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ジュリア「フツーの試合をさせてくれ、頼む」 スターダムを取り戻すために

スターダム

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 20日、スターダムが『STARDOM NAGOYA BIG WINTER 2023〜風雲名古屋城〜』12・2ドルフィンズアリーナ大会に向けての記者会見を行った。AZMの挑戦を受けるSTRONG女子王者・ジュリアが取材に応じている。

会見での発表まとめはこちら。

ジュリア「AZMの話にビックリしてる。生え抜きの裏番長と会話ができるような試合に」

■スターダム newgin group Presents
STARDOM NAGOYA BIG WINTER 2023〜風雲名古屋城〜
日時:12月2日(土)16:00
会場:愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

<STRONG女子王座選手権試合>
《王者》ジュリア(Donna del Mondo) vs. 《挑戦者》AZM(Queen’s Quest)
※ジュリアが6度目の防衛戦

(記者会見)
AZM「(マイクを落とす)ハイ、すいません、マイク壊してしまったんですけども、スターダムのAZMです。今回ジュリアからいい返事をいただいて、STRONG(女子)挑戦になったんですけども、私は今年の4月にIWGP女子に挑戦いたしまして、そのときのコメントで私は言いました。世界への近道かなと。そのベルト取れずいまに至るんですけども、IWGP女子とSTRONGを見ていたときに、私はSTRONGの方が世界への近道なんじゃないかと思いました。私のいまのやりたいことリストにアメリカで試合をしたいというのがあるんですけど、IWGPも海外で試合をしてたけど、STRONGが自由に見えた。すごく楽しそうに見えたし、私はジュリアがSTRONGを取ったとき、会場で見てました。そのとき、世界の切符を手に入れたと言っていたけど、それがすごく私の中に響いて、心からほしいなと思った。だから私が(5★STAR GP公式戦で)55秒でね、ジュリアが恥かいて負けて、負けちゃったね。それで勝ったから挑戦したいという安易な考えではありません。ちゃんと55秒で恥かいて負けるとき、負ける前から私はSTRONGを見ていたし、ほしかった。まあ私がSTRONGを巻いたらハイスピード以上に大好きなベルトにしたいし、いまWWEにいる(紫雷)イオ(イヨ・スカイ)さん、私の師匠、このべルトを巻いて自信を持ってイオさんに会いにいきたいと思っております」

ジュリア「あ、あ、あ、(マイク)直りましたね。大丈夫。AZMの話をいま聞いて、そう思ってたんだって、ちょっとビックリしてるのが正直なところ。なんか、スターダムってこう外から来た、いわゆる外様と生え抜きって、こうずっと一線があるというか、そういうものを自分は感じてて、生え抜きの、AZMは生え抜きの裏番長みたいなイメージがあるんだけど。そういう裏番長と私はなんかこういう話が聞けたことと、これを聞いたからこそ私はSTRONGかけて、ちゃんと会話ができるようなそういう試合ができるだろうなと、すごいワクワクしてる気持ち。だけど、だけどね、私はまず(ウィロー・)ナイチンゲールからこのベルトを取りました。そこから優宇、世羅りさ、そこからジゼル(・ショー)、そして壮麗亜美、ハイアンなどなど、大きな選手たちと防衛戦してきたのね。ソイツらは、このベルトの名の通り、デカくてむさくるしくて強いチャレンジャーたち。その上に私は、その屍の、積み上げられた屍の上にいま私は立っている。そういう状態。そこで、その見た景色、眺めた景色はそれはもういい眺めだし、最高に私の記憶に残る素晴らしいコレクションたちだと思っている。そんななかでAZMが挑戦してきて、いいじゃん。いいじゃん。小さくてキュートで、夢いっぱい詰まったAZMの屍を、デカいこれまでのSTRONG挑戦者たちのデカい屍の上に積んで並べて、それを私は眺めるのが、とってもいまから楽しみだよ。だからせいぜい私にとっていいコレクションになるように頑張ってちょうだい。AZM、世界は遠いよ。そして、同じ手は二度通用しない。私は本気でAZMと闘います」

STRONG女子防衛ロードは「全てが冒険、未知との遭遇。新しい経験が自分を成長させてる」

(インタビュー)
カクトウログ 会見、おつかれさまでした。会見ではAZM選手から「世界への近道」との言葉があり、ジュリア選手は「ちょっとビックリしてる」と。

ジュリア 何だろう? ベルトって誰が持つかによって変わると私は思ってて。STRONGのベルトがAZMにそういう風に映ったっていうのは、それイコール私の生き方をAZMが見てる。ただそれだけのことなんですよ。そのことにAZMが気づいているかどうかわからないけれども、私は自由にのびのびと闘いたい気持ちがあるので。ただそれをやっているだけなんだけれども、それがなんか伝わってるならよく見ているなって思いました。

