ジェイ・ホワイトが旗揚げ記念日ポスターに登場 去就問題ザワザワ継続
イッテンゴで飯伏幸太に敗れたジェイ・ホワイト。2冠奪取を逃したことでバックステージで錯乱状態になり、「もうやめる! やめてやるよ!」とのコメントを残したことが波紋を呼んでいる。
ジェイ「“NEW ERA”なんて全然来てなかったんだ……やめてやるよ!」
去就問題の導火線となったコメントはこちら。
“衝撃発言”連発!試合後のジェイは錯乱状態に…!?
「もうやめる! やめてやるよ!もうこんなものに価値はない!」
「もう無理だ…。もうやりたくない……。明日だってどうなるかわからない」
「8年間頑張ってきたが、もう無理だ……」
※全文はコチラ!
⇒https://t.co/vl59Nau3wO#wk15day2 pic.twitter.com/mBJujJntNN— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 5, 2021
【1月5日バックステージ】
ジェイ「オマエらは『スイッチブレード・ジェイ・ホワイト』の話を聞きたいんだろうが、申し訳ない、今話しているのは(※本名の)ジェイミーだ……全てを犠牲にし、ニュージーランドを出て、もう3年半、両親にも会ってない。
(※以下、泣き声で頭を抱えたり、突然大声になって叫ぶなど、不安定な状態に)それだけの時間をかけて、俺は自分自身をプロレスに捧げてきたんだ! 自分を信じて、自分に何ができるか、心の中、頭の中で分かっていることを体現したつもりだった! でもそんな信念なんて、儚く崩れやがった! 今こそ自分の時間、自分の運命を生きる時だと思っていた。もうすぐで神になれたはずだったのに! 全部間違ってたんだ! そんな姿を見て、オマエら、楽しいだろう? 俺は間違ってたんだ!
(※声を上げて泣く)去年もそうだった。そして今年も、俺に対する答えはノー。“NEW ERA”、新時代なんて全然来てなかったんだ……
(※泣きながら笑う)。どうだオマエら、それを聞いて満足か? 俺は日本に来て、俺の大事な時間を無駄にしてしまったんだ! パンデミックもあったしな! 全部犠牲にした!
(※何度も机を叩きながら)犠牲、犠牲、犠牲! ついに『WRESTLE KINGDOM』のメインに出ても、結果は残せなかった! それどころか今はどん底だ! 自分が捧げてきたもの、犠牲にしたものは何だったんだ? 俺はそんなに価値のない男だったのか? なぜ俺はここにいるんだ?
もうやめる! やめてやるよ! もうこんなものに価値はない! クソッ! クソッ!(※と、目の前の机を2つとも蹴り飛ばすと、イスごと床に崩れ落ち、足を投げ出して床に座り込む)もう無理だ……。もうやりたくない……。明日だってどうなるか分からない。契約上は出場することになっているが、どうなるかなんて分からない。どうせオマエらは俺の惨めな姿を見るのが好きだから、明日も楽しみだろう? だがもうやりたくない……。8年間頑張ってきたが、もう無理だ……。負けて惨めな姿を明日も晒すかもしれないが、それ以降のことはもう何も言えない……。(※床に座り込んだまま)おい、助けてくれ! おい!(※スタッフが駆け寄り、肩を貸して控室へ連れて行く)」
※1月6日はノーコメント
いつも自信満々のジェイが一転。ジェイじゃなくジェイミーとして「“NEW ERA”なんて全然来てなかったんだ……やめてやるよ!」と吐露する異常事態が発生した。
当サイトTweetに大反響 3月大会のポスターにジェイがいるので安心!?
そんな中で、10日の当サイトアカウントからのツイートに国内外から反響があった。
後楽園ホールのエントランス横告知スペースが3月の旗揚げ記念日バージョンに。#旗揚げ記念日 #njpw #新日本プロレス pic.twitter.com/RB0FoMyYBa
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) January 10, 2021
300超のイイね。引用ツイートも多かったが、大半が「ジェイがいるので残留だよね、安心」という受け止め方だった。こんなに多くのファンがジェイの今後に関心を持っているんだと実感。ただ、ポスターは2か月前に作成しているのが通例であり、実際との差異がある場合もある。ポスターうんぬんで語れるものではない。
関係者筋はジェイ残留との見方!? さすがに複数年契約を結んでいるのでは
そもそも『やめる』という人間はやめないことが多いものだ。以前にも触れたが、ボク自身は「さすがに新日本は複数年契約を結んでいるでしょう。この時点で離脱はない」という考え方。
2016年にWWEに移籍した中邑真輔の件があってから、新日本は主力選手を複数年契約にしたとされる。伝え聞いた話ではウィル・オスプレイが8年契約らしく、今回の騒動に付随して海外では「2018年にAEWが旗揚げに際してジェイ獲得に動いたが、ジェイは新日本と7年契約を結んだばかりだと断った」との情報も出た。
この前提があり、特に大きな騒ぎにもなっていないことから、ボクの知る限り関係者筋はジェイ残留という見方。すでに「ジェイの発言が今後のストーリーにどうつながっていくんだろう」という興味に移っている。
一方で、昨年の大晦日に公開されたインタビューがどういう意味なのかは気になる。
【WEBで無料公開!】
「1月4日は、イブシとナイトーが全力で“潰し合って”くれるよう応援しようじゃないか?」
東京ドーム決戦目前!
ジェイ・ホワイト選手に直撃インタビュー!!コチラから!
⇒https://t.co/YCt9g3tjSj#njwk15 #njpw pic.twitter.com/gXKHK2WKKB— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 31, 2020
ジェイ とにかくいま言えることは、「俺は1.5東京ドーム大会で確実に勝利する」ということだけだ。そして……その後はどうするかって? 俺は、日本に長く留まりすぎた。そろそろ休息が必要だ。だから、俺は二冠王座を持って、ひとまずホームに帰ることにしよう。誰が何を言おうが関係ない、一切無視してやる。俺は必ず二つの王座を奪って、そしてホームに帰るんだ。
故郷のニュージーランドに一定期間帰るようにも読めるし、何か謎かけをしていると思えなくもない。はたして!?
先読みさせない新日本流の話題 1年前はKENTA乱入 今年はジェイ去就
1年前のドームでは“内藤の2冠奪取と大合唱はニコイチ”と思わせておいてのKENTA乱入で、けっこう「そんな展開やっちゃうの!?」とザワザワさせた。新日本がどこまで計算しているかはわからないが、この契約更改期を利用しての話題展開には唸らされる。
通例なら1月7日にアフタードーム第1弾カードが発表されてもおかしくないところなのに、7・8日はノーアナウンス。それがファンの心配に拍車をかけている。12日には何がしかのカード発表があると思われるが・・・。