初日に失敗したローブローが成功! 試合なくとも中邑劇場2日間完結/「警察犬に噛まれた」訴訟準備でWWEが中邑出場を許可せず?
間違いなく主役のはずの中邑真輔が“無念”の欠場となったWWE両国公演2DAYS。2日目メイン3WAYのWWE王座戦クライマックスで、松葉杖をつきながらも乱入した。サモア・ジョーにローブロー成功! 初日(欠場挨拶でローブロー失敗)とセットで中邑劇場が完結したのだった(当記事写真はカクトウログ撮影)。
AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズという元新日本プロレスとの盟友4人衆でファイナル。
・ 【WWE日本公演】欠場の中邑がメイン王座戦に乱入 AJ勝利をアシスト(東スポWeb) – Yahoo!ニュース
世界最大のプロレス団体・WWEの日本公演最終日(30日、東京・両国国技館)、左足負傷で無念の欠場となった“ロックスター”中邑真輔(38)が千両役者ぶりを見せつけた。
中邑の欠場に伴い、メインは3WAYのWWE王座戦(王者AJスタイルズVS挑戦者ダニエル・ブライアンVS挑戦者サモア・ジョー)に変更(当初は中邑を加えた4WAY)。試合終盤にジョーがAJをコキーナクラッチで捕らえたところで、中邑が乱入。前日(29日)の欠場あいさつでジョーに襲撃されていた中邑は、その報復とばかりに金的攻撃を決め、AJの勝利をアシストした。
試合後のリングでは中邑に加えAJ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズと元新日本プロレスの4人が一堂に会した。マイクを握った中邑は「次回、日本に来るときはこのベルト(WWE王座)を巻いて、再びこの両国のリングで試合をしたいと思います。WWEがまた日本に来るとき、WWEユニバースの皆さん、この両国国技館に『Come On!!』」と絶叫。最後は観衆と「イヤァオ!」の大合唱で、日本公演を締めくくった。
「警察犬に噛まれた」訴訟準備でWWEが中邑出場を許可せず?
・ 紫雷イオNXT公式発表!WWE両国連戦締めは中邑真輔&バレットクラブ – 週刊ファイト
なお、本誌既報通り、警察犬に噛まれた中邑は発表では全治2週間だが重症ではない。本人は試合したかったそうだが、WWEは「おかげで大会に穴が開いた」と訴訟準備に行ったので、試合は許可されなかった模様。松葉杖はセールの小道具でしかなかった。
どこまでいってもWWEは否定する話になろうが、訴訟決着のお国柄ではあるし、なくはない? 中邑が30日午前の会見で「今後の自分の対応がですね。相手に対する対応っていうのがあるので、こういう公式の場で詳細を話すことは出来ないっていうのはありますね」と言ってたのは、こういう背景もあったということか。
ほかトピックス。世界のプロレスはつながってるなぁと思わせるシーンも随所に。
ヒデオ・イタミが躍動。
かつてのタッグパートナーである柴田勝頼流のムーブ。あぐらでマットに座る。なんとシバタコールも発生!
柴田流コーナー串刺しドロップキックも。
笑って日本公演を終えれるまで4年かかりました。
2日間本当にありがとうございました。#WWETokyo pic.twitter.com/dzzCCudrB6— Hideo Itami / 伊丹英雄 (@HideoItami) 2018年6月30日
紫雷イオがリングイン「はじめまして、紫雷イオです。私のことをご存知でしょうか? おまたせしました、この夏よりWWEに入団いたします。この世界一のリングで私は輝いていきます。みなさんぜひ私と一緒に夢を見てください!」。
このポーズも海を渡ることとなる。
慣れない高いヒールでマットに足を取られたか、大舞台での緊張か。フラついたイオがまたキュートでもあった。
.@WWE has announced that it has signed Io Shirai, one of the most decorated women’s wrestlers in the world, as its newest Superstar. https://t.co/vlHkV2YG1c
— WWE (@WWE) 2018年6月30日
新たな一歩。 pic.twitter.com/AKJTHF1fqo
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2018年6月30日
やっとまた、闘える。 https://t.co/qof4ozeuy0
— 紫雷イオ、Io Shirai (@shirai_io) 2018年6月30日
セミファイナルで王座戦のアスカ。このポーズでタイトル奪取意欲満々だったが、反則勝ちのため移動なし。
豪華メンバーでの3WAY戦となったメインのWWE王座戦。
松葉杖で乱入した中邑はジョーに杖を奪われるが、油断したジョーに万全のローブロー。どうよこの打ちっぷり! 受けっぷり!
■WWE日本公演『WWE Live Japan』
日時:6月30日(土)開演17:00
会場:東京・両国国技館 観衆8329人(=主催者発表)
<第1試合>
[ウーソーズ]○ジミー・ウーソ ジェイ・ウーソ
(10分24秒 ダイビング・ボディープレス→片エビ固め)
[ルセフ・デイ]ルセフ ●エイデン・イングリッシュ
<第2試合>
○シン・カラ
(10分30秒 ドラゴンボム→片エビ固め)
●シェルトン・ベンジャミン
<第3試合>
ナオミ ○ベッキー・リンチ
(9分6秒 ディスアーマー)
●ビリー・ケイ ラナ with ペイトン・ロイス(アイ・コニックス)
<第4試合>
○ヒデオ・イタミ
(15分9秒、スカルクラッシングフィナーレを切り返す→丸め込みエビ固め)
●ザ・ミズ
<第5試合 スマックダウンタッグ王座戦~フェイタル4WAYマッチ>
[王者組=ブラジオン・ブラザーズ]○ハーパー&ローワン
(15分22秒 合体パワーボム→片エビ固め)
[挑戦者組=ニュー・デイ]●ビッグE エグザビア・ウッズ with コフィ・キングストン
※ほか挑戦者組は[ザ・バー]シェイマス&セザーロ、カール・アンダーソン&ルーク・ギャローズ。
※第9代王者組が防衛に成功。
<第6試合>
○アンドラデ“シエン”アルマス with ゼリーナ・ベガ
(9分2秒 ハンマーロックDDT→片エビ固め)
●タイ・デリンジャー
<第7試合 スマックダウン女子王座戦>
[挑戦者]○アスカ
(8分2秒 イス攻撃での反則勝ち)
[王者]●カーメラ
※反則裁定のため王座移動はなし。第8代王者が防衛に成功。
<第8試合 WWE王座戦~トリプルスレットマッチ>
[王者]○AJスタイルズ
(13分25秒 フェノメナール・フォアアーム→片エビ固め)
[挑戦者]●サモア・ジョー
※もう1人の挑戦者はダニエル・ブライアン。
※第133代王者が防衛に成功。
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