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G1からの濃厚5か月間、そして四十にして惑わず 柴田勝頼「何を諦めたわけでもない。途中でリングを離れているだけ」

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 あの孔子は「四十にして惑わず」と、自身の同年齢期を振り返ってみせたのだという。40歳で道理も明らかになり、自分の生き方に迷いがなくなった。一方で、「心」は孔子が生きた時代には字としては存在せず、「四十にして或(くぎ)らず」(自分を限定してはいけない)と本当は言ったとの説もある。

 この言葉に照らせば、生き方に迷いなく、同時に、自分を限定してもいないのが柴田勝頼ではなかろうか。10月10日にデビュー20周年を迎えた柴田勝頼が、11月17日で生誕40周年に到達した。

 IWGP戦線に台頭しながらも、2017年のオカダ・カズチカ戦以降は長期欠場。リハビリをかねつつ、ロサンゼルス道場ヘッドコーチとして手腕を発揮している。柴田は「何を諦めたわけでもないし、俺のプロレスラーとしての人生は続いていくと思いますし。途中です。途中でリングを離れているだけです」と口にした。後悔することなく、経験を糧に前を向く柴田。G1クライマックスからの濃厚ロード5か月間と現在の考えを追っておきたい。

 欠場から今年7月7日までの動向はこちら。
・ 2019-07-07 柴田勝頼、生存率18%以下からの咆哮! 2017年オカダ・カズチカ戦における怪我から現在まで2年3か月の濃厚ロードを振り返る プロレス・格闘技・ボクシングの情報配信|カクトウログ

* * *

 柴田につないでもらうことで新日本参戦が実現したKENTA、LA道場で約1か月に渡る特訓を経た後藤洋央紀、アンダーカードに名を連ねたLA道場勢(コナーズ&フレドリックス)。この顔ぶれを帯同するかのごとく、LA道場ヘッドコーチ・柴田は真夏の祭典G1クライマックスの全戦を視察した。柴田の試合前サイン会は、7・14大田区、7・15北海きたえーる、7・18後楽園、7・24広島、7・27名古屋、8・1福岡、8・3大阪、8・10武道館の8大会に渡った。

 7・14大田区大会での棚橋弘至vs.KENTA戦では、柴田が中継での解説を務める。戦前の棚橋による「迷子」という開幕戦KENTA評に「俺が連れてきたのは(WWE時代の)ヒデオではない。KENTAだ」と同意したが、棚橋を料理してみせたKENTAの闘いぶりを「今日は本当にKENTAでしたね。迷子が意外と道を見つけるのが早かった」と好評価した。

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 7月27日には販売サイトを通じてデビュー20周年DVDの10月発売が明らかとなり、サイン会でのファンとの会話では「今まさにつくってるところです! ボクのDVDですよッ!」との言葉も飛び出す。8月6日には、KENTAと一緒にリハビリ中の高山善廣を訪問した。

 8月12日、日本武道館大会にてKENTAがタッグパートナーを裏切り、バレットクラブ入りを表明した。これに怒った柴田がリングイン、番外戦ではあったが2年4か月ぶりにプロレス技を披露する。Tシャツを脱ぎ捨てるや、ビルドアップされた肉体と美しいフォームで串刺し式低空ドロップキックを敢行! 柴田の雄姿に大シバタコールが爆発したが、「どこ行っても、どこのリングでも、ちゃんとKENTAでいろ。迷子が道を見つけられて、よかったじゃん」とソウルメイトに“別れ”を告げた。

 9月4日から開幕するシリーズで約2年ぶりに『ヤングライオン杯』開催となり、柴田が指導するLA道場からもクラーク・コナーズ、カール・フレドリックス、アレックス・コグリンの3名が参戦した。「実際は日米道場対抗戦ですよ。自分の教え子たちを日本に送り込むのが、1つの目標というか第一段階でもあった」と意気込んでシリーズに突入した結果、9・22神戸大会ではフレドリックスが優勝を果たす。柴田は“LA道場での1年半”に間違いがなかったことを実感するとともに、野毛道場・成田蓮からの直訴「僕をLA DOJOに連れて行ってください」を受け入れた。

 10月10日に柴田のデビュー20周年DVDが発売となる。これまで語り切られてはなかった自身の考えを、柴田はインタビュー映像で発信した。新日本のスピリットが柴田にあるという見られ方をすることについて、柴田は旗揚げメンバーである柴田勝久を父に持つ血筋を「生まれたときから新日本」ととらえる。「だからそういう見え方になってるんじゃないですか。海外からでも一般のファンの人からも。自分で言わなくても、ストロングスタイルに見えたり、新日本プロレスに見えたり」と客観視した。かつての「辞めるのが新日本プロレスだった」との発言にも言及し、「お前らやらないんなら俺一人でもやる。一人でもやる新日本プロレスっていうものが実はあった」と“続き”を語ってみせた。

 自らの姿勢を「怪我で休んでますけど、プロレスを常にしているという意識で生きています。逆に言えばそれがないと、何のために生きているのかわかんなくなっちゃうという。道がわかんない」とする。LA道場のモチベーションについては「自分のところで(伝統的なプロレスを)終わりにしたくないなって意識はありました。プロレスがどんどん進化するのはいいんですよ。だけど、忘れちゃいけないものは必ずありますよ。スピリットとか、姿勢だったり、そういうものを国カンケーなく教えていければ」と語った。怪我については「手も足も動ける、脳も使える。首から下は今の選手よりもコンディションいい」と触れるにとどまったが、「かといって何を諦めたわけでもないし、俺のプロレスラーとしての人生は続いていくと思いますし。途中です。途中でリングを離れているだけです」とした。

 10月21日、新日本プロレス事務所にて米国法人『New Japan Pro-Wrestling of America Inc.』の設立に関する会見が行われた。冒頭には映像にて「柴田です。新日本プロレスはついにアメリカ法人を設立します! 我々LA道場選手一同ますます頑張ってまいりますので、今後もご期待ください。以上!」との報告が行われた。

 11・3大阪大会では盟友の後藤洋央紀がインターコンチ王座に挑戦する。王者であるジェイ・ホワイト側のセコンド外道が乱入した際に、放送席にいた柴田が外道を排除する。しかし、ジェイ側として追加乱入したKENTAが後藤・柴田に連続フロントキック。なおも柴田はリングサイドでKENTAの鉄柵攻撃、蹴りを食らった。元ソウルメイトであるKENTAとの遺恨を深めた格好となっている。

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