カク AZM選手のことを「生え抜きの裏番長みたいな」とも例えてらっしゃいました。

ジュリア (スターダム)生え抜きの選手ってまわりにあまり興味を示さないっていうか、何考えてるのかわからないし。その行動力、言葉、発信だったりとかが(前に出てこない)…試合とかすごいのに、みんなリング上は素晴らしいのに、もっと自己主張したり、思いを伝えていけばいいのになって思ってたから。今回、そのAZMが自分に挑戦してくる。その理由、あの秒殺の前からそういう安易なものではなかったって言ってたこととかも、なんか全て考えてるんだなって、めちゃくちゃそういうところがびっくりしましたね。考えてることは結構あんじゃんって。

カク 会見ではナイチンゲール選手はじめ大きい選手と闘ってきたことをふり返るくだりもありました。STRONG女子防衛ロードでジュリア選手にしかできない闘いぶりを展開しているようにも見えます。

【奪取】2023年7月5日(水)  東京・後楽園ホール
VS ウィロー・ナイチンゲール
13分29秒ノーザンライトボム→片エビ固め

【V1】2023年8月14日(月)  大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
VS 優宇
19分1秒ビアンカ

【V2】2023年8月20日(日)  アメリカ・2300 Arena(ペンシルバニア州フィラデルフィア)
VS ジゼル・ショー
12分22秒ノーザンライトボム→片エビ固め
※ディオナ・パラッツォ、向後桃との4WAYマッチ

【V3】2023年9月3日(日)  広島・広島サンプラザホール
VS 世羅りさ
17分37秒ノーザンライトボム→片エビ固め

【V4】2023年10月1日(日)  後楽園ホール
VS 壮麗亜美
17分34秒ノーザンライトボム→片エビ固め

【V5】2023年10月29日(日)  アメリカ・Sam’s Town Live(ネバダ州ラスベガス)
VS ハイアン
12分03秒ノーザンライトボム→片エビ固め

ジュリア どうなんでしょうね。私は私のやりたいようにやってるだけで、試合内容に関してはもう全てが冒険というか、初めての、未知の世界との遭遇って感じなんですね。ふり返って毎回毎回反省点っていうのは尽きないんだけど、それがどんどんこう自分の…何だろう? 成長というか、全部吸収されて自分がパワーアップしてくっていうか、新しい経験が自分を成長させてるなっていう。

カク (聞き入る)

ジュリア このベルトを獲ってなかったらできない経験もいっぱいしてるから、その試合内容で自分の闘いぶりができたかって聞かれると…全然できてないと思います。これで全然満足はしてなくて…でも!! 最終的にリングに立ってたのは私であって、防衛をしてきたのは私であって、そこは誇りには思いたい。だけど、まだまだこれからだなって思います。世界は本当に広いんで。

ジュリア「選手はベルトを目指すことを諦めてはいけない。それがプロレスやってる意味」

カク よくわかりました。今日の愛知大会発表会見が最後はSTRONGの試合で締められたことからも、まわりが認める流れになっているかと思います。一方で(中野たむ返上で)空位となったワールド・オブ・スターダム選手権の話も出ました(鈴季すずらが王座決定戦に向けて始動)。こちらにも“前王者”として絡んでいく選択肢もあったんでしょうか。

ジュリア ワールド、赤に行かなかった理由ってことですね。なんだろう? 私はSTRONGのチャンピオンで、AZMとの対戦っていうのが決まっている中で、うーん(言葉を選びながら)今ははっきりと両立できないっていうのが一番の答えですね。赤のベルトを落としてから巡り合ったこのSTRONGのベルトに今、ジュリアの全てを注いで、この新しくできたベルトの歴史をつくり上げていかなければいけないけど、(複数ベルトに絡むと)分散してしまうと思うんですよね。

カク なるほど。

ジュリア すずがチャンピオンになったら、それは挑戦しに行きたいなっていう気持ちはもちろんあった。それは今年の2月、私が赤いベルトを持ってる時にすずが挑戦してきたのと逆のシチュエーションになるじゃないですか。すごい夢のある話ですよね。だけど今、すずは実際には赤いベルトのチャンピオンではないので、本当だったらしっかり防衛戦をやって(その後なら流れができるかもしれない)。中野たむもね、(本来は返上ではなく)勝とうが負けようが闘わなければいけない、負けるのもチャンピオンとしての“大仕事”だと思うんで。

