新日ツンデレぶり発揮!? 20時制限メインタッグ戦まさかのフルタイム
23日・大田区、24日・後楽園、25日・後楽園という新日本プロレス都内3連戦が最終日を迎えた。
新日本プロレス都内3連戦最終日 後楽園ホール25日の観衆は416人
日曜興行の苦戦をトピックスとして取り上げたが、、、
【🤔ドル箱興行でも苦戦🤔】
新日“日曜後楽園”までも緊急事態 ノア2・12武道館は現在5カード発表#njpw #njnbg #noah_ghc #ノア日本武道館
新日が意地の大田区1,325人観衆も・・・24日は“日曜後楽園”なのに471人 pic.twitter.com/0eheXPLA8f
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) January 24, 2021
平日であるため、“月曜後楽園”も南スタンド席後半がほぼ空席となる苦戦となる。
本日の新日本プロレス・東京大会の試合速報ぜよ!
第3試合
オカダ・カズチカ、後藤、○石井
vs
EVIL、×高橋(裕)、ディック東郷ケイオス勢が見事な勝利ぜよ!#njpw #njnbg pic.twitter.com/OP6z0fZz5s
— 魂込めて!新日本プロレス!!(今井田智) (@Tamashii_njpw) January 25, 2021
1/17日 後楽園ホール 694人(完売)
1/18月 後楽園ホール 396人 ※現地実数200人程度
1/19火 後楽園ホール 470人 ※現地実数300人程度
1/23土 大田区総合体育館 1,325人
1/24日 後楽園ホール 471人
1/25月 後楽園ホール 416人
■ 新日本プロレス Road to THE NEW BEGINNING
日時:1月25日(月)18:00
会場:東京・後楽園ホール 観衆416人(主催者発表)
[Road to THE NEW BEGINNING – 東京・後楽園ホール 2021/1/25 | 新日本プロレスリング]
<第1試合>
辻陽太&タイガーマスク&〇永田裕志&真壁刀義
(9分01秒 ナガタロックⅡ)
邪道&●外道&エル・ファンタズモ&石森太二
<第2試合>
小島聡&天山広吉
(2分25秒 ノーコンテスト)
グレート-O-カーン&ウィル・オスプレイ
<第3試合>
〇石井智宏&後藤洋央紀&オカダ・カズチカ
(10分42秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)
ディック東郷&●高橋裕二郎&EVIL
<第4試合>
マスター・ワト&●本間朋晃
(13分12秒 ジャックナイフ式エビ固め)
BUSHI&〇内藤哲也
<第5試合>
SHO&△棚橋弘至&飯伏幸太
(30分00秒 時間切れ引き分け)
高橋ヒロム&△鷹木信悟&SANADA
負けられない6人が負けずに終了 棚橋が鷹木に「惚れたよ」
ボクはこの大会、新日本プロレスワールドでリアルタイム視聴。
第3試合までの展開がやけに進行早いなぁ・・・と思っていたら、消毒明けの第4試合で内藤がジラしまくりの入場。緊急事態宣言のためマイクアピール込みで19:45ごろ終わりだろうから、フルタイムはなさそう。そう思っていたら、メイン(第5試合)がしっかり30分フルタイムで全終了19:52というギリギリぶり。緊急事態宣言になって時間がやけに気になるボクのようなファンの裏を結果的に突いた!?
