柴田勝頼が12・28猪木祭り参戦　猪木永眠イヤーで中邑真輔に続いて動く

　14日、『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国』12・28両国国技館大会の追加カード記者会見が行われ、新日本プロレスの柴田勝頼の参戦が決定した。

（ほぼ全コメント）自分なりのやり方で猪木さんを弔わせていただきたいと思います

アントニオ猪木「最後の闘魂」チャンネル　INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 新日本プロレス提供試合・発表記者会見 – YouTube

 

■ INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国
令和猪木軍vs.世界格闘技軍 9対9マッチ
日時：12月28日（水）15:00
会場：東京・両国国技館

＜新日本プロレス提供試合/UWFルール 無差別級 30分1本勝負＞
柴田勝頼（プロレス/日本）
トム・ローラー（プロレス/USA）
※頭部への攻撃は禁止

新日本プロレスの柴田です。猪木さんに呼ばれてここに来ました。自分なりのやり方で猪木さんを弔わせていただきたいと思います、以上。

（小川直也総監督「プロレスラーがいない」発言について）あぁ、俺がここに来たから、それはもう大丈夫。自分にしかできないやり方で弔いをさせていただきたい。邪魔はさせたくない。闘魂の灯を消したくない、それが一番です。

（頭部への打撃なしルール）自分としては何でもいいんですよ。実際に先月、アメリカで試合してきたばっかりで。でも、うまく話が進まなかったところもあった。辞めてでも出ようというのもあった。クリアになって大会にこぎつけた。新日本プロレスのご理解あってのこと。

お葬式の時に思った。猪木さんがいなかったら新日本はできてないし、新日本がなかったら自分は生まれてない。この大会に出ない理由がないくらいに思ってます。

（猪木さんにかけられた言葉は）ビンタされた方が多いかも。ブラジル行かせていただいたり、呼ばれたり、いろんなタイミングで関わらせていただいて柴田勝頼というプロレスラーが存在しているんで、新日本のみならずプロレスラーとしてしっかりやりたい。

（猪木さんはどんな存在か）ずっとそれを考えてますね。亡くなられてからずーっと毎日。考えて考えてここにいる･･･っていうカタチですね。

（猪木さんを弔う闘いでどんな闘いを見せたいか）自分にしかできない新日本プロレスですね。

（「プロレスラーは出ないのか」発言の）小川総監督に関してひとこと言うとすれば、クソ落ち着いてください。自分が出ればしっかりカタチにするつもりなんで。

（かつていろんな試合をつくりあげた谷川貞治プロデューサーとの思い出は）なつかしい気持ちにはなりますね。2日前にオファーきて試合したこともありますし、そこはプロレスラーの精神で、いつ何時も、という精神を全うしてきました。自分は対戦相手を選んだことは1度もないですね。

（猪木さんからの強い教えを聞かせてください）闘魂です。以上。

（会見終わりに手を挙げて）小川総監督がおっしゃってましたけど、プロレスラーが出るのが『おつとめ』だと言っておられましたが、これ、自分、『宿命』だと思っています、以上。

小川直也「プロレスラーがいねえ」問答に･･･ザ・レスラーが満額回答

　猪木の追悼が掲げられながらもプロレスラー参戦が限定的だった事態に、小川直也総監督が何度も「プロレスラーがいねえ」と嘆いてきた。これに満額回答を突きつけたのがザ・レスラー。安心してくださいとばかりに「小川総監督に関してひとこと言うとすれば、クソ落ち着いてください」と言い放った。

　3度も「以上」が飛び出したのも絶口調な証（あかし）だ。新日本プロレスや柴田自身の生き様が言葉に投影されるから本人も視聴者も力が入ってしまう会見。ここまでの大会経緯を冷ややかに見ていたファンのスイッチも入ったのではないか。何より新日本プロレス創業メンバーの息子であり、猪木ともやりとりがあり、猪木イズムを実践する男が参戦。

　どのあたりが猪木祭りなのか･･･という大会でもあったが、瞬く間に意味づけされたようにも感じられた。主役として誰もがハマらない中で「辞めてでも出ようというのもあった」とまで口にした柴田。ノア1・1日本武道館大会に参戦した中邑真輔と同じ“新闘魂三銃士”が猪木永眠イヤーに動いて仕掛けたという点でも感慨深い。

　谷川貞治プロデューサーの言葉がまた、奇をてらわず、率直だった。

谷川　（K-1プロデュース時代から）ひじょうに縁がある選手ですし、1ファンとしてすごい好きな選手ですけど、同時に、だからこそボクは心配でもあります。ひじょうに。（長期欠場の原因となった）頭のことやら、思いがあまりに強すぎて、本当に圧倒されたっていう。まったく新日本プロレスさんと、あの～ネタバレすると、交渉なんかホントしてないです。むしろ。最後お願いはさせていただきましたけど、それほど柴田選手の思いが強いことに対して、やっぱりすごいし感謝してます。

