BOSJ決勝に観衆3520人「旗揚げ記念日」超えた 武道館7大事件まとめ
3日、新日本プロレスが『BEST OF THE SUPER Jr.29』最終戦となる日本武道館大会を開催した。
■ 新日本プロレス BEST OF THE SUPER Jr.29
日時:6月3日(金)18:00
会場:東京・日本武道館 観衆3520人(主催者発表)
(大会ハイライト動画)
(【煽りVTR】高橋ヒロムvsエル・デスペラード【BEST OF THE SUPER Jr.29 優勝決定戦/新日本プロレス 6.3日本武道館】)
<第1試合>
●大岩陵平
4分36秒 中こけし→片エビ固め
〇本間朋晃
(本間 朋晃「試合がないってことは、俺の勝ちだろ?ということは暫定のUSヘビー級チャンピオンは、この俺だ!」)
<第2試合>
〇アレックス・ゼイン
ウィーラー・ユウタ
エース・オースティン
エル・リンダマン
6分43秒 シナモンツイスト→片エビ固め
●クラーク・コナーズ
ティタン
YOH
ロビー・イーグルス
(ゼイン「またすぐにこのマットに戻ってきて、残りの奴らを生きたまま食ってやりたいぜ!イタダキマス!」)
<第3試合>
フランシスコ・アキラ
〇TJP
6分47秒 ピノイストレッチ
マスター・ワト
●田口隆祐
(アキラ「ワト、タグチ、お前たちがターゲットだ。お前たちには手も足も出ないだろう」)
<第4試合>
●SHO
EVIL
4分56秒 腕ひしぎ十字固め
金丸義信
〇ザック・セイバーJr.
(金丸 義信「頭使ってよ、面白えことやってくれよ。何の捻りもねえじゃねえかよ。とにかくよ、今すぐにでもやらせろよ」)
事件1 ゼインとの友情終了。エース・オースティンがバレクラ加入
<第5試合>
〇エル・ファンタズモ
チェーズ・オーエンズ
バッドラック・ファレ
8分08秒 CRⅡ→片エビ固め
●アーロン・ヘナーレ
グレート-O-カーン
ジェフ・コブ
もうアレックス・ゼインとのなかよしぶりは見れないのか。エース・オースティンがBULLET CLUBに援護射撃で加入宣言となった。ジュニア戦線を強化ということか!?
(オースティン「楽しい時間だったよ、マイ・フレンド。ゴチソウサマデシタ」)
事件2 SANADAが6・12大阪城で復帰。いきなりUSヘビーに挑戦表明
<第5試合後>
前王者・SANADAが6.12大阪城ホールでIWGP USヘビー級王座へ挑戦表明!
このキメっぷり、どうよ!? 眼窩底骨折で3月から欠場中のSANADAが登場してマイク。
王者のジュース・ロビンソンがこの日の大会を当日欠場となっただけに、コンディションが不安視される。ジュースが出場不可なら王座決定戦開催となる!?
(SANADA「6月12日大阪城ホールで、IWGP USヘビー級王者に挑戦表明いたします」)
事件3 内藤哲也が目の手術経て復帰「ケガ前が10なら今は4か5の状態」
<第6試合>
DOUKI
●TAKAみちのく
タイチ
(1/30)
BUSHI
内藤哲也
〇鷹木信悟
内藤哲也が目の手術を経て1か月ぶりの復帰。
この日も「ケガをする前の状態が10だとすれば、今は4か5くらい」としていた。
(【新日本】右目手術の内藤哲也1カ月ぶりリング「前の状態が10だとすれば今は4か5」(日刊スポーツ))内藤「右目の手術をし、そして5月1日、福岡PayPayドーム以来、1カ月ぶりにこのリングに帰ってきました。俺は右目を2回、右ヒザを2回、公表してないけどそれ以外に2回、計6回手術しているわけで、手術すれば回復はする。でも、残念ながら元通りに戻ることは絶対にあり得ない。じゃあ、どうするか? そこを考えて、そして変化させていくこともプロレスの楽しみ方かなって、俺は思うんでね。だからこそ俺はこのタイミングで、このリングに帰ってきました」
(新日本公式)
試合後にはゲスト解説『情報ライブ ミヤネ屋』宮根誠司さんとのやりとりも。
(鷹木「12日まで目前でルール考えてんのか?」タイチ「俺は視聴者参加型だ。これからYouTubeチャンネルでやる」)
<第7試合>
●外道
石森太二
ドク・ギャローズ
ジェイ・ホワイト
8分33秒 ガン・スタン→片エビ固め
邪道
〇タマ・トンガ
矢野通
オカダ・カズチカ
ジェイが顔芸とセットで“来れなかったメンバー”を自虐的マイク「BULLET CLUBが日本に帰ってきたぞ! だが、あいにく、“マシンガン”カール・アンダーソン、今日ここには来れなかったメンバーもいる。じゃ、ギャローズ、カッコよく言ってくれ……。(ギャローズが『ROCK HARD!』と叫ぶ)。それからジュース・ロビンソンも来れなかった」としてから、、、
「だが一人サプライズで登場だ」KENTAが登場してBULLET CLUB入りを表明。
ジェイはブレードランナーを狙うがオカダがこらえる。試合後には両者が視殺戦。
(ジェイ「IWGP世界ヘビー級のベルトは俺がいただく。そして俺が唯一無二の新・グランドスラムチャンピオンになる!」)
事件4 デスペラードにリベンジ達成。高橋ヒロムが大会史上初の3連覇
<第8試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」優勝決定戦>
