「船木vs.桜庭」ナショナル戦レフェリーは島田裕二 ノア有明直前会見
27日、ノアが週末に迫った『ABEMA presents 有明凱旋-THE RETURN- PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.3 ~TRIUMPH~』の記者会見を行い、ファンにも生配信された。
全カード ノア ABEMA presents 有明凱旋-THE RETURN- PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.3 ~TRIUMPH~ 10月30日(日)有明アリーナ
■ ノア ABEMA presents 有明凱旋-THE RETURN- PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.3 ~TRIUMPH~
日時:10月30日(日)
会場:東京・有明アリーナ 16:00
※声を出しての応援が可能な大会となります
<ダークマッチ> ※15:40開始
小澤大嗣
vs.
藤村加偉
<第1試合>
大原はじめ
近藤修司
征矢学
vs.
エクストリーム・タイガー
アレハンドロ
谷口周平
<第2試合>
ダンテ・レオン
ジャック・モリス
vs.
YO-HEY
稲葉大樹
<第3試合>
スペル・クレイジー
Eita
NOSAWA論外
vs.
矢野安崇
クリス・リッジウェイ
小川良成
<第4試合>
マサ北宮
田中将斗
vs.
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
鈴木秀樹
<第5試合/GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
[挑戦者]
Hi69
タダスケ
vs.
吉岡世起
小峠篤司
[第51代王者]
※小峠&吉岡が初防衛戦
Hi69「金剛としてこのベルトが凄くほしい。必ず獲ります」
タダスケ「どんな手段を使っても獲りたい」
吉岡「連係が鍵になると思うんで対策して防衛したい」
小峠「王者として会見に戻って嬉しい。タッグとしての完成度も上げれていると思う。この3日間を有効に使って臨む」
<第6試合/GHCジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
ニンジャ・マック
vs.
HAYATA
[第49代王者]
※HAYATAが7度目の防衛戦
ニンジャ「王者をリスペクトしているし、歴史をつくっている。ただ、自分が歴史をつくりたい」
HAYATA「飛び技だけで、勝てると思うな。勝つのは、俺や」
ニンジャ「(相手への印象は?)王者も自分もチームメイトに恵まれた前哨戦で勝っている。一騎打ちでどっちが勝つか、ゆっくり考えてみればいいんじゃないですかね」
HAYATA「(相手への印象は?)飛ぶ、跳ねる、だけ」
HAYATA「(チームメイトに恵まれた勝利だけという指摘については?)有明や」
ニンジャ「(飛ぶ跳ねるだけという指摘については?)自分は飛ぶだけじゃない。レスリングにも自信あるし、声出し大会での応援もあるから、ニンジャコール、全てを得てチャンピオンになる」
<第7試合/GHCナショナル選手権試合/NOAHマーシャルアーツルール>
[挑戦者]
桜庭和志
vs.
船木誠勝
[第8代王者]
※船木が6度目の防衛戦
※レフェリー島田裕二
GHCマーシャルアーツルール
・KO、ギブアップ、TKOのみで決着
・フリーノックダウン
・フリーエスケープ
・3カウントフォールなし
・イエローカード3枚で反則負け
※イエローカード該当行為=場外エスケープ、サミング、金的、噛みつく行為
会見に際して、島田裕二がレフェリーを務めることが発表された。
島田裕二(しまだ・ゆうじ)1966年11月24日生まれ、広島県福山市出身。PRIDEで「高田延彦vs.ヒクソン・グレイシー」や「桜庭和志vs.ホイス・グレイシー」など数々のビッグカードを裁いてきた日本MMA界の名物レフェリー。現在は教育者としても活動。ノアでのレフェリングは初だが、15年ぶりの激突となる「船木vs.桜庭」に“日本MMA界の歴史を彩ってきた男”が加わる。
桜庭「ほかにはない試合をしたいと思いますのでお願いします」
船木「桜庭選手には特別な思い。自分が先に入門したが、自分の感覚としては、同い年なのにスポーツカーで通り過ぎていったイメージでした。特にホイス・グレイシー戦。すごいな、うらやましいなと。ずっと頭にいた存在。引退して解説していたときに、彼の試合を見て復帰したいと火がついた選手でもある。復帰戦でも相手になってくれた、歯が立たなかった。悔しくて泣きましたね。昨日のように記憶している。15年でどこまで追いついているか、闘って勝って、15年前の自分にも勝ちたい。チャレンジャーの気持ちで挑みたい」
桜庭「(島田レフェリーが務める点について)島田さんは・・・適当に」
船木「1回、田村(潔司)選手と試合したときにやってもらいました。それだけ・・・ですね。ベテランかなぁと思います」
<第8試合/GHCタッグ選手権試合>
[挑戦者]
中嶋勝彦
拳王
vs
小島聡
杉浦貴
[第62代王者]
※杉浦&小島が初防衛戦
中嶋「王者はオッサンチーム。現状打破を含めて奪取したい。奪取したら他団体に行って広めていきたいな。初めての有明アリーナ、ともに闘って喜びを分かち合おう」
拳王「タカ&サトシってなんで『あぶない刑事』なんだよ、ナメんじゃねぇぞ」
小島「62代ということで62歳になるまで防衛したい。拳王&中嶋は全然大丈夫」
杉浦「こんなフザけたことはやりたくないんだけどサトシがどうしても・・・ただ試合は防衛したい」
拳王「『あぶない刑事』はタカ&ユージだろ。永田裕志を連れてこい」
杉浦「えっ、交代できるんですか?」
<第9試合/PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.3 ?TRIUMPH?
