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世界に誇る「日本の女子プロレス」で国内メジャー団体誕生なるか!? 女子プロレス団体スターダムがブシロード傘下に

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 実は10月頭に「新日本っていうわけではないが、ブシロードがスターダムと接触している」「木谷オーナーがスターダムを視察したようだ」って話は具体的に聞いてました。さすがに水面下の話なので、ブログでも書けないし、匂わせることもしませんでした。思ったよりも早く正式発表となった印象がする。とてもいい話ではないかと!

 17日、都内でスターダムが新体制発表記者会見を行った。ポイントを確認したい。
・ 【会見全文】スターダムがブシロード傘下へ!大田区総合体育館大会や海外イベントでの試合が決定!ロッシー小川はエグゼクティブプロデューサーへ

・女子プロレス団体スターダムが手がける女子プロレス事業がブシロードグループである株式会社キックスロードに事業譲渡となった。ブシロードは新日本プロレスの親会社であり、株式会社キックスロードはキックボクシング団体『KNOCK OUT』を運営している。

・株式会社キックスロードは従来のキックボクシング興行と女子プロレス興行を軸に事業を展開していく。12月1日から会社名を『ブシロードファイト』と名称変更。

・大会日程に関して。
▼2019年
12月7日、8日 アメリカ・アナハイムコンペンションセンター『CharaExpo USA 2019(ブシロードグループ主体のイベント)』に出場
(このため、日程が重なっている新木場大会を岩谷麻優、中野たむが欠場)
▼2020年
4月29日 初の大田区総合体育館大会『東京シンデレラ2020』
8月8日、9日 後楽園ホール2連戦

・プロモーション展開
BS日テレにてレギュラー放送が開始
TOKYO MX TVにてレギュラー放送を開始

<株式会社ブシロードの木谷高明オーナー発言>
・動機を正直に言いますと、2年前くらいから悩んだというか、迷っておりました。あらゆるプロレス団体・格闘技団体を見てて、メジャーなところでは女子の試合が入っていないものは1つもないというふうに僕は認識しています。そんな中で、『何もやらないでいいのか』とずっと思っておりまして、少しずつリサーチを実は始めておりました。

・原田(キックスロード社長)が色んな方々と、女子プロレスの関係者とお話する中で、ロッシーさんが一番ピンとくるというか、フィットすると。またスターダムという団体には可能性がある。現状も素晴らしいけど、非常に可能性がある団体であると報告を受けまして、私も見に行かせていただきまして、やっぱり、これは行けるんじゃないかということで、協議に至るという形になっております。

・当面新日本プロレスと混ざることはないです。お祭り的な大会や海外で出たりすることはあるかも知れません。ただ、僕自身はある日突然『なんで女子の試合無いの?』と、急に世の中の空気が変わるリスクっていうのを実は思っていてですね、『いまどきそれは無いでしょ』と世の中の空気が変わるリスクもあるなと思ってて、現状は別路線、別立てで、女子プロレスをやるのがいいのかなと思った次第でございます。

・最初は女子プロレスっていうものに関わっていないと、こういう流れがきたら嫌だなってところから動機はもちろん始まっております。新日本プロレスを守るために、伸ばすために女子プロレスが必要になるんじゃないかなと思っていました。誤解がないようにしていきたいんですけど、見てる内にスターダムはスターダムでこれは立派なIP・キャラクターコンテンツなので、これはこれで大きく伸びる可能性あるんじゃないかなと思って、新日本プロレスを伸ばすっていうところから、スターダムをもっともっと伸ばすっていうところに発想が変わっていったというところはご理解いただきたいと思います。

・そんな中で今回の新体制発表に至ったと理解していただきたいと思っていますので、後ろ向き、防御的なことではなくて、あくまでも前向きに『これはこれでもっと伸びるんじゃないの?』って。その中でお互いちょっと混ざる部分があってもいいんじゃないかなというふうに思っているだけで、当面はお祭り的なとか海外じゃないかなと思っています。