終盤にヒロムとSHOが一騎打ち状態。両者直接結着あるのか!?と思いきや、なんと鷹木・棚橋に交代する。今度はこの顔合わせでとことんやり合う。完全燃焼とはこのことであり、負けられない6人が負けずに終了。棚橋が鷹木に「惚れたよ」と告白した試合後のマイク合戦も含めてよろしかった。ぜひ新日本プロレスワールドや公式サイト24時更新分をチェックしていただければと。
前哨戦と言えども当事者同士がとことんやり合うのは最近のノアのようでもあるし、コロナ状況下無観客試合での全日本プロレス新木場大会メインでの多人数タッグ戦にフルタイムドローというのもあった。結果的になのか、あえてなのかはさておき、そういうアプローチをしないツンツンぶりが新日本でもあった。
それがどうだ。緊急事態宣言のあり得ない場面でのデレッデレぶりで愛の告白つき。もうあらゆる意味で「それを新日本にやられると参りました」状態。
話題ついでに触れると、飯伏vs.SANADA2冠戦の数倍、鷹木vs.棚橋NEVER戦の方が盛り上がっている。攻防も、マイク合戦も、バックステージコメントもいい感じ。
24日のコメントから。
棚橋「ここ数年ないくらい、気持ちが充実してます。それは、俺が引き出されたのかな。悔しいかな、それだけ鷹木選手の存在、力量が、チャンピオンとしてふさわしいということ。リング上で言ったけど、他の団体でもチャンピオンになって牽引して盛り上げてっていう、チャンピオンの何たるかを分かってる。よーく知ってる。けど、俺も知ってる。今、この時期、このタイミングで、鷹木選手と巡り会えたこと、感謝します。だから、全力で、鷹木選手の知ってる、イメージする、イメージ通りの、それ以上の棚橋弘至で、名古屋行ってきます」
(新日本公式)
「ここ数年ないくらい、気持ちが充実してます」という言葉が出てくることが嬉しい。この流れに最高にノッている棚橋がいる。このあたりボクがときどき触れる“つくりすぎはダメ”理論だが、これはナチュラルじゃないかと。棚橋には、これまで多く「これノッてるでしょ」「これノレてないでしょ」というところを見てきた。ファンがノレて本人からも「ここ数年ないくらい」というお墨付きが出る。応援せずにはいられない。
2020年コロナ元年から続く新日モヤモヤ 相思相愛3王座戦が払拭か
先週の配信から。
今日のカクトウログさんの配信でチラッとおっしゃってた、二冠統一のためのネバーの格上げみたいな話、面白かったな(表現はまた違ったかもしれない)。
なるほど、それで試合内容にめちゃ定評がある鷹木さんに、新日本において最上級の格を持つタナか。— グレート-妄-カーン👂️ (@mowblo) January 19, 2021
飯伏による“2冠統一”と鷹木・棚橋による“NEVER格上げ”は表裏一体という話。苦しんだ2020年コロナ元年における鷹木のNEVER戦線は実に熱かった。さらに以前のインターコンチばりの2番手王座としての確立をするのに、鷹木と棚橋はうってつけだろう。そうすることで新日本の闘いのアウトラインもまた再確立される。
NEVERへの思いとか、通過点だとか、そういうのはどちらでもいいかな。鷹木も棚橋もNEVERの価値を上げつつ自身の価値を上げる。それすなわちプロレス界での存在感を高めることであって、プロレスラーの生き方そのものだと思うから。
コロナ状況下でのEVIL出場試合の反則・介入をはじめとしたモヤモヤは、ジェイ・ホワイトの去就未発表でなんだか引き継がれたムードになり、新日本に向かう気持ちが晴れないというファンも多いだろう。
ならば相思相愛3王座戦が払拭か。広島2連戦でのIWGPジュニア戦(ヒロムvs.SHO)・IWGP2冠戦(飯伏vs.SANADA)に先んじて、愛知県体でのNEVER戦(鷹木vs.棚橋)が近づいた。
■ 新日本プロレス THE NEW BEGINNING in NAGOYA
日時:1月30日(土)17:30
会場:愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ/名古屋)<第1試合>
高橋裕二郎
EVIL
(1/20)
矢野通
オカダ・カズチカ<第2試合>
BUSHI
高橋ヒロム
内藤哲也
SANADA
(1/20)
マスター・ワト
SHO
本間朋晃
飯伏幸太<第3試合>
グレート-O-カーン
(1/30)
天山広吉<第4試合>
ウィル・オスプレイ
(1/30)
小島聡<第5試合/NEVER無差別級選手権試合>
[挑戦者] 棚橋弘至
(1/60)
鷹木信悟
[第31代王者] ※鷹木が2度目の防衛戦