舞ひめぽいとコズエンの王座戦はフルタイム 最多防衛タイ記録V7で並ぶ
23日、スターダムが『天咲光由 凱旋シリーズ1』神戸サンボーホール大会を開催した。コメント言い回しは公式サイトに合わせています。
大会結果 スターダム 天咲光由 凱旋シリーズ1 4月23日(土)神戸サンボーホール
■ スターダム 天咲光由 凱旋シリーズ1
日時:4月23日(土)13:00
会場:兵庫・神戸サンボーホール 観衆429人(札止め/コロナ対策限定人数/主催者発表)
<第1試合/3WAYバトル>
●月山和香
7分9秒 レディ式俺が田上→片エビ固め
〇レディ・C
※もう1人は天咲光由
京都出身の新人・天咲が“近畿圏”凱旋。ファンのハートを撃ち抜く躍動をみせた。
<第2試合>
●琉悪夏
7分4秒 ジャーマンスープレックスホールド→片エビ固め
〇林下詩美
<第3試合>
上谷沙弥
〇AZM
10分10秒 クロスアーム式スープレックスホールド
●向後桃
コグマ
<第4試合>
渡辺桃
スターライト・キッド
〇鹿島沙希
11分45秒 起死回生
桜井まい
●テクラ
ジュリア
<第5試合>
葉月
●飯田沙耶
岩谷麻優
14分37秒 朱雀
壮麗亜美
MIRAI
〇朱里
<第6試合/アーティスト・オブ・スターダム選手権試合>
[挑戦者]
ウナギ・サヤカ
白川未奈
△中野たむ
30分00秒 時間切れ引き分け
△なつぽい
ひめか
舞華
[第26代王者]
※舞華&ひめか&なつぽいが7度目の防衛に成功
アーティスト戦での舞ひめぽいvs.コズエン、これで舞ひめぽいの通算1勝2分けに
コズエンにとっては“アーティスト戦通算1敗1分け”状態で臨んだ神戸大会。
アーティストV5という当時最多記録を達成した相手が舞ひめぽい。嬉しさと悔しさが交錯したフルタイム名古屋決戦はコズエンが「生きている」証だった。V8戦では敗れ、王座を明け渡す。1敗1分の借りを返せるか、本日4・23神戸アーティスト通算3度目決戦!!#コズエン #舞ひめぽい #stardom #スターダム pic.twitter.com/k4ncixPJIe
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 22, 2022
舞ひめぽいにとっては、勝てばコズエンの持つ最多防衛記録V7に並ぶ一戦だ。
タッグ戦に臨む際の敬礼・テイクオ~フ・シュ~(コズエンによるポーズ解説)を決めるコズエン。
闘いはリング内にとどまらない王座戦。白川とウナギがエプロンで発射土台準備も、中野がダメージでコーナーから立ち上がれず。連係技・宇宙旅行で中野が飛べないと見るや、白川が代理飛行。
たむがボロボロなら
ウナギが蹴散らし
私が飛べばいい。
今日ダメだったなら
この悔しさを
大きなパワーに変えればいい。
いつだって私達は、
そうやってやってきた。なんとか刻んだ最多防衛記録は
コズエンだけのものじゃなくなったけど…また新しい歴史を必ず私達は作るから#STARDOM pic.twitter.com/2f9Y3rDTd1
— 白川未奈 Mina Shirakawa (@MinaShirakawa) April 23, 2022
宇宙旅行初めてできなかったけど
飛べーって言ったら
ちゃんと飛んでくるみなちゃん確かに並んだかもしれんけど
これは
もっと飛び越えるための
序章に過ぎないな🦖🔥 https://t.co/sumLHZGdxk— ウナギ・サヤカ🐯🦊🦖unagi sayaka (@unapi0902) April 23, 2022
試合は30分フルタイム。キッド、渡辺桃、鹿島が次期挑戦者に名乗り。
2022年のコズエンは無冠状態・・・中野「いつまでも昔の記録にも記憶にも思いをはせてられない」
舞ひめぽいのコメント
なつぽい「7度目の防衛成功しました。コズエンとは何回も何回もやって、ドロー多いね。確か前回コズエンが新記録更新したときウチらドローで、今回その記録タイがまたコズエンとのドロー。なんかすごい、おもしろいね」