カク はい。

ジュリア 私は“返上”っていうのが本当に好きじゃないから、本来は闘うべきだと思うけど、これはもうすずの物語。私が行くことは今の時点ではないです。彼女は彼女でもう、一人でできちゃう(物語をつくれる)でしょ? 余裕で。行きたい気持ちはあるけど、ここはすずがどうするか見ものだなっていうのはあります。

カク じゃあ一旦はSTRONG優先で。

ジュリア 一旦はというか、まだ何も始まってない状態だから、赤いベルトは。どうにもなってない(必然性のある流れが来てない)状態だから。赤いベルトに関しては私が行くとかっていうことはない。これはもう100%…今はね。

カク 今回その愛知のメイン(と有力視)を取ってるように、もしかしたらその今後STRONGがワールド・ワンダーに並んでいく可能性も感じます。

ジュリア さっきも言ったけどベルトって、誰が持つかに変わると。じゃあ例えば白いベルト、どうですか、今?

カク MIRAI選手が持ってますね。

ジュリア 私が白いベルト持ってたときはどうでしたか?

カク ジュリア選手の色でしたね。

ジュリア 人には生きてきた人生、生き方とか経験とか、いろんなことがあって、ベルトを持ってる人こそが自分の生き様を見てもらうことができると思うんですよね。生き方を見てほしい、みんなに元気を与えたいとか、人それぞれ考えてることがあると思うんだけど、それができるのがチャンピオンだと思うんですよ。だから選手はベルトを目指すことを諦めてはいけないというか、チャンピオンにやっぱり『なりたい』っていう気持ちは絶対に必要だと思って。それがプロレスやってる意味であって。

カク うんうん。

ジュリア だから私が持っていれば私の色になりますし、逆に赤いベルトは私の色に染める前に落としてしまったわけだから、そこは縁がなかったのかなって思ってます、赤とは。

ジュリア「別に対戦相手だけじゃなくて、やっぱり世間との闘いであると思うし、なんか全て」

カク 今、(ストロングスタイルの元祖であるアントニオ)猪木さんのトレーナーを着てるのは、何か意識されてる?

ジュリア 全然、全然(笑)。これあのー、引き出しに入ってたのを引っ張り出してきました。たまたま。ハイ(笑)。

カク STRONGというとストロングスタイルでやっぱり新日本をすごい意識しますからね、一部のファンは。そういうファンからの先入観というか、見られ方とも闘わないといけないというところもあるんですかね?

ジュリア やっぱ女子って舐められやすいと思うんですよ。それはお客さんからもだし、男性からっていうのかな? 本当に馬鹿にされやすいことがやっててすごい感じたので、それを『うわー、すごいね』って思わせなきゃいけない。その当たり前だった価値観とかを、現役でやってるうちは、本当に絶対変えてやるぞっていう気持ちじゃなきゃいけないと思うんですよね。別に対戦相手だけじゃなくて、やっぱり世間との闘いであると思うし、なんか全てなんじゃないですか。

カク SNSの反応とか、直接言われたこととか…。

ジュリア ずっとですよ。いろんな場面でありますよ(笑)。飲み屋に行ったって、初めて会った人とかに挨拶して「仕事何やってるの?」「プロレスラーですよ」「プロレスってさぁ」…から始まるんですよ。そういう人もたくさんいるから「試合を見ればわかるよ」って言ってやりたいですし、言ってきましたし。「騙されたと思って見てみ」って、それを本当に実際見てくれて、実際にアプローチの概念が変わったっていう人もいたし、そういう人を1人でも 2人でも多く増やしていかなきゃいけないんじゃないのかなって。じゃないとこの歴史は続かない。やっぱり続けていかないと残っていかない。

カク まさに猪木さんがそういうことをされてきましたが。

ジュリア たまたま(笑)。マジでたまたま着てましたわ。

過密日程だけではない「選手が見せたいものと“会社”がやりたいものが全然違っていた」

カク ちょっと話は変わるんですけれども、今月、本当にジュリア選手ご自身の決意で、スタッフの選手のスタッフの対応への不満などをTwitterに書かれて。あるいはその前の戦略発表会の場で社長に5★STAR GP日程の是正を意見として言うとか。ジュリア選手なりに思い切って言葉を出していたと思うんですけれども。この期間、いろんなことが重なったっていうのはあったんでしょうか。