<質疑応答より>
・小川社長はスターダム事業部門の最高責任者、エグゼクティブプロデューサーに就任する。経営面は原田社長らのブシロードファイトが担う。

・里歩は(AEW参戦中だがスターダムにも)「はい。一応参戦致します」(小川社長)。

・お客様の年齢が高いですね。そしてほぼ男性しかいない。まず、客層としてもったいないのは若い男性がいないというのが1つ、もう1つは女子がいない。僕らが中学生・高校生・大学生くらいのとき、女子プロレスが非常に流行ったときって、支えてたのは女子だったんですよね。なので、環境整備ってさっきは一言で言っちゃいましたけど、女子が見やすい会場・大会・イベントにしたいなと。

 ここのところカイリ・セイン(宝城カイリ)、紫雷イオというスターダム看板選手が米メジャー団体WWEに巣立っていった。スターダムに参戦中の里歩は米AEWでブレイク中でもある。日本の女子プロレスのコンテンツ価値があるのは、アスカ(華名)の成功も含めて明らかだったかと。なぜ新日本が乗り出さないのかとボクは思っていたし、今回のブシロード動きは当然であると同時に、数年スパンで考えればむしろ遅いくらいだと捉えている。

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 日本の女子プロレス団体の中でもスター候補性が揃っているスターダムである。WWEやAEWからも接触があったのではないかと。

 新日本プロレスにおいてスターダム提供試合が組まれるとしても、ボクは大歓迎。拒否感のあるファンもいるのかな? ボクはここ10年くらいの新日本の復興劇には「パフォーマンスに優れた選手は所属・出身団体問わずきっちり重用する」という(ブシロードと合体する前からの)姿勢があったと考えているのです。そこに女子が入ってきてもいい。

 その点、木谷オーナーはとてもバランスが取れた発言をしているとボクは受け止めました。「後ろ向き、防御的なことではなくて、あくまでも前向きに『これ(スターダム)はこれでもっと伸びるんじゃないの?』って。その中で(新日本と)お互いちょっと混ざる部分があってもいいんじゃないかなというふうに思っているだけで、当面はお祭り的なとか海外じゃないかなと思っています」ってところ。

 いくつかの危機感、課題感についてもまったくその通りかと思います。

 世界に誇る「日本の女子プロレス」に国内メジャー団体誕生あれ! WWEでスターダムにノシ上るための通過団体的な見え方もあったが、文字通りスターダムが得られる団体になってほしい。

 ジュリア移籍報道に関してもコメントが出ている。こちら参照を。
・ スターダムのジュリア移籍騒動に木谷オーナーが「昭和のやり方。時代は平成すら終わってるんですよ」と苦言

 女子プロレスに携わってきた山本雅俊氏の見解。
・ スターダムとブシロード – “Major Style – Indie Spirit”ヤマモブログextra.ver.

選手の待遇が劇的に良くなるわけではありません。

むしろ選手の評価やギャラ査定はこれまでよりもシビアになり、女子の「特に何も無ければ、引退するまでその団体に居られる」の了解事項は無くなるので、シリーズが変わると数人の選手が突然いないということも普通にあり得ます。

他の企業を買収するだけの力がある会社は、理由なく儲けてきた訳ではなく
自社の商品を大事に売りながら 経営それ自体を硬く、切り詰めながら行って利益を出しています。
その為には社員教育自体も厳しく行われて、領収書一枚にしても非常に細かくチェックされます。

いわゆる
「プロレスだから許される事、或いは通る事」は一般企業の概念とその都度照らし合わせながら
なんとか折り合いを付けたり、却下したりしていくので、この部分が当事者達にとっての当面の大きな課題になります。この作業には感情も伴うので、プロレス組にとってもブシロード組にとってもかなりシンドイ筈です。特に女子は。

また一流企業はコンプライアンスを重視して、スキャンダルを極端に嫌います。
フロントはもちろん、看板である選手達は日常生活にも気配りをする必要が出て来て、本人にその認識はなくとも 団体にとって不利益な事をしたと判断される事例が起きることがあるかも知れません。

今回のジュリア選手の件はタイミング的には本当にギリギリです。ブシロード側はけして寛容ではないと思います。

しかし、そうした諸々の事情を鑑みても
それらを大きく、しかも遥かに凌ぐ日本女子プロレス界にとっての大きなメリットは「スターであるべき才能に対して、それ相応の費用をかけて育てること」が出来る組織が遂に誕生した事で 
これを実現させた小川さんの功績は高く評価されるべきで、歴史的にもこれは大きな事件だと思います。

 評価が報酬につながるというのは厳しい世界にもなるということ。




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