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両国で3WAY形式IWGPヘビー戦(ケニーvs.飯伏vs.Cody)浮上! 国内13年ぶり、なんと前回(藤田vs.蝶野vs.レスナー)も10月8日

プロレス, 新日本プロレス

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 9・30ロサンゼルス大会メイン後、10・8両国国技館でのIWGPヘビー級戦カードにつながる流れが発生した。

・ FIGHTING SPIRIT UNLEASHED 10月1日(月)17:00 アメリカ・WALTER PYRAMID
・ 【新日】IWGP王者ケニー 両国で飯伏、Codyと3WAYルール防衛戦(東スポWeb) – Yahoo!ニュース

<第9試合>
●石井 智宏
オカダ・カズチカ
(23分06秒 ゴールデン☆トリガー→体固め)
〇飯伏幸太
ケニー・オメガ

 試合後マイクを握ったケニーは次期防衛戦について言及。9月15日広島大会後には飯伏との対戦を示唆しながらも、2012年8月18日DDT日本武道館大会でのシングル戦後に「次に戦うことがあるならもっと大きな会場で」と交わした内容の約束を優先する意向を示していた。

 だがケニーはこの日になって「約束があったんですけど、世界のお客さん、ファンが私たちのシングルを見たいですよね? だからさイブシさん。もう1回試合しようか、両国で」と、今夏のG1公式戦(8月11日、日本武道館)の雪辱戦を決意。2人の4度目のシングル戦がついに決定…と思いきや、ここでセミでIWGP・US新王者となったCodyが乱入し、自身を加えた3WAY王座戦を提案した。3人が合意に達したため、14年5月のAJスタイルズVSオカダ・カズチカVSマイケル・エルガン以来約4年5か月ぶりとなるトリプルスレッド形式のIWGP戦が確実となった。

 試合後の会見では飯伏も「複雑ですね。なんで3人で戦わないといけないのか。同じチームなのに。これはもう決まったんですか? もしこれが確実に決まったら、IWGPヘビー級選手権で3WAYが決まったら、これは本当に伝説になります」と豪語。年内最後のIWGP戦となる両国決戦が風雲急を告げてきた。

 両国で3WAY形式IWGPヘビー戦(ケニーvs.飯伏vs.Cody)浮上! 海外含めると4年5か月ぶりだが、国内13年ぶり。なんと前回(藤田vs.蝶野vs.レスナー)も10月8日だった。狙ったわけではあるまい、奇跡の一致。

■新日本プロレス 闘魂創造~NEW CHAPTER~
2005年10月8日(土)
東京・東京ドーム 38000人(満員)

<第9試合 IWGPヘビー級選手権試合 3WAY戦>
●蝶野正洋
(8分08秒 バーディクト→片エビ固め )
○ブロック・レスナー
※もう一人は藤田和之

 藤田・蝶野・レスナーにせよ、AJ・オカダ・エルガンにせよ、当時の背景にはいろいろある(GK金沢克彦氏からたっぷり聞きたい!)が、脱線しすぎるので本稿ではそっち方面は打ち止め。今回の話に戻す。

 両国からドームへの道を結ぶキーワードを思い出してほしい。
・ 飯伏幸太、逆オファーインタビュー。「棚橋さんの中に“猪木”を感じた」(Number Web) – Yahoo!ニュース

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 飯伏は今回の棚橋戦を「いま思うと、“アスリート・プロレス”vs.“棚橋プロレス”の闘いだったんじゃないか」と語る。

 「“アスリート・プロレス”というのは、アスリートとしての運動能力を駆使して攻撃を仕掛け、相手のえぐい技も受けてみせる。『極限まで身体を張ったものがプロレスだ』というもの。つまり、ケニーのプロレスです。

 そして、この逆が棚橋さんの“棚橋プロレス”なんです。自分の身体を危険にさらすリスクを背負わなくても、観客の心を揺さぶることができる。『身体を張るだけがプロレスじゃない』というもの。いまの新日本プロレスは、その2つのイデオロギーが対立した状況にあるんですよ。

 その中で僕は、ファイトスタイル的にケニーと同じ“アスリート・プロレス”だと思われてますけど、棚橋さんの考えもわかるんですよ。だから自分の中には、“アスリート・プロレス”と“棚橋プロレス”の両方があると思ってます」

 棚橋が「イデオロギー闘争」というキーワードをG1後に投げたが、飯伏がさらに言語化してみせた。確かにG1武道館2日目のケニーvs.飯伏だったり、この日のロス大会メインタッグ戦はアスリート・プロレスの色合いが濃い。観戦していて「よくここまでやるよ!」と脱帽したくなる、痛快なラリーが続くプロレス。世間にプロレスが届いているのは、アスリート・プロレスあってこそだ。

 ただ、この走りはかつての棚橋vs.オカダにあったのだから興味深い。ハイフライフローを頂点としたわかりやすいプロレスと、オカダとの技のエンドレスラリー。この9月に実にオカダから3年8か月ぶりの勝利を挙げた棚橋だが、言うなればアスリート・プロレスから“脱落”した状態だったとの表現も成り立つ。そして自身の“棚橋プロレス”への目覚めがある。現在の流れには、実に3年ぶりの棚橋の1・4東京ドームメイン進出が賭かる。

 話が前後してしまうが、ロス大会メインタッグ戦を昼休みにスマホ視聴しながら「なんというか3WAY、4WAY戦といったところだな」とちょうど思っていたところ。あの流れで「3WAY形式IWGPヘビー戦」の提案になったものだから、ものすごく腑に落ちた。

 複数の顔合わせが見れる一方で“勝負を避けた”印象のする3WAY形式には賛否があるでしょう。ただ、9・23DDT後楽園での「里村vs.ディーノvs.入江」は、あのタイミング、あの顔合わせならではの意味合いを感じた素晴らしい試合だった。ナシだと言うと窮屈過ぎる。どこまでやれるのか!?

 一方の棚橋も、両国でどれだけの“棚橋プロレス”をやれるかが問われる。ジェイ・ホワイト戦が濃厚だが、この顔合わせは9か月前のドーム大会での大凡戦カード。ジェイの台頭は話題だが、まだまだ安心感はない。ニュー外道と組んだジェイと繰り広げる棚橋プロレスは、とてつない勧善懲悪か、別のものか。

 ボクらを唸らせるのはどっちだ!? 両国国技館は、究極の「“アスリート・プロレス”vs.“棚橋プロレス”」となる。

 そして、もうひとつ。

 かつて「ストロングスタイル」で一世を風靡したアントニオ猪木も、晩年は「猪木イズム」「猪木プロレス」という言われ方をした。「棚橋プロレス」という言われ方。猪木の写真を道場から外し、猪木を“否定”した棚橋。ここに来て新日本の絶対的な象徴として、かつての猪木化を遂げようとしている。そんな気がするのだ。

 

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