QQ勢は全員勝利、安納はフォール負け なるか代々木ショックからの脱却
29日、スターダムが『STARDOM in KORAKUEN 2024 Jun.2』後楽園ホール大会を開催した。選手コメントは公式ツイート(動画含む)より。
上谷沙弥はハイスピ防衛。AZM&天咲光由はSLK新ユニット、レディ・C&妃南はGod’s Eyeで試運転
<第1試合/ハイスピード選手権試合>
[第26代王者]〇上谷沙弥(Queen’s Quest)
4分49秒、回転足折固め
[挑戦者]●フキゲンです★(大江戸隊)
※上谷が2度目の防衛に成功
22日の代々木第2体育館大会、クイーンズクエストvs.大江戸隊イリミネーションマッチ。上谷が最後に敗れたことでQQから4人脱退…代々木ショックから1週間だ。事実上の解散に陥った中で「ハイスピードのベルトがなくなってしまったら私に何が残るんだろう。今日を迎えるのが怖くて」との心境だったと上谷は試合後に吐露する。それでもベルトは守り抜き、「元QQメンバーにゴメンしか伝えることができなくて。もっと大事なことをリング上で伝えていきたい」と前を向いた。
<第3試合/10人タッグマッチ>
中野たむ&●安納サオリ&なつぽい&水森由菜&玖麗さやか(COSMIC ANGELS)
9分11秒、雷の如く→片エビ固め
〇壮麗亜美&鹿島沙希&八神蘭奈(God’s Eye)&妃南&レディ・C(-)
レディ・Cと妃南はGod’s Eyeと共闘となった。試合では連係がギクシャクしたものの壮麗が安納をフォール。チームとしては勝利となる。レディ・Cは「正直、まだどんな顔してリングに立てばいいのかもわからないままの試合だった。けど、だいぶ元気をもらった気がする。ありがとう」とツイート。
<第4試合/8人タッグマッチ>
〇スターライト・キッド&AZM&星来芽依&天咲光由(-)
12分59秒、モモ⭐︎ラッチ
刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ&●琉悪夏(大江戸隊)
脱退メンバーのうちのAZMと天咲はスターライト・キッドの新ユニット構想下で試運転。キッド「ちょっと組んでもらえたらいろいろ試してね。この期間で二人の気持ちを引っ張っていけたらと思います。大江戸隊に対しての気持ちは同じなので、一緒に反撃していきたいと私は思ってる」。AZM「大江戸隊をぶっ倒したい気持ちは同じだから。同世代? 組んでもいいのかなと思ったり思わなかったり」。天咲「QQが大好きなので諦めたくないし、でもAZMさんがそう言うならもう1回考え直してみます」。
QQ勢がバラバラになってからの初大会となった後楽園。試合順などの問題もあるだろうが、QQ勢がマイクを持つシーンはなし。誘う側、誘われた側の気持ちが大会内で伝わってこなかったのはもったいなかったかもしれない。
QQそれぞれの再出発は試合結果としては“全員勝利”となる。上谷は孤軍奮闘を続行するのか、他メンバーは正式加入に落ち着くのか。例えばTAJIRIとの特訓を経験したレディ・Cには、“さらなる技術”をGod’s Eyeで習得してほしい。それぞれのメンバーにとってバリューを上げるユニット移籍が待ち遠しい。
安納は壮麗にフォール負け。7・4後楽園で「岩田美香&愛海vs.安納サオリ&なつぽい」が決定
第3試合で敗れ、引き揚げようとする安納に岡田社長「反応が無くて皆心配しているので次の後楽園のカード交渉して準備しました。7月4日後楽園ホール、センダイガールズプロレスリング岩田美香&愛海組で、対するは安納サオリ&なつぽい組で戦って下さい!」。大会後にスターダムから7・4後楽園第1弾カードとして正式発表となっている。
安納もまた代々木ショックから1週間。岩田に敗れ、ワンダー・オブ・スターダムから陥落した。クールな王者が一転して苦悩へと突入。もちろんここから立ち上がってほしいが、そのプロセスからは“クールの向こう側”が見えてくるような気がする。安納とファンの新たなキャッチボールが始まった。
<決定カード>
■STARDOM NIGHTER in KORAKUEN
日時:7月4日(木)18:30
会場:東京・後楽園ホール
<タッグマッチ>
岩田美香&愛海(センダイガールズプロレスリング)
vs 安納サオリ&なつぽい(COSMIC ANGELS)
(大会結果)スターダム STARDOM in KORAKUEN 2024 Jun.2 6月29日(土)後楽園ホール
【#stardom 後楽園まとめ】小波「勝ちにこだわった」椅子攻撃まで…朱里とゴッデス強奪/レディ・C、妃南がGod’s Eyeと共闘/SLK新ユニットがAZMらとともに始動/安納サオリがフォール負け…岡田社長采配で岩田美香とタッグ対決決定
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■スターダム STARDOM in KORAKUEN 2024 Jun.2
日時:6月29日(土)11:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆946人(主催者発表)
<第1試合/ハイスピード選手権試合>
[第26代王者]〇上谷沙弥(Queen’s Quest)
4分49秒、回転足折固め
[挑戦者]●フキゲンです★(大江戸隊)
※上谷が2度目の防衛に成功
<第2試合/シングルマッチ>
〇さくらあや(COSMIC ANGELS)
6分24秒、ダイビングニーアタック→片エビ固め
●梨杏(-)
<第3試合/10人タッグマッチ>
中野たむ&●安納サオリ&なつぽい&水森由菜&玖麗さやか(COSMIC ANGELS)
9分11秒、雷の如く→片エビ固め
〇壮麗亜美&鹿島沙希&八神蘭奈(God’s Eye)&妃南&レディ・C(-)
<第4試合/8人タッグマッチ>
〇スターライト・キッド&AZM&星来芽依&天咲光由(-)
12分59秒、モモ⭐︎ラッチ
刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ&●琉悪夏(大江戸隊)
<第5試合/8人タッグマッチ>
舞華&ジーナ&月山和香&●HANAKO(E neXus V)
13分15秒、バックドロップホールド
岩谷麻優&〇羽南&飯田沙耶&向後桃(STARS)
<第6試合/フューチャー・オブ・スターダム選手権試合>
[第10代王者]△吏南(大江戸隊)
15分時間切れ引き分け
[挑戦者]△ななみ(ディアナ/God’s Eye)
※吏南が9度目の防衛に成功
<第7試合/ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合>
[第32代王者組]●葉月&コグマ(STARS)
16分19秒、胴締めスリーパーホールド→TKO
[挑戦者組]朱里&〇小波(God’s Eye)
※葉月&コグマが3度目の防衛に失敗。朱里&小波組が第33代ゴッデス・オブ・スターダム王者組となる