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アントニオ猪木

長州力が英子夫人とファンに感謝の言葉、現役生活に別れ/同じ日に“長州力の名付け親”アントニオ猪木が議員生活に別れ

アントニオ猪木, 長州力

 6月26日というと、プロレスファンにとってはアントニオ猪木vs.モハメド・アリが行われた日。だけれども、これからは2019年の出来事が記念日のように刻まれるのかもしれない。

 26日、長州力が英子夫人とファンに感謝の言葉、現役生活に別れ。
・ 長州力引退「家族のもとに」リング上で愛妻にキス(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

「革命戦士」こと長州力(67)が、45年のプロレスラー人生の幕を閉じた。

おなじみの「パワーホール」での入場に、白のリングシューズに黒のトランクス。長州はいつもと変わらぬ姿で淡々とプロレス人生を締めくくった。

後楽園ホールで行われた最終試合のチケットは、即日完売。試合は全国27カ所の映画館などでライブ中継された。67歳になっても衰えないぎらぎらしたオーラで、最後まで多くのファンを熱狂させた。

最後の試合となる6人タッグマッチで越中詩郎(60)、石井智宏(43)と組み、藤波辰爾(65)、武藤敬司(56)、真壁刀義(46)組と対戦。藤波相手にサソリ固めを決め、越中との連係で武藤を攻め立てた。さらに真壁にラリアットを見舞いダウンさせると、すかさずサソリ固めで攻めた。

しかし形勢は逆転。攻められる時間が長くなり、トップロープから真壁に繰り返しニードロップを浴びると、最後は抑え込まれてカウントスリー。会場が静まり返る中、あえなくフォール負けした。

晴れやかな表情でリングに立った。あらためて「チョーシュー、リーキー」と紹介とされると、会場からは「長州コール」が巻き起こった。マイクを手にした長州は「45年間、本当に長い間応援され、ここまでくることができました。私にとってプロレスとは、勝っても負けても、私はイーブンでした」とあいさつ。

そして妻の英子をリングに呼び寄せ、リングの上で抱擁。熱いキスを交わした。「もう引退して家族のもとに帰ります」と話した。

さらに会場に向けて「ハセ!」と呼びかけ、かつてともに戦った元プロレスラーで後輩の国会議員、馳浩氏をリングに呼び込んだ。がっちり握手し、馳氏から「長い間本当にありがとうございました」とねぎらいの言葉を受けた。

マイクを再び握った長州は「この会場の雰囲気をつくっているのはファンのみなさんです。引き続き、選手に向けて熱い声援をよろしくお願いします」と話し、マイクを置いた。笑みを浮かべ、満足げな表情で会場を見渡した。

1998年1月4日の東京ドーム大会で、1度は引退した。しかし2000年7月に大仁田厚との有刺鉄線電流爆破デスマッチで復帰。この日、最後の対角線には、21年前の引退試合にはいなかった生涯のライバル藤波がいた。

約37年前。藤波との戦いがプロレスラー長州力の名を高めた。1982年10月8日、新日本プロレスの後楽園大会。若きエース藤波に長州が突然かみついた。タッグマッチで味方だったにもかかわらず、長州はタッチを拒否。試合後、マイクを取って、怒りをぶちまけた。その暴言をきっかけに大乱闘を繰り広げた。後に「かませ犬」発言として世に広まったものだ。

当時、WWWF(現WWE)ジュニアヘビー級王座を獲得し帰国した藤波は28歳の若さながら、猪木に次ぐエースとして期待されていた。一方、2歳上の長州はアマレスで五輪に出場し、鳴り物入りで入団したにもかかわらず人気はいまひとつだった。そんな状況に反乱を起こした長州がファンを熱くさせた。2人の対決は「名勝負数え歌」として、熱狂を巻き起こした。長州-藤波はそれまでの定番だった「日本人対外国人」ではなく、日本人同士の対戦に価値をプロレス界に革命を起こした。

この日は、平成維新軍やWJプロレス時代をともにした越中、最後の弟子石井とタッグ。藤波側にはかつての付き人である真壁と、後輩武藤。18年に膝の人工関節手術を受けた武藤は、この日を復帰戦に選んだ。長州を中心に団体を超越した夢のカードが実現した。昭和、平成と話題をふりまき続けた長州は、最後までプロレス界を盛り上げた。

 余計な演出を嫌がる本人の意図を受けて、テンカウントもセレモニーもなし。一方でマイクを握るかどうかが注目されたが、しっかりと挨拶を行った。

 序盤の藤波へのドラゴン・スクリューといい、途中にコーナートップに上がってのハイジャック・パイルドライバーといい、真壁刀義に実に4連発となるキングコングニードロップを打たせたことといい、長州はファイナルらしい渾身の闘いとなる。ボクも会場で見届けましたが、最後ニードロップを食らっても跳ね返す姿には胸が熱くなりました!

 具体的な話こそ進んでいないが、長州のこれからについては選手育成に関わるプランが浮上している。
・ 長州力、引退後に「長州道場」設立計画…プロデュース興行も継続へ「プロレス業界のためになる」…関係者が構想を明かす(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

 改めて長州名付けのエピソードも出ていてる。
・ 新間寿氏が明かす プロレスラー「長州力」誕生の瞬間とあの「かませ犬事件」(東スポWeb) – Yahoo!ニュース

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リングネームを考えたのも猪木氏だ。新間氏も「ストロング吉田」「ナイト吉田」を提案したが、猪木氏は「山口県出身だから長州がいい。力持ちだし、力道山先生の『力』を取って長州力だ」と即決した。

 26日、同じ日に“長州力の名付け親”アントニオ猪木が議員生活に別れ。
・ 猪木氏が議員生活に別れ「体調壊して元気売れない」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

7月の参院選不出馬を表明したアントニオ猪木参院議員(76=無所属)は26日、国会議員として最後となる参院本会議に出席、議員生活に別れを告げた。本会議後、報道陣に「最後の、元気ですかー!」を披露したが「体調を壊したもんですから。最後の方は大変だった。元気が売り物だったが、元気を売れなくなっちゃった」と語った。89年にスポーツ平和党から参院議員初当選。プロレス出身で初の国会議員になり、1期務めた。

13年には日本維新の会から出馬して2度目の当選を果たし、18年ぶりに国政復帰。「長いようで短いようで」と振り返った。議員は引退するが、独自の人脈を生かして北朝鮮問題に引き続き取り組む。安倍政権の北朝鮮に対する姿勢の転換に異論を唱えつつ「自分なりの外交をやっていきたい」と述べた。

 ふたつの“別れ”には、止められない時計の針を感じてしまう。さりとて、猪木にも長州にも担えることはあるわけで、また違ったカタチでボクらの目の前に顔を出してほしいと思う。

 

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