コロナ以降初「2連席」発売 1・8横アリ対抗戦は30日(火)チケット追加
話題の1・8横浜アリーナ「新日本プロレスvs.ノア」大会は、一般発売初日(21日)にチケットがソールドアウトとなっていた。
追加販売分には「2連席」「1席空け」あり。席種・注意事項はこちらで確認を
これを受けて、新日本から「販売エリアを拡大しての追加販売」が26日に告知された。
【要注目!】
『WRESTLE KINGDOM 16』
1月8日(土)横浜アリーナ大会のチケット“追加販売”が決定!
ローソンチケットにて11月30日(火)朝10時より発売開始!!https://t.co/jRGpDhqFga#njpw #njwk16 pic.twitter.com/XQ4TkFi7G5
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 26, 2021
【11月26日(金)情報更新】
2022年1月8日(土) 神奈川・横浜アリーナ大会は、チケット販売エリアを拡大し追加販売が決定いたしました。■販売開始日 11月30日(火)10:00~
■販売サイト ローソンチケット http://l-tike.com/njpw
※ローソン/ミニストップ店頭Loppiでのお取り扱いはございません。
■販売席種(価格表示は1枚あたりの料金)<2連席>
・アリーナB 10,500円
・アリーナC 8,500円
・スタンド席 6,500円
※2連席=1席ごとの間隔を空けず2席隣り合わせの座席になります。必ずお1人様につき2枚お申込みください。(1枚のみもしくは3枚以上の購入は不可) 2名様ごとのグループとグループ間に左右1席の空席を設けるグループディスタンス形式となります。<1席空け>
・アリーナC 8,500円
・スタンド席 6,500円
※1席空け=お隣の方と左右間隔の空いた座席になります。■注意事項
※「アリーナB」は<2連席>のみの受付となります。選択可能枚数はおひとり様2枚までとなります。
※「アリーナC」と「スタンド席」は、<2連席>と<1席空け>がございます。
※<1席空け>は1名様ごとに左右両側1席が空席となります。購入できる枚数は最大6枚です。
※2枚申込のお客様は<2連席で購入の方はこちら>を選択後に席種をお選びください。
※2連席は、お客様間の距離が近くなることから、ご観戦されるお客様同士がご家族、ご友人、お知り合いでのご来場をお願いいたします。
※予定数に達し受付終了となりましても、支払期限切れ等による予約キャンセル分は随時再販売されます。
コロナ以降の有観客大会では2席空けまたは1席空けが徹底されてきたが、人気沸騰の大会で2連席にトライアルするという発想が面白い。
1席空けでは小声での会話もやりづらいわけで、2人で観戦派のファンには朗報。「一般発売初日段階でそれをやってよ」という購入済みファンもいるかもだが、刻々と変わる情勢を受けながらの方針変更をしているのでしょう。
いずれによ、チケットの売り方や声援規制の今後の行方は気になるところだ。
内藤哲也「助けを求めたようにしか見えない」。対抗戦巡る新日ノア主な言動
新日本とノア、対抗戦を巡る会見以降の主な言動。
高橋ヒロムと内藤哲也は、リーグ戦中に対抗戦の話題となることに嫌悪感。
【新日本】高橋ヒロム BOSJ開催中の “雑音” に怒り心頭「もっと見てくれって。会社の人間が」
#njbosj #njpwhttps://t.co/dnMqdxn4CF
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) November 22, 2021
【新日本】内藤哲也がノアとの対抗戦に疑念と苦言「助けを求めたようにしか見えない」 #njwtl #njpw #内藤哲也https://t.co/ElM3a7wlaq
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) November 23, 2021
対抗戦については集客やスポンサード収入という総合的な会社判断。会見のタイミングも一般発売前日に合わせたものだ(大きなイレギュラー事項なので発表せずに進めるのもファンへの裏切りになる)。ただ、ダブルドームへの盛り上げも勘案すれば、ヒロムや内藤の反応はあるべきものとなる。ヒロムや内藤に同調するファンも多くいるが、12月15日(水)両国国技館の優勝決定戦をはじめとする大会会場にぜひ足を運んでいただきたい。観客数が、ヒロムや内藤がどれだけ盛り上げられたかの指標にもなる。
ヤングライオンの藤田晃生は名乗り。
ヤングライオン対決は灼熱ドロー!
