10周年イヤーの奇跡 スターダム試合がベストバウト部門に初エントリー
東スポプロレス大賞の選考トピックスを中心に、スターダム10周年イヤー2021年の奇跡を振り返る。
スターダムだけではなく、ベストバウトで女子の試合がノミネートされたのは「おそらく今年が初めて」
カクトウログ管理人もネットで履歴を確認し、過去7年間を振り返って「見当たらない」と思っていたところ。選考委員を務めた小佐野景浩氏によると、スターダムだけではなく、ベストバウトで女子の試合がノミネートされたのは「おそらく今年が初めて」だという。
女子プロレス大賞以外の各賞は、男女問わず全てが対象となる。
以下に一次選考で得票があった事は、特筆される。
【ベストバウト】
・ジュリアvs中野たむ(ワンダー戦/3.3日本武道館)
・林下詩美vs朱里(ワールド戦/6.12大田区)
【最優秀タッグ】
・ジュリア&朱里
【新人賞】
・上谷沙弥 pic.twitter.com/TBty8AhGyl— 竹石辰也✪TatsuyaTAKEISHI (@take_stardom) December 14, 2021
ベストバウトは3.3たむvsジュリアに2票、ベストタッグはアリカバに1票。
男子と対等に観てくれる人も少しずつ出て来た。けど、まだまだ。必ず覆してみせる。2021年は3分の1を棒に振ってしまって、賞を争うような所には行けなかったからやっぱ悔しいよ。
詩美、おめでとさん。#stardom #プロレス大賞— ジュリア=Giulia (@giulia0221g) December 14, 2021
東京スポーツ選定プロレス大賞2021■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」 https://t.co/pggIcvwgCV
ベストバウトで女子の試合がノミネートされたのはおそらく今年が初めてなんだよ。昔のプロレス大賞って各部門から外国人や女子は外してたから。時代とともにプロレス大賞のあり方も変わってきてる
— ジャン斉藤 (@majan_saitou) December 17, 2021
●年間最高試合賞(ベストバウト)選考
・1回目
潮崎豪VS武藤敬司(ノア2月12日、日本武道館) 7票
鷹木信悟VS棚橋弘至(新日本7月25日、東京ドーム) 7票
ジュリアVS中野たむ(スターダム3月3日、日本武道館) 2票
林下詩美VS朱里(スターダム6月12日、大田区総合体育館) 2票
中嶋勝彦VS拳王(ノア11月28日、代々木競技場第二体育館) 1票・2回目
潮崎豪VS武藤敬司(ノア2月12日、日本武道館) 11票
鷹木信悟VS棚橋弘至(新日本7月25日、東京ドーム) 8票
※決選投票の結果、潮崎豪VS武藤敬司が過半数を獲得し受賞(2021年度「プロレス大賞」選考過程を大公開! 蝶野正洋、小橋建太ら19人が厳正審査 | 東スポのプロレスに関するニュースを掲載)
つまりは、マスコミ19人中4人にとっては“新日・ノアよりもスターダム”だったということ。しかも特定試合ではなく、赤白ベルト戦2試合に2人ずつ入れている。スターダム躍進がファン・関係者の中で言われ続けているが、受賞レースにおいても大きな爪痕を残した。
毎年のように「特定団体を優遇してバランスを取っているのでは」「選考委員はどれだけプロレスを見ているのか」ともファンから指摘される東スポプロレス大賞。スターダムが試合クオリティを上げてきているとはいえ、これだけ顕著に選考へと反映されたのは意外でもあり、「ファン以上にプロレス界をきっちり見ていますよ」という無言のメッセージにも思えた。
もちろんスターダムからすれば、途上における話。次はベストバウト獲得という思い満々だろう。
2020年からの新日本プロレスへの提供試合は2022年のイッテンゴで5大会目。ダークマッチではなく、ついに本戦へと進出する。
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📢#イッテンゴ 『WRESTLE KINGDOM 16』東京ドーム大会🏟️
\STARDOM提供試合は今年はダークマッチではなく、“本戦”第2試合で暴れまくります‼️💥#岩谷麻優&#スターライト・キッド
🆚#中野たむ&#上谷沙弥戦 に絶対注目❣️#njwk16 #STARDOM⏬詳しくはこちらhttps://t.co/qFNylvSXeK
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) December 17, 2021
2年前の岩谷麻優「今年からは是非ベストバウトとかタッグとか女子からも選んでいただけたら」発言
紫雷イオとのタッグで最優秀タッグにノミネートされた経験と、2019年に女子プロレス大賞受賞がある岩谷麻優がこのようなコメントを残している。
岩谷「人が多すぎて何言うか飛んじゃった。皆さんこんばんは。すいません、自分はこんばんはっていうのが決まり挨拶みたいな感じなんですけど、スターダムのアイコン、一期生の岩谷麻優です。今回、このような素晴らしい賞を受賞出来て本当に嬉しく思います。スターダム一期生でデビューしたんですけど、本当にダメダメで自分なんか本当に何て言うんだろう…ボロ雑巾のようになって何回もプロレス辞めたいって思って逃げ出したりとか先輩からはアイツ早く辞めさせろとか言われるくらい本当に落ちこぼれなレスラーでした。でもここまで成長できたのは本当にスターダムの小川さんのおかげです。本当に小川さん、ありがとうございます。自分を見捨てないでくれてありがとうございます。本当に来年?今年か…今年はこの賞に負けないくらい活躍をしていきたいと思います。そして酒井社長。是非、スターダム見に来てください。自分はイオさんとサンダーロックというコンビで最優秀タッグにノミネートされたことがあるので来年からは…今年からは是非ベストバウトとかタッグとか女子からも選んでいただけたらなと思います。それくらい本当に頑張って女子プロレス界を盛り上げていきたいと思います。ありがとうございました」
(女子プロレス大賞・岩谷麻優/「2019年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)に出席 – スターダム✪STARDOM)
2020年11月15日、林下詩美に敗れて赤いベルトを継承した岩谷。
2021年10月9日、中野たむと引き分けて白ベルトスピリッツを分かち合った岩谷。
いったん林下と岩谷にベルトを預ける格好となったが、10周年イヤーにおける説得力において岩谷が果たした役割は大きい。
プレミア公開《ワンダー王座戦&敗者髪切りマッチ》ジュリアvs.中野たむ
【プレミア公開】《ワンダー王座戦&敗者髪切りマッチ》ジュリアvs中野たむ TV番組『We are STARDOM!!』#65【STARDOM】
▼大会レポート
【宇宙一🚀詳しい武道館レポート】
中野たむを信じて明日に輝け 白ベルト奪取で武道館メインに名を刻む#stardom #スターダム10周年 #ジュリア #コズエン
写真60枚📸で振り返る#中野たむ 祝🎊メイン戴冠 #白川未奈 祝🎊復帰 #ウナギ・サヤカ 祝🎊ランブル優勝 pic.twitter.com/0CPqG90IuC
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) March 6, 2021
プレミア公開《ワールド王座戦》林下詩美vs.朱里
【プレミア公開】6・12 林下詩美vs朱里 ワールド・オブ・スターダム選手権試合 TV番組『We are STARDOM!!』#82【STARDOM】
▼大会レポート
【🌹ファンを夢中にさせたメイン🌹】
朱に交われば赤くなる 林下vs.朱里が見せたワールド王座の頂/投票結果#stardom #スターダム #林下詩美 #朱里
実に43分19秒。6・12大田区大会ベストバウトは「赤いベルトを取るために入団した」朱里と赤ベルト王者・林下の闘い pic.twitter.com/XpFx12CbxJ
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) June 15, 2021