新日本プロレス反骨の系譜 退団前の柴田勝頼に「1回やりたいことをやってみろ」と背中を押したスーパー・ストロング・マシン

pick up ▼ニュース 【全日本】メインは宮原vs.丸藤三冠ヘビー級戦 5月24日(木)後楽園直前情報┃【ノア】王者・杉浦VS丸藤 互いに完全決着誓い激しく火花/丸藤が海外遠征で2大会、コーディが一時帰米で3大会を欠場┃【DDT】6・24後楽園でEXTREME王座戦「HARASHIMAvs高尾」が決定/DDT路上プロレス、新たな戦場は「としまえん=闘志磨苑」!里村明衣子が初参戦「変態仙台大社長」に┃【スターダム】紫雷イオ王座陥落! 18歳・渡辺桃が金星「私の時代が始まりました」/イオ「明日から私なりの方法でまたイチから頂点を目指します」 ▼情報&コラム 飯伏幸太の2万円バスツアー 反響大きく定員拡大(40名→110名)

 「スーパー・ストロング・マシン引退セレモニー」6・19後楽園ホール大会まで1か月を切った。(当日は引退試合ではなく、引退セレモニーのみ)

 Number Webがマシンをテーマに記事更新。
・ 本当はキン肉マンになるはずだった、スーパー・ストロング・マシン引退。(Number Web) – Yahoo!ニュース

 カナダ遠征が決まりながら強引にメキシコに飛ばされ、アメリカ転戦が内定したところで帰国命令。キン肉マンへの変身を命じられたかと思えば、その企画が頓挫すると素顔での正規軍入りが命じられる。さんざん会社に振り回され続けたマシンは、“機械”としてではなく感情のある人間として、社命に背いてでも覆面レスラー・ストロングマシンを続ける決断をしたのである。

(中略)

 2000年代半ばからは、現場責任者や道場のコーチなどを歴任し、若手を指導。当時、新日本の方向性と自分が理想とするプロレスの乖離に悩んでいた柴田勝頼に対しては、親身になって何度も相談を受け、「そんなに悩むなら、1回おまえのやりたいことをやってみろ。よそに行っても、おまえがちゃんと成長すれば、絶対にまた新日本がおまえを必要とする」と、背中を押すようなアドバイスを送っている。

 団体の利益には反することだったかもしれないが、自らの進む道を模索し続けた経験を持つマシンだからこそ、柴田の気持ちが痛いほど理解できた上での助言だった。

 道場コーチ時代のマシンの教え方は、デビュー前の新弟子に対して、昭和新日本から受け継がれた基礎をみっちりと教えるというもの。その基礎が出来上がった上で、新しい現代のプロレスを覚えさせていったのが、近年の新日本プロレスだった。そして今年、負傷リハビリ中の柴田勝頼が、新日本ロサンゼルス道場のヘッドコーチに就任した。

 近年、プロレスは大きく様変わりしたが、新日道場魂や、ストロングスタイルの基礎は、これからも日本とアメリカ両方で受け継がれていくことだろう。それは2000年代以降も新日イズムを絶やすことなく、後進に伝え続けたスーパー・ストロング・マシンという存在がいたからこそなのだ。

 詳細はリンク先を。振り回されながらも、他人や会社には舵取りをまかせず。マシンに息づいた新日本プロレスの反骨精神。現役所属での最古参が去っていくことになるが、日米で引き継がれていってもらいたい。

AD

 柴田勝頼へのメッセージのニュアンスは、こちらでも確認を。
・ オカダ、柴田を奮い立たせたエール!えっ?新日本の前に所属してた団体?40年の現役に幕!引退、スーパー・ストロング・マシン特集!ぼくらのプロレス

 既報通り、新たな新日本プロレス・ロス道場でヘッドコーチを務めた柴田勝頼。今現在は帰国中だが、その柴田、2005年に新日本を一時退団したのは知られるところだ。総合格闘技出陣を含めての、強さと理想のプロレスを求めての決意。中邑、棚橋の「新・闘魂三銃士」として売り出され、天龍、川田との一騎打ちも増えて来た時期での決断だっただけに、周囲からはもちろん慰留されたという。だが、そんな中、柴田自身がその胸のうちを明かし、自らの希望で相談したある先輩は、話を聞き終わると、こう助言したという。

 「出ていってもいいんじゃないか?」

 それは、本来なら新日本を守るべき、現役では同団体最古参となるベテラン選手(スーパー・ストロング・マシン)の言葉だった。

(中略)

 冒頭、「理想の戦いが出来ない」として去っていく柴田を、こう送り出したという。

 「出て行ってもいいんじゃないか?お前が良くなれば、新日本がお前を呼び戻す時が、必ず来る!」

 自ら出ていくことを考えている柴田に「絶対にまた新日本がおまえを必要とする」との言葉は不思議だが、大好きな新日本を去らざるを得ないほど追い込まれた柴田にはフィットしたアドバイスとなったのだろう。

 改めて2005年1月に新日本プロレスを退団した柴田の背景のおさらい。会社を支えている第三世代への配慮なき発言(契約更改の場で「第三世代は新闘魂三銃士の踏み台になってもらいます」)をした草間社長への怒り。直前のK-1ルールでの試合で得た刺激。何か大事なものを失い始めたように見えた新日本。自分が思う新日本らしい選手がみんな新日本を去っているという現実。複合的なものではあった。

 新日本に息づく反骨の系譜。「愛憎相半ばする」とはよく言ったものだ。

 6・19後楽園。反骨精神をマスクに込めた奇跡の興行を期待したいところだが、はたして!? 

