いと思います」(内田会長)。優勝決定戦は30日、後楽園。両団体にとって新たな歴史が始まる日となりそうだ。

 「カーニバルで丸藤が諏訪魔選手やゼウス選手にやられたのを見たら、一矢報いたくなる」というのは喋り過ぎ感があるが(笑)、前のめりであることがわかる。大会当日も内田会長は会場内・そしてバックステージを行き来しておりました。

 翌日には丸藤が川田と交流。
・ 川田利明 得意技“継承”の丸藤に注文「もうちょっと勉強して」(東スポWeb) – Yahoo!ニュース

 丸藤は「9月1日空けといてください」と自身の20周年記念大会(東京・両国国技館)の出場をオファーし「引退していなんですし、試合をしてもらいますよ。戦いたい気持ち? あります」と対戦を求めた。

 単なる『2018チャンピオンカーニバル』公式戦という枠に収まらない衝撃が秋山vs.丸藤戦にはあった。バック・トゥ・ザ・全日本は9・1丸藤正道デビュー20周年記念大会「飛翔」両国国技館大会、2019年1・31「馬場没後20周年追善イベント」へと続く?

 

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