スターダム7・23後楽園 “退団選手”出場除く4月以降後楽園で初1000人超
スターダムから5選手が退団して間もなく4か月が経過する。7・23後楽園ホール大会は、“退団選手”出場大会を除いた4月以降後楽園大会で初の1000人超となった。聖地のスターダムファンの動向を検証する。
(動員推移)4月以降のスターダム・マリーゴールド後楽園大会
<4月以降のスターダム・マリーゴールド後楽園大会>
『STARDOM in KORAKUEN 2024 Apr.』
4月12日(金)東京・後楽園ホール(観衆1390人=満員)
『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2024 in KORAKUEN』
5月12日(日)東京・後楽園ホール(観衆930人)
マリーゴールド旗揚げ戦 Marigold Fields Forever
日時:5月20日(月)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆1539人(札止め/主催者発表)
『STARDOM in KORAKUEN 2024 Jun.』
6月2日(日)東京・後楽園ホール(観衆771人)
マリーゴールド Marigold Grand Opening Wars 2024
日時:6月11日(火)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観客985人(主催者発表)
『STARDOM in KORAKUEN 2024 Jun.2』
6月29日(土)東京・後楽園ホール(観衆946人)
『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN』
7月4日(木)東京・後楽園ホール(観衆796人)
『STARDOM in KORAKUEN 2024 Jul.』
7月7日(日)東京・後楽園ホール(観衆923人)
『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Jul.2』
7月23日(火)東京・後楽園ホール(観衆1,017人)
マリーゴールド含む2派へと分裂。続いていく女子プロレス業界の主導権争い
4月以降のスターダム・マリーゴールド後楽園大会の動員推移(7月23日まで)を確認すると、1000人を超えたのは、
スターダム4・12後楽園(ジュリア・林下出場)
マリーゴールド5・20後楽園(団体旗揚げ戦)
スターダム7・23後楽園
の3回だけとなる。
上谷の笑顔は宇宙二🪐♡
上谷が笑っていられるためなら、たむはいつだって力を貸すからねっ。 pic.twitter.com/32eFkYHGjJ
— 中野たむ Tam Nakano (@tmtmtmx) July 24, 2024
スターダム4・12後楽園(ジュリア・林下出場)大会でのショット
女子プロレスが過熱しているとはいえ、その動員規模が2団体に渡り実現することはさすがにない。マリーゴールド含む2派へと分裂したリアルを、数字から感じずにはいられない。
「2派になったことを消化できない」ファンもいるだろうし、「こういう状況だからこそ応援しなきゃ」と考えるファンもいるに違いない。
さりとてスターダム・マリーゴールド両団体ともが「1000人割れでもしょうがない」と思うわけでもないだろう。女子プロレス業界の主導権争いの序章が始まった。
「アリーナ席を除く全座席5000円以下」という平日後楽園ならではの趣向も奏功!?
スターダム7・23後楽園は、“退団選手”出場大会を除いた4月以降後楽園大会で初の1000人超となった。タイトルマッチが開催されたほか、ユニット横断型の前哨戦も配置され、ユニット再編の行方も注目された大会となった。
「アリーナ席を除く全座席5000円以下」という平日後楽園ならではの趣向(STARDOM NIGHTER)も奏功したのだろう。スターダムならお渡し会、マリーゴールドなら2ショット撮影などファンとの交流もいろいろ繰り広げられるようになりつつある。
\明日は7.4(木)後楽園ホール大会‼/
🉐アリーナ席を除く全座席5000円以下の超お得大会🎫
📅7月4日(木)
🛎18:30試合開始
🏢後楽園ホール🎟️ローチケhttps://t.co/2WPoBNoSGU
🎟️チケットぴあhttps://t.co/Ob6pP5PJ2l#STARDOM pic.twitter.com/3n9LBxWOYB
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) July 3, 2024
大会満足度や観客数を高めるための試行錯誤は両団体とも続きそうだ。