コズミックエンジェルズ初戴冠の日に密着 宇宙、ついて行ってイイですか?
9日に放映された『家、ついて行ってイイですか?』でフューチャーされた中野たむ。駅で声をかけられるや「ず~っと出たくて、いつ声をかけられてもいいように部屋をきれいにしてた」と満面で微笑んだ。メジャーデビューできなかったアイドル時代、「爆破バットで殴られて失神して救急搬送」からの「なんちゃって同棲の動画をアップ」までの激動のプロレス時代。「アイドルでメジャーデビューできなかった夢をプロレスラーになって叶えることができて、海外で試合もできた。アイドル時代に挫折したことをリングの上で叶えている。痛みは頑張った証だ」と話す。
その中野のコーナーを含む『家、ついて行ってイイですか?』番組トークがなぜかスターダム道場で行われ、技まで披露したのがCOSMIC ANGELS。こういう機会まで得る引きの強さも実力のうちだ。「アイドルとプロレスはおんなじです」との言葉でジーンとさせ、「プロレスは『家、ついて行ってイイですか?』です」との言葉でポカーンとさせた中野は、1週間後に後楽園ホールにいた。
#家ついて行ってイイですか
ありがとうございました🧚♀️💫家イイ好きな人は絶対プロレス好きになるから、たむの宇宙一の試合見に来てね! pic.twitter.com/zBoDUMfgc3
— 中野たむ Tam Nakano (@tmtmtmx) December 10, 2020
“奇行”から“棚橋弘至”への振り幅!? バックステージで中野たむと対面
16日、バックステージで取材準備をしていたボクを見つけたカメラマンX氏が、控室の奥の中野に声をかける。「何でしょう?」という感じで出てきた中野に「この人がこの前(11月15日)の記事を書いてた、カクトウログのサカイさん」とX氏。中野は「ありがとうございました~。ああいう書かれ方をされないので嬉しかったです」。棚橋弘至によるアプローチとの対比で語ったのだが、「そういうふうに考えたこともなかったんですが、頑張ります!!」とリアクションしてくれた。
【✨追っかけ観戦レポート✨】
中野たむが宇宙旅行をアテンド 強いとカワイイの両方に貪欲という面白さ#stardom #スターダム #CosmicAngels #宇宙一の天使 #中野たむ #白川未奈 #ウナギサヤカ
中野たむと白川未奈の動きにウナギ・サヤカが合流!! 何が起きるのか pic.twitter.com/POzJm6c5x1
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) November 15, 2020
X氏は「この人は“奇行”のときから見てるんだよ」と補足。そのあたり記事に書いたのだが、宇宙旅行をアテンドしてくれるんであれば“棚橋弘至”まで振り切ってほしい。ボクらはいつでも『宇宙、ついて行ってイイですか?』状態だ。
「選手の“人となり”がわかれば、もっと楽しめると知ってほしくて」とX氏。ボクはサラリーマンタイムが終わってからの参戦ゆえ機会は限られるが、どんな関わり方であれ、もっと関わればプロレスは面白いことを示唆してくれた。
12・16後楽園 アーティスト・オブ・スターダム選手権試合
11月14日の結成から1か月でアーティスト・オブ・スターダム選手権試合(6人タッグ王座戦)にたどり着いたCOSMIC ANGELS。35枚のショットでタイトル戦をプレイバック。コメントは公式から。
■ スターダム Road to OSAKA DREAM CINDERELLA
日時:12月16日(水)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆471人(コロナ対策人数)<第5試合/アーティスト・オブ・スターダム選手権試合>
〈挑戦者チーム〉
中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ
vs.
ビー・プレストリー&刀羅ナツコ&鹿島沙希
〈王者チーム〉
X氏の撮影に便乗させてもらってパチリ。宇宙でたった2人だけのカメラマンが押さえたCOSMIC ANGELS初タイトル戦出陣前ショット。
コ(ズミック)レンジャーポーズを決めてから中野を筆頭に歩み出す。
ウナギが左手で押さえたのはマントなのか。それとも高鳴る鼓動か。
それぞれがトップロープを後転。コズミック・リングイン!!
コ(ズミック)レンジャーポーズ再び。節目節目でシャッターチャンスをつくるのは棚橋チックでもある。
ウナギのマントに「傾奇者(かぶきもの)」。「#ウナギサヤカ」とともに「#ウナギカブキ」タグを駆使するウナギのこだわり。
大江戸隊もカッコよさでは負けていないのだ。タイトルマッチの記念撮影。
ゴングを待たずに大江戸隊が仕掛ける!!
序盤で顎が外れた白川。心配そうに見つめる中野&ウナギ。
コンビネーションでCOSMIC ANGELSの野望を断とうとする大江戸隊。
白川は苦しみながらも踏ん張りきって・・・中野にタッチ。
ナツコとバチバチにやり合うリーダー中野。
押していたと思ったら引く。緩急もいいが間合いづくりもうまい。
ナツコにコズミック・サンドイッチ!!
こまかいところも見逃せない。柔術修行の成果のひとつか、白川が腕取り袈裟固め。
その白川をナツコのダイビングボディプレスが襲う。絶体絶命か・・・
いや、中野とウナギが全力でカットする。
技は相手に見舞うものであると同時に観客にも見舞うもの。ウナギが正面に観客を見つつ・・・
見せ場であるギロチンドロップ(拙者、蒲焼き者で候。)。
終盤にウナギと一騎打ち状態になった鹿島がニヤリ。コズミック・キラーが最も似合いそう。
ウナギと視察戦。こういった個人闘争のバリエーションなくしてはCOSMIC ANGELSの未来はない。
スローガンとする宇宙旅行を象徴する合体技の準備に入るが・・・
ボクのカメラテクがないのか、カメラが古いのか、表情に明かりが来ない・・・
と思ったら他カメラマンのフラッシュのオコボレをもらった・・・奇跡のコズミック・ロケット!!