オカダ、ジュリアらが去ったブシロード 内藤が木谷オーナーに手荒く激!?
6日、新日本プロレスが『SAKURA GENESIS 2024』両国国技館大会を開催した。
“春の両国”は総力戦で前年観衆を122人上回る。内藤哲也が34分熱闘で辻陽太を退け防衛
IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYトルネードマッチ。KUSHIDAはジェットパックから白煙を噴射。ケビン・ナイトとともに試合で躍動した。
NEVER無差別級選手権試合。BUSHIが2人(1人はディック東郷によるニセBUSHI)、レスラー兼レフェリーが2人(金丸義信と高橋ヒロム)とセコンド介入が荒れに荒れたセミファイナルは鷹木信悟がNEVER新王者に。
IWGP世界ヘビー級選手権試合。ロスインゴの同門対決となる中、内藤哲也が辻陽太得意のジーンブラスター(スピアー)を逆に繰り出す。
両者への大コールが何度も押し寄せる一戦は内藤が制した。
辻が悔しそうに内藤を見返す。ダメージが残る中、グータッチでの待ち受けにも呼応した。
プレゼンテイターの木谷高明オーナーを歓迎しようとする素振り…からの場外投げ。手荒い激は内藤流といったところか。
サクラジェネシス2年間の観衆比較。
SAKURA GENESIS 2024
日時:2024年4月6日(土) 17:00
会場:東京・両国国技館 観衆6632人
SAKURA GENESIS 2023
日時:2023年4月8日(土) 17:00
会場:東京・両国国技館 観衆6510人
オカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイらが抜け、ブシロードグループとしては女子プロレスであるスターダムからジュリア・林下詩美らも抜けた。“契約更新後”初の両国国技館開催でブシロードグループとしての真価が問われかねない場面ではあったが、観衆は前年を122人上回ってみせた。
前年はメルセデス・モネが出場したが、今年はジョン・モクスリー。ビッグマッチならではの投入も後押ししただろうが、何と言っても内藤と辻が対決を煽ったことが大きい。双方の思いが凝縮した重厚な試合となり、試合後もグータッチやベルトを挟んでの2人のやりとりで魅せた。ただ、消耗戦の様相となったぶん、ダウン状態の時間が長めに感じた。また違った作戦・コンディションで見てみたい一戦だ。
加えて大会に向けては、それぞれの試合の煽りも総力戦だった。大会の出来も全体的に上々。有力選手が抜けてもなおクオリティの高い闘いが繰り広げられる新日本プロレスを、特に会場組は間違いなく実感できたのではないか。
なお、最近の新日本プロレスファンは知らない両国国技館の観客席形式となった。1階は前半分まで椅子席拡大(完売)、後方が枡席(まずまずの入り)。
昨年夏のG1クライマックスでの枡席の不入り(チケット料金問題、コロナ禍以降の密からの回避)を受けての施策だったが、これは成功だったと言っていい。
(ベストバウト投票)あなたがよかったと思った試合を投票してください
ベストバウト投票アンケートの実施となります。6日、新日本プロレス『SAKURA GENESIS 2024』両国国技館大会が開催されました。
(2024年4月10日(水)24時まで受付)
※1端末から1回有効。やり直しは可。複数回投票の場合は最新回分の選択肢・コメントに上書きされます。
(大会結果)新日本プロレス SAKURA GENESIS 2024 4月6日(土)両国国技館
■新日本プロレス プロ野球カードゲーム ドリームオーダー Presents SAKURA GENESIS 2024
日時:4月6日(土)17:00
会場:東京・両国国技館 観衆6632人(主催者発表)
<FRONTIER ZONE>
●チチャリート・翔暉
仁木琢郎
吉田綾斗
8分33秒 カミカゼ→片エビ固め
◯ボルチン・オレッグ
矢野通
石井智宏
<第1試合>
◯藤田晃生
ザック・セイバーJr.
9分32秒 オコーナーブリッジ
●田口隆祐
エル・デスペラード
<第2試合>
●外道
デビッド・フィンレー
5分39秒 ファブル
◯BUSHI
高橋ヒロム
<第3試合>
カラム・ニューマン
●グレート-O-カーン
ジェフ・コブ
8分54秒 ストームクラッチ
DOUKI
◯上村優也
SANADA
<第4試合/IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYトルネードマッチ(1/60)>
[挑戦者]ケビン・ナイト ●KUSHIDA
vs.