本間朋晃
真壁刀義
棚橋弘至
vs.
稲村愛輝
丸藤正道
武藤敬司
<第10試合/GHCヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
藤田和之
vs.
清宮海斗
[第41代王者]
※清宮が初防衛戦
藤田「すべてはノアのためです。丸藤、杉浦、潮崎がやるべきところ、こうして自分が選ばれましたので、自分が素晴らしい闘いをお見せしたい」
清宮「強さというのを前哨戦で感じたっていうのは次につながる。この気持ちを有明にもっていくし、若い選手、海外の選手がノアに参戦してくれていて、新しい力を感じていて、僕が倒さなかったらノアは変わっていけない。だから藤田を倒して俺たちのノアをつくっていきます。俺を見に来てください」
藤田「(ベルトへの思い入れは?)とにかくノアのために素晴らしい闘いをしようと思っています」
清宮「(きょうの藤田の様子は)わかんないっす。こういうところから揺さぶられてきたんで、気にせずに。有明と言えばノアという試合をしたい。育った、すごい大事な場所。もしかしたらみなさん、声が枯れてるかもしれない、メインでは。それくらい大会として選手以外もファンのみなさんも出し切る大会になると思いますけど、メインがいちばん爆発するようにやる」
フォトセッションで対峙するかと思いきや、藤田は握手から、、、
清宮にハグ。
そして『赤まむし』ドリンクを飲み干した。
フォトセッションならず。残された清宮は「またやられた」との表情。
NOSAWA論外が引退に際してコメント
論外「本当にやめるのとか、雑音が届く。本当に終わり。ドームで引退できるレスラーなんて数少ないから俺は運がいい。プロレスの神様に感謝しなければいけない。本当はまだやりたい。ノアのリングは俺にとっては満足というか、楽しくてしょうがない。Eitaは弟のようで彼から学んだことも多くあり感謝している。そんなEitaがきょう31歳の誕生日、おめでとう。本当にノアに来て、ノアで最後を迎えられてよかったなぁと。引退はセレモニーもテンカウントもいらない。ひっそりと引退したい。ゆかりのある団体からはオファーも来ているけど、コンディションもよくなくて・・・気が向いたら顔を出そうかなって程度で。12月20日、東京愚連隊自主興行はお願いしてやらせてくれることになって」
メインカードが会見で発表された。
■ 東京愚連隊興行×ザ・リーヴ TOKYO DREAM FINAL~LAST FESTIVAL~
日時:12月20日(火)18:30
会場:後楽園ホール
※声を出しての応援が可能な大会となります
<12人タッグマッチ/東京愚連隊vs.金剛~VATOS LOCOS~>
NOSAWA論外
MAZADA
FUJITA
TAKEMURA
KIKUZAWA
ディック東郷
vs.
拳王
中嶋勝彦
征矢学
タダスケ
大原はじめ
Hi69
※ノータッチルール
論外「セレモニーなし(という希望)について? 引退試合だからセレモニーとか、俺はいいんだってそういうのは」
ほか論外は引退決意の経緯について武藤との会話にも触れた。「同じ日はやめろよ」という言い方をもされたが、日を改めて話をした際に「同じ日に引退するか?」との話になったのだという。
武田統括「“最近の武道館”は超えていけるはず。待望の有明・・・最後まであきらめません!!」
※19:50追記
武田有弘統括と少し会話させていただきました。こちらの件について。
https://twitter.com/Ntakeda1113/status/1584804622971318275
「最初に帰ってきたときの武道館の観客数は難しいかもしれないが、可能性はないわけではない。“最近の武道館”は超えていけるはず。当日券を買う文化がどこまで復活しているかどうか。ノアにとって待望の有明ですから・・・最後まであきらめません!!」
武田統括は言葉に力を込めていた。