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新日本プロレス反骨の系譜 退団前の柴田勝頼に「1回やりたいことをやってみろ」と背中を押したスーパー・ストロング・マシン

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 「スーパー・ストロング・マシン引退セレモニー」6・19後楽園ホール大会まで1か月を切った。(当日は引退試合ではなく、引退セレモニーのみ)

 Number Webがマシンをテーマに記事更新。
・ 本当はキン肉マンになるはずだった、スーパー・ストロング・マシン引退。(Number Web) – Yahoo!ニュース

 カナダ遠征が決まりながら強引にメキシコに飛ばされ、アメリカ転戦が内定したところで帰国命令。キン肉マンへの変身を命じられたかと思えば、その企画が頓挫すると素顔での正規軍入りが命じられる。さんざん会社に振り回され続けたマシンは、“機械”としてではなく感情のある人間として、社命に背いてでも覆面レスラー・ストロングマシンを続ける決断をしたのである。

(中略)

 2000年代半ばからは、現場責任者や道場のコーチなどを歴任し、若手を指導。当時、新日本の方向性と自分が理想とするプロレスの乖離に悩んでいた柴田勝頼に対しては、親身になって何度も相談を受け、「そんなに悩むなら、1回おまえのやりたいことをやってみろ。よそに行っても、おまえがちゃんと成長すれば、絶対にまた新日本がおまえを必要とする」と、背中を押すようなアドバイスを送っている。

 団体の利益には反することだったかもしれないが、自らの進む道を模索し続けた経験を持つマシンだからこそ、柴田の気持ちが痛いほど理解できた上での助言だった。

 道場コーチ時代のマシンの教え方は、デビュー前の新弟子に対して、昭和新日本から受け継がれた基礎をみっちりと教えるというもの。その基礎が出来上がった上で、新しい現代のプロレスを覚えさせていったのが、近年の新日本プロレスだった。そして今年、負傷リハビリ中の柴田勝頼が、新日本ロサンゼルス道場のヘッドコーチに就任した。

 近年、プロレスは大きく様変わりしたが、新日道場魂や、ストロングスタイルの基礎は、これからも日本とアメリカ両方で受け継がれていくことだろう。それは2000年代以降も新日イズムを絶やすことなく、後進に伝え続けたスーパー・ストロング・マシンという存在がいたからこそなのだ。

 詳細はリンク先を。振り回されながらも、他人や会社には舵取りをまかせず。マシンに息づいた新日本プロレスの反骨精神。現役所属での最古参が去っていくことになるが、日米で引き継がれていってもらいたい。

 柴田勝頼へのメッセージのニュアンスは、こちらでも確認を。
・ オカダ、柴田を奮い立たせたエール!えっ?新日本の前に所属してた団体?40年の現役に幕!引退、スーパー・ストロング・マシン特集!ぼくらのプロレス

 既報通り、新たな新日本プロレス・ロス道場でヘッドコーチを務めた柴田勝頼。今現在は帰国中だが、その柴田、2005年に新日本を一時退団したのは知られるところだ。総合格闘技出陣を含めての、強さと理想のプロレスを求めての決意。中邑、棚橋の「新・闘魂三銃士」として売り出され、天龍、川田との一騎打ちも増えて来た時期での決断だっただけに、周囲からはもちろん慰留されたという。だが、そんな中、柴田自身がその胸のうちを明かし、自らの希望で相談したある先輩は、話を聞き終わると、こう助言したという。

 「出ていってもいいんじゃないか?」

 それは、本来なら新日本を守るべき、現役では同団体最古参となるベテラン選手(スーパー・ストロング・マシン)の言葉だった。

(中略)

 冒頭、「理想の戦いが出来ない」として去っていく柴田を、こう送り出したという。

 「出て行ってもいいんじゃないか?お前が良くなれば、新日本がお前を呼び戻す時が、必ず来る!」

 自ら出ていくことを考えている柴田に「絶対にまた新日本がおまえを必要とする」との言葉は不思議だが、大好きな新日本を去らざるを得ないほど追い込まれた柴田にはフィットしたアドバイスとなったのだろう。

 改めて2005年1月に新日本プロレスを退団した柴田の背景のおさらい。会社を支えている第三世代への配慮なき発言(契約更改の場で「第三世代は新闘魂三銃士の踏み台になってもらいます」)をした草間社長への怒り。直前のK-1ルールでの試合で得た刺激。何か大事なものを失い始めたように見えた新日本。自分が思う新日本らしい選手がみんな新日本を去っているという現実。複合的なものではあった。

 新日本に息づく反骨の系譜。「愛憎相半ばする」とはよく言ったものだ。

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 6・19後楽園。反骨精神をマスクに込めた奇跡の興行を期待したいところだが、はたして!? 

 

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