ひめか「次の対戦相手、挑戦相手、ヤングOEDじゃなくて大江戸隊の、なんだか自分たちでアタマがいいとか言ってたけど、まあそんなんで舞ひめぽいは倒せないと思うから、3人の絆? まあ大江戸隊にも絆はあると思うけど、それをはるかに上回ってる絆を見せつけたいと思います」
なつぽい「よし、新記録更新するぞ!」
コズエンのコメント
中野「ゴメン。ホントに決めきれなかったし、舞ひめぽいの記録更新止めるのはウチらしかいないと思ってたんですけど、いやあ、いやあ悔しい」
白川「ガックシってかんじだねえ。なんかベルト守るのメチャクチャ辛かったじゃん、毎回。でもそれ以上に今日取るの大変だった。取れなかったね。取れなかったけど、なんかなんとも言えないね」
ウナギ「まあでも、まったく同じ状況。タイを舞ひめ相手に30分ドロー。ウチらとまったく同じ状況。これを超えるなにかをコズエンでまた新しく作りましょう」
中野「もちろん。いつまでもね昔の記録にも記憶にも思いをはせてられないので」
白川「そうだ、そうだ」
ウナギ「記録に縛られてっか。過去になんか縛られないで」
白川「大切にして、しまう」
ウナギ「大切だけどね」
白川「大切にして、未来へいくぞ!」
カクトウログ現地カメラマンによると、メインイベントの熱気が凄かったとのこと。“席空け”措置は取られていたとのことだが、神戸での札止めはスターダムの勢いそのもの。
舞華(白ベルト次期挑戦)もひめか(赤ベルト次期挑戦)もなつぽい(シンデレラトーナメント4強進出)も勢いがハンパない舞ひめぽい。さすがの強さでコズエンに勝ちを譲ることがなかった。DDMのお家騒動など全く感じさせない、納得の防衛だ。
昨年12月に中野が白ベルトを落として以降、コズエンは無冠。パッセンジャーにとってはさびしい状態ではあるが、神戸大会での熱狂を舞ひめぽいとともに生んでみせた。戦績とは逆に、コズエンの引き出しは増えている感もある。
3月の両国国技館2連戦ではコズエンが大会ベストバウトを独占。
【🎉ご参加ありがとうございました🎉】
初日はKAIRI凱旋、2日目は上谷vs.中野 両国ベストバウト投票結果#stardom #岩谷麻優 #KAIRI #中野たむ #ウナギ・サヤカ #上谷沙弥 #大会ベストバウト #大会評価
ピックアップ公開!! これが上位試合投票ファンの本音コメントだ pic.twitter.com/pERXyEQceQ
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 1, 2022
シンデレラトーナメント2回戦以降ではウナギがひめかとの“2トップ”人気で盛り上げてみせた。
👗トーナメント盛り上げ企画👗
開幕戦突破シンデレラ応援選手投票 ひめかとウナギが2トップ#stardom #シンデレラトーナメント2022
🗳️226人参加に感謝。結果は・・・
1位 #ひめか 61票
2位 #ウナギ・サヤカ 60票
3位 #岩谷麻優 51票
3位 #AZM 51票
5位 #なつぽい 48票 pic.twitter.com/iwYGhgAHi6— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 6, 2022
20日には“4・29大田区&5・13ニューブラッド”2大会分の会見を盛り上げてみせたコズエン。
【🚀宇宙一こっそりレポート🚀】
4・29大田区&5・13ニューブラッドいざ出撃 コズエンが秘密の作戦会議#コズエン #コズエン通信 #stardom #スターダム #白川未奈 #ウナギ・サヤカ #月山和香
自らコズミック・ババーズ宣言!? コズエン試合前の謎儀式も明らかに!? pic.twitter.com/JLGvQIVNR3
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 20, 2022
2021年の週刊プロレス誌プロレスグランプリでのベストユニット第1位に選ばれただけに、その技量で他選手の魅力をも引き出していく。それがコズエンによる「全力」であり、無冠期間は助走に過ぎない。どのように“最多防衛”以上の未来のコズエンをつかんでいくか、追いかけていきたい。