[Bブロック1位]
●エル・デスペラード
30分37秒 TIME BOMB 2.5→片エビ固め
○高橋ヒロム
[Aブロック1位]
※ヒロムがBOSJを3連覇
お互いのフィニッシュをキックアウトする究極戦。イッテンヨンでデスペラードに敗れていたヒロムがリベンジを達成した。
歴史との闘いもにじませる。マイクアピールには「『昔、プロレス見てました』。よく言われます」とも。
ヒロム「デスペラード…どっちが楽しめるかじゃねぇな。悪いけど俺は、ものすごく、ものすごく楽しくて、ものすごく刺激的だった。ありがとうございました!(※大拍手から立ち上がり) 藤波辰爾さん、ジュニアヘビー級を広めていただき、本当にありがとうございます!(※大拍手の中、藤波に向かって頭を下げる) そのおかげで、世界からこれだけスゲェ、いや! こんなにすごすぎるジュニアヘビー級選手たちがそろって、こんな素晴らしい大会ができました。あらためてありがとうございました!(※大拍手の中、再び藤波へ向かって頭を下げる) 『昔のプロレスはすごかったな~』『昔のプロレスはよかったな~』『昔、プロレス見てました』。よく言われます。たしかに、30年前、40年前、そして50年前とは違い、コスチューム、体の大きさ、いろんなことが変わってきたと思います。でもな、俺たちレスラーにある…俺たちレスラーの根底にある闘魂は!! 何ひとつ変わってねぇんだよ!! 50周年なんてな、ただの始まりだ!! この先の明るい、いや!! 明るすぎる未来をー!! (※以下、ヒロムの声に合わせてファンが手拍子)もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! まだまだいけるかーーっ!? もっと! もっと! もっと! もっと! もっと! みんなでーーーっ!! 楽しもうぜーーっ!!(※大拍手)」
(新日本公式)
バックステージでヒロムは「今ジュニアのトップはエル・デスペラード」とした。
ヒロム「だって、自分で言うのも悔しいけどさ、自分の立ち位置、パラメーターっていうのは自分で理解してなきゃ上に上がれないんですよ。俺は自分の位置を理解している。人気、会社の貢献度、全てにおいて、今ジュニアのトップはエル・デスペラード。それは間違いない。俺は今日勝ったけど、実力があるのはデスペラード。あいつはこんなこと言われたくないだろう。でも、俺はちゃんと自分の立ち位置を全て理解した上で真実を言ってる。だから、今日やることは……凄いメンバーだったけど、正直凄いメンバー、誰が上がってきてもおかしくなかったかもしれないけど、なんとなく始まる前から、決勝でやるならデスペラードなのかなって、なんとなく思ってました」
(新日本公式)
今回のBOSJには、かねてから開戦を呼びかけていたフランシスコ・アキラ、エル・リンダマンが参戦。ジュニア戦線のアウトラインを担っているのはデスペラードという認識がファンの間にもある。制覇したヒロムはもちろん、デスペラードがどんな話題を振りまくかは引き続きの楽しみとなっていく。
(高橋 ヒロム「みんな見ただろ!?これが!俺たちの!SUPER Jr.だぁー!」)
事件5 ジュニア祭典で戻ってきた熱気。BOSJファイナル観衆は3520人
後楽園大会3連戦が3日間とも1000人超となるなど熱気の戻りが見られたBOSJ。最終日はジュニア主役の武道館でもあったが、「旗揚げ記念日」を大幅に超える数字をマークした。
2022年の日本武道館大会の観客数比較。
3月1日(火)3,182人 ※旗揚げ記念日
3月2日(水)2,007人 ※ニュージャパンカップ開幕戦
6月3日(金)3,520人 ※BOSJ優勝戦
アリーナ後方3列には簡易的な雛壇も組まれていた。
事件6 「デスぺっち」を応援。スターライト・キッドが武道館観戦
予告していた応援観戦。
6.3のチケット確保!!
誰に会いに行くと思ってるんですか😡
優勝するデスぺっちを観に行く為しか無いんだってば❤️🔥❤️🔥❤️🔥#SLK#OEDotai#STARDOM https://t.co/8rZTHpWJ4G pic.twitter.com/fOFgINyjZw— スターダム💜スターライト・キッド💜🐯🖤 (@StarLight_Kid11) May 31, 2022
「両者共に最高に素晴らしくカッコよかった。デスぺっちのマスクのカッコ良さには震えた🥹 私もでっかい所のメインに立たないとだな😈❤️🔥」とツイート。
両者共に最高に素晴らしくカッコよかった。
デスぺっちのマスクのカッコ良さには震えた🥹私もでっかい所のメインに立たないとだな😈❤️🔥#SLK#OEDotai#STARDOM#njpw#BOSJFinals#BOSJ pic.twitter.com/IiSbIAa33k
— スターダム💜スターライト・キッド💜🐯🖤 (@StarLight_Kid11) June 3, 2022
事件7 登場はなくとも・・・まさかの「KUSHIDA」Twitterトレンド入り
日本時間の1日深夜、KUSHIDAが搭乗を匂わせるショットをインスタにUP。
武道館には結局こなかったが、みんな気にしてツイートしたようだ。