　この言い回しだと、猪木祭り側と新日本の交渉というよりも、柴田が新日本の了解をもらったという側面が強いようだ。

　そして「頭のこと」。闘うほど不安も期待も高まるという特別な状況下に柴田はあるが、谷川Pの思いも同期している。このくだりがあったことで、ギリギリ向き合えるファンもいることだろう。

　試合を通じて柴田は何を訴えかけるのか。大会2週間前にして、猪木祭りが俄然熱を帯びてきた。

INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国 令和猪木軍vs.世界格闘技軍 9対9マッチ 12月28日（水）両国国技館

■ INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国
令和猪木軍vs.世界格闘技軍 9対9マッチ
日時：12月28日（水）15:00
会場：東京・両国国技館
［大会チケット情報］

＜開会セレモニー＞
15:00予定

＜先鋒戦/巌流島特別ルール 77.0kg契約 5分3R＞
マーカス・レロ・アウレリオ（ブラジル/カポエイラ）
ガロア・ボファンド（ムゲンドー/イギリス）

＜次鋒戦/巌流島ルール 58kg契約 3分3R＞
龍聖（キックボクシング/日本/NOPPADET GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者）
ダウサコン・BANG BANG GYM（ムエタイ/タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級3位＆元WPMF世界スーパー・バンタム級王者）

＜三鋒戦/巌流島ルール 無差別級 3分3R＞
貴賢神（大相撲/日本）
ミスターX（不明）

＜四鋒戦/巌流島特別ルール 無差別級 5分3R＞
関根“シュレック”秀樹（日本/柔術）
ヤン・ソウクップ（チェコ/空手）

＜中堅戦/巌流島特別ルール 無差別級 5分3R＞
ジョシュ・バーネット（USA/キャッチレスリング）
シビサイ頌真（日本/武術）

===休憩（30分）===
これ以降ロープを張って、円形闘技場から正方形のリングへと変更になります

＜新日本プロレス提供試合/UWFルール 無差別級 30分1本勝負＞
柴田勝頼（プロレス/日本）
トム・ローラー（プロレス/USA）
※頭部への攻撃は禁止

＜六鋒戦/キックボクシングルール 72.5kg契約 3分3R＞
宇佐美秀メイソン（日本/空手）
アルバート・クラウス（オランダ/キックボクシング）

＜七鋒戦/MMAルール 88.5kg契約 5分3R＞
ラファエル・ロバトJr（米国/元Bellator王者）
岩﨑大河（大道塾・パラエストラ東京/2022アジア空道選抜選手権大会270+クラス優勝）

＜副将戦/MIXルール/71kg契約＞
木村“フィリップ”ミノル（キックボクシング/ブラジル）
矢地祐介（MMA/日本）
※1R目が3分間キックルール（ワンキャッチ・ワンアタックあり）、2R目が5分間MMAルール

＜大将戦/RIZIN MMAルール 92kg契約 5分3R＞
イゴール・タナベ（ブラジル/柔術）
メルヴィン・マヌーフ（オランダ/キックボクシング）

＜アントニオ猪木・追悼セレモニー＞
21:00閉会予定

INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国 PPV販売情報

　PPV販売情報は以下の通り。

＜INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国 PPV販売情報＞

12/28(水)に両国国技館で開催される「INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国」のU-NEXT、DMM TV、SPOOX、RIZIN STREAM PASSのPPV配信チケットが12/16（金）10:00より販売スタートします！

会場に来られない方は、お好きなプラットフォームで、全試合をリアルタイム視聴しよう！

■配信プラットフォーム一覧

U-NEXT 販売先URL: https://video.unext.jp/
DMM TV 販売先URL: https://tv.dmm.com/vod/
SPOOX 販売先URL: https://spoox.skyperfectv.co.jp/
RIZIN STREAM PASS 販売先URL: https://member.rizinff.com/

■配信日時

2022/12/28(水)
入場　13:30
開始　14:00〜
※予告なく変更となる可能性がございます

■販売期間/価格

【前売り】5,000円
12/16(金)10:00 〜 12/27(火)23:59

【当日】5,500円
12/28(水)0:00〜12/28(水)23:59

【アーカイブ】3,000円
12/29(木)12:00〜1/5(木)23:59

※プラットフォームの仕様上、販売時間は前後する可能性があります。

購入するプラットフォームで、詳細を確認の上、ご購入下さい。

■ご注意事項

• アーカイブ配信では、一部楽曲の音声をミュートさせていただきます。あらかじめ、ご了承ください。また、その編集作業によってアーカイブ公開が遅れる可能性がございます。その分、アーカイブ期間を長めに設定しておりますので、ご了承ください。
• また上記の理由からライブ配信の追っかけ再生（巻き戻し再生）は行うことが出来ません。（※一部、追っかけ再生対応）
• アーカイブ開始時間は大会翌日202２年1２月２９日（木）12:00より、全プラットフォームで順次、配信開始となります。