ジュリア 実際重なりましたよね、本当にいろんなことが。自分は結構、意見をするタイプの人間なんですよ。だからそれが原因で争いごとだったりとか、今まで生きてきた中で、揉めるとかっていうことが、プロレスラーになる前から、友達だとか家族だとか仕事だとか学校だとか、本当なんか色んな場面で…『それは違くない?』って思ったこと自分は結構はっきり言うタイプの人間なんです。日本人ぽくないのかもしれない。普通は言いづらいことをなかなか言い出せないっていうのが多いんです。特に女子とか、スタッフさんとほとんど男性のスタッフさんで。みんな言いたくてもなかなか言い出せないみたいなことがなんかたくさんあったと思ってて。

カク うーん。

ジュリア それはすごく感じてて、自分は内部でも会社の中でも今までかなり伝えてきたつもりです。紙面でも伝えてきたつもりです。でも何も変わらないどころか、なんか悪くなってく一方だったのかなっていうのをすごい感じてしまったのが、トドメの牛久の対応(11月5日・牛久大会での運営ミスと不十分な告知)だったんですよね。プラスその後の対応(スタッフのやりとりでの疑問)とかっていうのもあって。じゃあもうこれどうすればいいんだろうって。あのSNSは(オーナーのブシロード)木谷(高明)さんに届けと思って…まあ書きましたね。

カク はい。

ジュリア じゃないと本当に何も変わらない、この団体は。ロッシー小川がつくり上げてきたものが壊れていくのが…これまで去年、一昨年とかまで勢いあったじゃないですか。みんなでつくり上げてきたものが、今年に入ってから特に、どんどんどんどん壊れていくのがもうたまらなく悔しかったんですよね。なのでそういう気持ちで…発言しました。

カク 過密日程もあるし、なんか“展開”が早すぎて、気持ちを“乗せる”前に次の試合が来ちゃうっていう早さが気になってはいたんですけど、選手にとってどうだったんですか。

ジュリア いやまさにその通りで。これ言っていいのか…ロッシー小川って偉大なんだなって改めて感じたところがあって。選手の気持ちをまだ優先させてくれるのが小川さんだったんですよ。それがそうではなくなっていったっていう話ですね。

カク うーん。

ジュリア レスラーって、特に女子っていろんな感情とかあって、でそれをこうぶつけ合って、一つの物語になって。いろいろあって闘いになって、すごいドラマがあるんですけど、それができないような(苦笑)…次から次へといろんなものが組まれ、私たち気持ち…いろいろSNSやバックステージで言ってるんですけど、そういうのが何も伝わってないんだな、見てないんだなって。見ずに次から次へといろんなものが組まれていくのが、たぶんロッシー小川との違いだったんじゃないのかなって思います。

カク なるほど。

ジュリア ファンは、選手たちがどういう気持ちで今試合してるよ、誰とライバルで誰のことが大嫌いで、こいつら今すごい、バチバチしててってわかるじゃないですか。それを見てロッシー小川は「じゃあこことここ面白いから試合決定」ってやってたのが…なくなった理由は(語気を強めて)過密日程が原因ではないです、それは。

カク 別問題。

ジュリア 別物です。選手が見せたいものと“会社”がやりたいものが全然違っていたんですよね。自分が今までいろんなライバルをつくり上げたことができて、例えばほんと中野たむだったりすずだったりいろいろいたんですけど…それって選手のことを(ロッシー小川EPが)よくわかってたからなんですよ。もう無視ですからね、そこを全部。だからお客さんも感情を乗せれないし、選手たちもこれだけ感情を乗せても無駄なんだっていう風になってしまったから…マジでどうにかした方がいいですよね(笑)。そこはなんか新社長がプロレス大好きと言ってたので、選手たちの発言とか、やっぱり耳を傾けて欲しいなって。

カク 今日の新社長のご挨拶は聞かれてたんですか。

ジュリア 聞きました、聞きました。

カク 何か印象とかありますか。

ジュリア えー、印象!? なんかさわやかでハキハキしてて、いいんじゃないですか。ただもうちょっと人間不信になってる部分もあるから(笑)、会社に対してっていうのは、いろいろ自分は突っ込んじゃうタイプなので、おかしいものはおかしいっていうタイプで、その時の対応とかも自分は結構すごい見てしまうところがあるから、それで若干人間不信じゃないけど、あの人は本当に大丈夫かなって(まわりを見てしまう)。これからそういう信頼関係だったりとか。もうそのいきなりはできない、難しいと思うし、その社長の岡田(太郎)さんもそう思っていると思うんですよね。そういう気持ちもなんとなく伝わるし、この同じ空間にいて気を使ってるなっていう。

カク 選手を立てようとされてる?

ジュリア というか同じ空間にいて、挨拶1つで、気を使ってるのか、私のことをバカにしてるのか、なんかそういう空気で感じるものってありません? 

カク 社長の仕草でってこと?