[挑戦者]フランシスコ・アキラ TJP
vs.
[第75代王者]ドリラ・モロニー ◯クラーク・コナーズ
※17分29秒、Full Clip→片エビ固め、モロニー&コナーズが初防衛に成功
※3チームが同時にノータッチルールで試合を行ない、いずれかの1チームが勝利した時点で決着とする
<第5試合/IWGPタッグ選手権試合>
[挑戦者]YOSHI-HASHI ◯後藤洋央紀
13分51秒 消灯→片エビ固め
[第101代王者]●チェーズ・オーエンズ KENTA
※KENTA&オーエンズが初防衛に失敗、毘沙門が第102代王者組に
<第6試合/IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
●[挑戦者]YOH
1分36秒 レフェリーストップ
◯[第95代王者]SHO
※SHOが初防衛に成功
※藤田、DOUKIがIWGPジュニア王座に挑戦表明も……王者は真っ向から拒否!怒りの藤田が王者をKOすれば、DOUKIはベルトを強奪!
<第7試合/スペシャルタッグマッチ>
ジャック・ペリー ●成田蓮
14分32秒 デスライダー→エビ固め
海野翔太 ◯ジョン・モクスリー
<第8試合/NEVER無差別級選手権試合>
〇[挑戦者]鷹木信悟
21分14秒ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め
●[第43代王者]EVIL
※EVILが2度目の防衛に失敗、鷹木が第44代王者に
※試合後、ゲイブがNEVER新王者・鷹木を襲撃!マイクを握り罵詈雑言の嵐!
<第9試合/IWGP世界ヘビー級選手権試合>
●[挑戦者/NJCUP 2024優勝者]辻陽太
34分26秒 デスティーノ→片エビ固め
◯[第8代王者]内藤哲也
※内藤が2度目の防衛に成功
※4.12シカゴ大会で対戦が決定しているモクスリーが登場!IWGP 世界ヘビー級・内藤に宣戦布告!
ノアからニンジャ・マック、HAYATA。『SUPER Jr.31』出場メンバー決定
新日本プロレスのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにニンジャ・マック、HAYATAが出場!!#njSG #njpw #noah_ghc 両国 pic.twitter.com/WV6VPdE62s
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 6, 2024
通算31回目の記念大会となる『BEST OF THE SUPER Jr.31』には、全20選手がエントリー。その出場メンバーが発表された。
●田口隆祐 (NJPW)
※19年連続21回目の出場 ※2012年優勝
●エル・デスペラード (NJPW)
※5年連続8回目の出場
●ケビン・ナイト(NJPW)
※2年連続2回目の出場
●YOH (CHAOS)
※4年連続7回目の出場
●高橋ヒロム (L・I・J)
※5年連続9回目の出場 ※2018、2020、2021、2022年優勝
●BUSHI ( L・I・J)
※9年連続12回目の出場
●ティタン L・I・J
※3年連続5回目の出場
●TJP (UNITED EMPIRE)
※3年連続4回目の出場
●フランシスコ・アキラ (UNITED EMPIRE)
※3年連続3回目の出場
●DOUKI (Jsut 5 Guys)
※6年連続6回目の出場
●ロビー・イーグルス (TMDK)
※6年連続6回目の出場
●石森太二 (BULLET CLUB)
※7年連続8回目の出場
●金丸義信 BULLET CLUB/ HOUSE OF TORTURE
※4年連続7回目の出場
●SHO (BULLET CLUB/ HOUSE OF TORTURE)
※7年連続7回目の出場
●クラーク・コナーズ (BULLET CLUB/BC WAR DOGS)
※3年連続3回目の出場
●ドリラ・モロニー BULLET CLUB/BC WAR DOGS
※2年連続2回目の出場
●藤田晃生 (TMDK)
★初出場
●ブレイク・クリスチャン (ROH)
★初出場
●ニンジャ・マック (NOAH)
★初出場
●HAYATA (NOAH)
★初出場