 

ポチッと応援(↓)お願いします
>> 各種SNSも更新中 Twitter/Facebook/YouTubeチャンネル
>> 新日本プロレス公式サイト


▼new! 証言UWF 最終章 3派分裂後の真実 5月23日発売!1991年1月7日、前田日明の「解散宣言」で約2年半の活動に終止符を打った第二次UWFは3派に分裂する。表面上はプロレスを敵視し続けてきた男たちの「格闘技への理想」が明確な形となったわけだが、そのリング上は「ガチンコだったのか、アングルだったのか」。第二次UWF、分裂直前の人間関係も含め当事者、関係者たちの証言によって詳らかにする


▼new! KAMINOGE 77 5月1日発売![特集]ニューオーリンス゛・フ゜ロレス取材記 中邑真輔/フィン・ヘ゛イラー/ヒテ゛オ・イタミ/ローマン・レインス゛/サ゛・ク゛レート・サスケ/飯伏幸太 『鈴木みのるのふたり言・USA番外編』「俺はWWEとかレッスルマニアを目指そうとは思わない。目指すは松田聖子た゛よ!」 TAJIRI アメリカて゛レスリンク゛ライフを送るということ、そのスホ゜ットライトの当たらない部分に迫る


▼new! 闘魂三銃士×全日本四天王 DVD-BOX 7月11日発売!製作著作は日本テレビとテレビ朝日!90年代の新日本プロレス、全日本プロレスの2大団体を牽引した7選手(武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也、三沢光晴、川田利明、田上 明、小橋建太)の名勝負集。三銃士、四天王と呼ばれ始めた時代から、交流戦で激突した試合等、厳選してDVD6枚に収録。史上初めて各メンバーが集結し、対談を収録。今だからこそ話せる貴重なエピソード満載


▼new! 逆説のプロレス(11) (双葉社スーパームック) 4月25日発売!逆説のプロレスvol.11は、前田日明完全読本スペシャル! 創刊以来、前田日明に問いを投げかけ、言葉を求めてきた本誌が贈るまるごと1冊アキラ特集号。これまで取りためてきた珠玉のインタビュー10本に加え、永遠のアキラウォッチャー・水道橋博士とのスペシャル対談、マンガ「前田日明物語」、さらに「前田日明国内全試合全戦績完全ファイル」を再収録


▼new! 俺たちのプロレス(9) (双葉社スーパームック) 4月18日発売!長州力×天龍源一郎『アントニオ猪木、ジャイアント馬場、新日本、全日本、そしてMMA、現在のプロレスまで』 ザ・グレート・カブキ×越中詩郎『「昭和の全日本」と「平成維震軍」そして「全日と新日の違い」とは!?』 ブル中野×神取忍『闘狂女伝説』 武藤敬司『プロレスを変えた「武藤イズム」』 ヴォルク・ハン『私はもうマエダの兵隊ではなくて……』


▼new! Gスピリッツ Vol.47 (タツミムック) 4月6日発売![特集]ジャパンプロレス [証言]谷津嘉章 竹田勝司×大塚直樹 小林邦昭 栗栖正伸 保永昇男 馳浩 [マスコミ座談会]宮本久夫×小佐野景浩 [特別企画]『全日本プロレス中継』ゴールデンタイム復帰への道【前編】実は「成功」だった夕方5時半への移行


▼new! 巨星を継ぐもの 3月28日発売!NOAH移籍、全日本への復帰、社長就任から現在に至るまでのすべてを語り尽くした。社長就任までの実態、赤字経営脱却までの紆余曲折、四天王との交錯、ジャイアント馬場の教え、新・四天王への期待……。ファン必読、初顔合わせとなるW-1武藤敬司との新旧社長対談も収録


▼new! TORU YANO <ギリギリ>15TH ANNIVERSARY Y・T・R V・T・R Ⅵ ~そして伝説へ?~ [DVD] 3月30日発売!新日本プロレス・矢野通プロデュースDVD最新作!敏腕プロデューサーのY・T・R V・T・R 第6弾にして デビュー(ギリギリ)15周年記念!!今度はCHAOSがサンリオピューロランドをぶらり!矢野通 オカダ・カズチカ 石井智宏 後藤洋央紀 YOSHI-HASHI SHO YOH 邪道 外道


AD


▼new! 新日本プロレスリング NJPWグレイテストミュージックVI 3月7日発売!プロレス界のトップを走る 新日本プロレスの最新テーマ曲集! ! 01.オカダ・カズチカのテーマ RAINMAKER -WK12 ver.- 02.ROPPONGI 3Kのテーマ ROPPONGI 3K Theme 03.棚橋弘至のテーマ LOVE & ENERGY -Winner ver.- 04.ジェイ・ホワイトのテーマ Switch Blade 05.ザック・セイバーJr.のテーマ リアルボーンマスター -remix- ほか

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

あわせて読みたい