大岩「逆エビ一発で取れるようなレスラーにならないと」
藤田はノア対抗戦への出撃に名乗り!
「自分もこの新日本プロレスでデビューして、新日本のプロレスラーなので、ともに戦いたいです」全文は
⇒https://t.co/ztLPI4vIcy#njbosj pic.twitter.com/bAMLCHLY73— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 24, 2021
武藤敬司と本間朋晃、永田裕志と丸藤正道がやりとり。
武藤さんにこけし食らわせた事ないのでこけしで勝ちます
師匠を超えます
誰と対戦かわかりませんが…#武藤敬司 https://t.co/c2XJXC01jP— 本間朋晃 (@kokeshi19761118) November 25, 2021
今のノアの台所は開けたオープンキッチンなので誰が出ても大丈夫なだけです。
そちらは狭い閉塞感のある台所でそこから追い出されちゃったんですか?ゼァ! https://t.co/7EnTvNoMam
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) November 23, 2021
ノアが集合写真で決起アピール。
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🎙「新日本プロレス、クソくらえ!」丸藤正道インタビュー公開【1.8横浜アリーナ・新日本vsノア対抗戦】‼‼
\丸藤「良い“踏み台"になってくれるんじゃないですか? 最後に言っといてやるよ。新日本プロレス、クソくらえ!」
全文⇒https://t.co/u6iNSaFYxg#プロレスのチカラ #noah_ghc #njpw pic.twitter.com/JuaPah0CWT— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) November 23, 2021
一方で拳王は目先の王座戦に集中。
【ノア】拳王が新日本対抗戦に〝ゼロ回答〟を貫く理由 視界にあるのは中嶋との2冠戦のみ! #noah_ghc #拳王 #njpwhttps://t.co/hdLhl29gRg
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) November 26, 2021
2014年の内藤「呼ばれていようが、呼ばれてなかろうが」発言。令和のリアリティとは!?
ちなみに2014年、内藤のノア参戦時のコメント。
内藤「いや、俺はいつでもウェルカムだよ。呼ばれていようが、呼ばれてなかろうが、俺、またノアのリングに来ようかな? KENTA、やり足りねえだろ? 俺もやり足りねえよ。どこだ? 新日本のリングか? ノアのリングか? 明日か? 来月か? いつでもいいよ。いつでも俺はこのノアのリングに帰ってきて、必ずKENTAをぶちのめしてやる。まあ、凄い言い方悪いけど、俺、『NEW JAPAN CUP』に向けて、弾みになれば、いい刺激を得られたら、その後の両国といけるかなって軽い気持ちで来たんですよ。そんな甘いもんじゃなかった。すっげえいい刺激をもらった。この刺激をまた明日から新日本のリングに戻りたいと思います。そして必ず、このリングに帰ってきます。新日本のリングだけじゃない。ノアのマットも、そして日本中、世界中のマットの中心に立ってやる! いいか? 全世界のプロレス界の中心、主役は俺だ!」
(“初遭遇”内藤vsKENTAがいきなりヒートアップ!! CHAOSは暴走反則負け!! ライガーが佐野の30周年を好サポート!!(3.8ノア有明大会結果) | 新日本プロレスリング)
別人のようだ(笑)。時間が人を変えるのか、内藤自身の引き出しの開け方だけの話なのか。その答えはもちろん!?
歴史をさかのぼれば、1995年の「激突!!新日本プロレス対UWFインターナショナル全面戦争」時にはUインター側の田村潔司が対抗戦に背を向けた。あのときの田村には「既存プロレスと交わったら自身のプロレス人生は終わり」くらいの主張とリアリティがあり、退団覚悟の行動だった(実際に団体に干されるようになり退団)。
一方で令和はもう時代が進み過ぎている。内藤発言きっかけに「対抗戦に背を向ける選手も出てきてほしい」論調もあるが、選手意向も多少は聞くにしろ、ファンは「全ては会社のマッチメイク」と見ている。ただでさえ選手数の問題でカードから溢れたり、チケット好調を受けて誰かが温存されたりしても不思議はない。背を向けたとしても「後づけ」に感じてしまう時代だ。
令和の対抗戦でリアリティをつくっていくのは大変なこと。そうであってもなお“想像以上”を仕掛けようとする団体に共鳴し、ボクらはプロレスを追いかけていく。