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コロナ副産物の選手完全入れ替え形式は好評 絶叫できない熱狂G1総括

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 多くの新日本プロレスファンは「G1ロス」状態!? 一歩で、G1からドームまでの期間が短いのでロスを感じるまもなくダブルドームという雰囲気もある。

 WITHコロナ状況で感染防止を貫き中止大会なし。例年心配になる怪我人も欠場選手が出るまでのものはなかったことにはホッとする。初の秋開催、30回記念G1クライマックスを総括したい。

ファン応援1位SANADAは決勝で力尽きる オスプレイ戦は持ち越し

 あくまでカクトウログ読者というバイアスはかかるが、応援投票結果と実際結果の振り返り。

▼過去3年間の各ブロック得票ベスト3の推移まとめ。

「G1」応援選手投票結果 1位はAブロック・鷹木、Bブロック・SANADA | プロレス・格闘技・ボクシングの情報配信|カクトウログ

Aブロック Bブロック
2018年

投票者
A 531人
B 484人

1位 棚橋弘至(優勝)
2位 EVIL
3位 鈴木みのる
1位 飯伏幸太(準)
2位 SANADA
3位 内藤哲也
2019年

投票者
A 559人
B 493人

1位 飯伏幸太(優勝)
2位 SANADA
2位 KENTA(2位と同数)
1位 内藤哲也
2位 ジョン・モクスリー
3位 鷹木信悟
2020年

投票者
A 264人
B 232人

1位 鷹木信悟
2位 ウィル・オスプレイ
3位 飯伏幸太(優勝)
1位 SANADA(準)
2位 KENTA
3位 棚橋弘至

▼両ブロックとも“残り2大会”となった時点の「見たい」カード。

▼“残りBブロック1大会”となった時点の「見たい」カード。

 ファン応援1位のSANADA(得票数ではAブロックの鷹木を上回っていた)は決勝で力尽きる。“残り2大会”となった時点の「見たい」カード1位となった「SANADAvs.オスプレイ」戦はG1では実現せずに今後へ持ち越し。とはいえ多くのファンにとってノレた流れだったかと。

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シングルでプロレス堪能できるG1魅力 話題の“反則・介入”むしろ日常化!?

 コロナ休業明けの有観客ビッグマッチでEVILが反則・セコンド介入を連発。「こんなの新日本じゃない」と一部ファンの反感を買ったままG1に突入していたことも、印象深い環境としてあった。実際のG1ではどうだったのか。

 ある意味で“悪化”だったのかもしれない。コロナ明け初参戦のジェイ・ホワイトにも外道を伴いながらの反則・介入が目立つ。矢野通、あるいは対戦相手によるテープグルグル巻き、コーナーマット外し攻防も厳密には反則。最終公式戦でもオスプレイを“乱入”オーカーンがアシストした。

 矢野やオーカーンへの不評は目立たないので、要するに“面白ければあり”というのがファンのよくも悪くも勝手なところではある。

 一方で、シングルマッチにより“しっかりとしたプロレス”をこれでもかと打ち出してきたのもまたG1だった。特に印象に残ったのは棚橋弘至とSANADA。踏み込んだ攻防が随所に感じられ、勝敗も大事だけれども「プロレスを闘いで伝え続ける」ことも大事だなぁと再実感させられたのだ。公式戦にもかかわらず長時間試合を連発した内藤哲也にもメインイベンターとしての気概を大いに感じた。

 好みは分かれるかもだが、反則・介入からレスリング醍醐味まで全部乗せされたG1。プロレス界の盟主として、プロレスの幅を広げに広げた新日本というのがG1総括となる。ここまでやりつつ、オーカーン・オスプレイ軍の動向をお楽しみとし、バレットクラブ内紛あるあるを温存しているのだから、新日本の引き出しは尽きない。

完全日替わりA・Bブロック交互G1どう感じた? 来年に求める形態は?