ジュリア 仕草だったり、出てるオーラっていうのかな。そういうのを自分は感じたので、いい社長だといいなって(笑)。

カク 今のところいいものを感じた?

ジュリア ですね。

カク ネクタイも赤いですし。

ジュリア ネクタイも情熱の赤。

大阪大会コメントブースにたどり着く“前”までジュリアが繰り返し叫んでいた言葉

カク あとこれは、できればこのコメントを載せさせていただきたいんですが、大阪でバックステージに引き上げてくるときに、公式には出てないですけど、(コメントブースにたどり着く前に)こう言われてました。

「フツーの試合をさせてくれ、頼む、頼む!! フツーの、フツーの試合をさせてくれ。フツーの試合がいいナァ…」

どういう気持ちであの言葉は?

ジュリア その通りです。あの大会ってもともと、ワールド・オブ・スターダム選手権があったけど、なくなったじゃないですか、中止になったじゃないですか。で、私は正直あの試合(マネーボール争奪戦決勝)はメインイベントって謳っちゃいけないと思うんですよね。ボーナスマッチというか。というようにタイトルをつけてくれっていうことは思いました。なんかお客さんがメインイベントだと思って見るわけじゃないですか。ましてや、赤のすごい目玉だったタイトルマッチがなくなっていて。そんなね、遊んでられないんですよ。これもさっき言った、選手の気持ちと多分会社のやりたいことがズレてるっていうのにつながるんですけど、自分はこのメンツだったら変なギミックなしにすごい6人タッグを見せれるって思ってて。

カク はいはい。

ジュリア なんかそれじゃダメなの? ってやっぱ思いますね。何が準備されてるのかもわからなくて、ほんと当日いざ試合になって、リング上であんなベビーパウダーとか降ってきて。楽しい人もいるかもしれないけど、めちゃくちゃ危険なんですよねあれって。見た目は面白いかもしれないけど、とにかく滑るし、試合になんないですよねあれは。本当に危険だから、かなり大量だったから。で、自分はちょっとアレルギーとかも、吸い込んでしまうと症状とかが出ちゃったり。本当に痒くなるし、鼻喉やら、細かいこともあるんですけど、とにかくリング上がもう滑って滑って仕方がないから、まともにロープワークもできないし。コーナーに登ったりとかっていうのも、やっぱり危険だし。ちゃんと計画性がない状態で。はい、じゃあやってって。

カク うーん。

ジュリア やりますよ。ベストは尽くしますけども、やっぱお客さんがどう思うのかなって。お客さんってこういうの見たいのかなって。多分今こそ熱い闘い見せなきゃいけないんじゃないのかなってこんな状況だからこそ。もっとこう、気持ちと気持ちのぶつかりいって言うんですか。なんかプロレスの真骨頂じゃないですか。こういう時だからこそ熱い試合見せなきゃいけないのに。なんでこんなことをやってるんだろうっていう。もう本当に恥ずかしかったです。
(カクトウログ註:今年の経緯もありジュリア選手は上記見解ですが、試合はチームプレーありお楽しみありの白熱したものであったことを補足します。)

カク その叫びはしっかり聞こえましたし、ボクは本当にそのスタッフの対応への不満だとか、あと、社長への戦略発表会への申し出とか、ジュリア選手はずっと魂の叫びを続けてるんだなって受け取りました。

ジュリア ありがとうございます。

カク まずは愛知をメインで、しっかりとSTRONGな。

ジュリア AZMはめっちゃくちゃ若いけど、キッズの頃から長いじゃないですか。スターダム歴が。会見でスターダムの裏番長って言ったんですけど、マジでそう思ってて。クソガキかと思いきや、いろんなことを見ていて悟りを開いているような、そういうのを感じてたんですよね。

カク 引き出せるかもしれないですか。

ジュリア そうですね。だから今回のゴタゴタとかも、AZMとだったら、まあ、自分は外様で彼女は生え抜きですけど、そういうの全部なんか取っ払って、熱い試合してお客さんに喜んでもらいたいっていう気持ちは多分一緒だと思うんですよ。

カク はい。

ジュリア だから、まあ自分とAZMの試合を、みんな安心して楽しんで見てもらいたいなって。

カク ありがとうございます…ひとつ聞き忘れが。KAIRI選手との対決の機運がありながら実現せずに、KAIRI選手がスターダムを離脱してしまいました。あんだけ、あんだけやるっていう雰囲気で盛り上がったのに。

ジュリア それも組んでくれない、リング上を見てないから。私たちはめっちゃ言ってました、やりたいやりたいと。つながらなかったです。

カク 長い時間のインタビュー、大変失礼しました。ありがとうございます!!


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