 コロナ副産物の選手完全入れ替え形式は好評。

 ボリューム不足やお目当て選手問題の指摘がここまで少ないのは意外だ。

 ボクは昨年までも「公式戦の選手だけ参戦でOK、短時間集中興行賛成」派だったので、その点でも満足できたG1だった。これからの感染状況や政府方針は未知数なので、来年はどうなるか。オリンピックの有無も絡む。来年G1はそもそも夏なのか秋なのか。G1両国国技館に足を運んでも“涼しい”というのも、ちょっとペースは狂いました。

感染防止ルールを守っての観戦が定着 プロレス界とともに歩む

 有観客スタートの大阪城ホール2連戦で“意図的に声援を飛ばしてしまう”観客がいた問題。これはG1中は感じられなかったので、大声禁止ルールはしっかり守られたかと。個人的には(写真を撮っていることもあるが)そんなに声を出さずに観戦するスタイルなので大差はないが、まわりの熱が上がり切らないことは残念ながら感じます。観戦仲間からも「盛り上がれないのが不思議な感じですね」とも。

 「声を出せなかったけど面白かったなぁ」と感じさせられるかどうか。これは当面のプロレスのクオリティ基準になりそう。

 規制退場に関してはどうしてもメイン終了直後に席を立つ観客が数十人いるが、大半のファンはアナウンス通りに退場していた。「いまの環境でプロレスを見ることができる」ことを噛みしめ、プロレス界とともに歩んでいるファンの姿をシッカリと感じました。

 もちろん、まだ不安で観戦に至っていないファンも多いかと。ソーシャルディスタンス収容減にもかかわらず開幕の大阪府立がソールドアウトにはほど遠かったのが印象的でもあった。視聴中心でももちろんOK。ボクたちは歴史上で一回限りとなる観戦・視聴環境に直面している。読者のみなさんと引き続き、プロレスを楽しんでいければと!!

 なお、1桝1人は貴重経験で終わりそう。

飯伏が「ダブル王座挑戦権利証」獲得 その意味と展開パターン検証

 G1制覇・飯伏幸太へのごほうびは「東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証」となった。

 スルーしているファンも多いかもだが、これをIWGPとするのか2冠とするのかはニュアンスが違ってくる。内藤哲也は“解体”を示唆していたが“統一”状態のまま年越し。

 「2つのベルトを“内藤哲也から”獲りたい」というとフラグにも感じられてしまう。極端に11・7大阪で権利証戦も2冠も“保持者陥落”なら、イッテンヨンで「EVILvs.ジェイ・ホワイト」「(逆転の)内藤vs.(あきらめない)飯伏」、イッテンゴで勝者同士という展開も!? ここに「オカダ・カズチカvs.ウィル・オスプレイ」も入ってくるか!? しばらくはダブルドームへの道のりでワッショイワッショイできる日々となる。

 以下、大阪府立大会の全対戦カード。

■ 新日本プロレス POWER STRUGGLE
日時:11月7日(土)17:00
会場:エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)

<第1試合/「KOPW 2020」争奪戦>
[挑戦者] ザック・セイバーJr.
(1/無)
矢野通
[保持者]

<第2試合/NEVER無差別級選手権試合>
[挑戦者] 鷹木信悟
(1/60)
鈴木みのる
[第30代王者] ※鈴木初防衛戦

<第3試合>
グレート-O-カーン
(1/60)
オカダ・カズチカ

<第4試合/IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦>
[挑戦者] 棚橋弘至
(1/60)
KENTA
[権利証保持者/NJC・USA優勝者]

<第5試合/東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦>
[挑戦者] ジェイ・ホワイト
(1/60)
飯伏幸太
[権利証保持者/G1 CLIMAX 30優勝者]

<第6試合/IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合>
[挑戦者] EVIL
(1/60)
内藤哲也
[第72代IWGPヘビー級&第26代IWGPインターコンチネンタル王者] ※内藤両王座ともに初防衛戦



応援ありがとうございます☆彡

プロレスは初心者もオールドファンも楽しめるジャンル。ファンの立場から、リング内外のカクトウ(格闘)をログ(記録)します。


11月25日(水)24時まで受付

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