史上最多26人で5★STAR熱狂開幕 ジュリア・林下・岩谷いきなり黒星
7月30日、スターダム真夏の最強女子決定戦『5★STAR GP 2022』が大田区総合体育館にて開幕した。コメント言い回しは公式サイトに合わせてあります。
試合前に開幕式 華麗で壮観過ぎるエントリー26選手勢揃い
今年も魅せてくれた出場選手による“開幕式”。ユニット集合での紹介から、各選手がブロックごとのゾーンに移動していく趣向となった。昨年は試合コスチュームだったが“夏の浴衣”にチェンジ。
コズエン連合は晒し(さらし)を巻くスタイル。レッドスターズゾーンに世羅が加わると、ボス登場のような雰囲気に。
お前らチャラチャラすんなよとばかりに大江戸隊。
夏まつりッ、夏まつりッ、という感じのQQ。
STARSはアイテムまで手にしているところがこまかい。
DDMは大人の色香を振りまくいでたちで。
ゴッズアイは落ち着いたトーンで統一。
レッドスターズゾーン。
ブルースターズゾーン。
大会結果 スターダム 5★STAR GP 2022~開幕戦DAY1~ 7月30日(土)大田区総合体育館
■ スターダム 5★STAR GP 2022~開幕戦DAY1~
日時:7月30日(土)17:30
会場:東京・大田区総合体育館 観衆1527人(主催者発表)
<第0試合/ガントレッドタッグマッチ>
中野たむ&〇なつぽい(COSMIC ANGELS)
3分31秒 フェアリアルギフト→片エビ固め
スターライト・キッド&●フキゲンです★(大江戸隊)
※退場チーム順「妃南&天咲光由」「琉悪夏&吏南」「コグマ&羽南」「渡辺桃&鹿島沙希」。
羽南も「ワッ」となるほどの連係でガントレットを制したたむぽい。
たむぽいがFWCからのゴッデス逆指名を受諾。中野「そして白川とウナギとSAKIにはアーティストのベルトを狙ってほしいと思ってる。コズミック・エンジェルズがユニットのベルトを総取りします。コズミック・レボリューション、みなさん、信じてついてきてください!」
<第1試合/5★STAR GP 2022 レッドスターズ公式リーグ戦/15分1本勝負>
●向後桃(STARS)
5分56秒 シャイニングバスター→エビ固め
〇桜井まい(Donna del Mondo)
<第2試合/5★STAR GP 2022 ブルースターズ公式リーグ戦/15分1本勝負>
〇壮麗亜美(God’s Eye)vs.
8分14秒 旋回式ブレーンバスター→エビ固め
●飯田沙耶(STARS)
<第3試合/5★STAR GP 2022 レッドスターズ公式リーグ戦/15分1本勝負>
●ウナギ・サヤカ(COSMIC ANGELS)
9分7秒 ランニングブレーンバスター→体固め
〇SAKI(COLOR’S)
カワイルドポーズをこっそり白川も。
ウナギ意気揚々の入場、、、
、、、から一転、SAKIとの“連合軍内対決”に敗れたウナギ。試合後に会場内観戦というのはよくあるが、この日は座り込んだウナギが「あ~悔しい」を連呼していた。このまま失速してほしくない、初戦敗退は優勝候補のサインだ!!
<第4試合/5★STAR GP 2022 レッドスターズ公式リーグ戦/15分1本勝負>
●舞華(Donna del Mondo)vs.
8分19秒 ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め
〇世羅りさ(プロミネンス)
<第5試合/5★STAR GP 2022 レッドスターズ公式リーグ戦/15分1本勝負>
〇朱里(God’s Eye)
9分31秒 白虎
●AZM(Queen’s Quest)
前回は朱里がAZMのスタイルに呼応していることに驚いたが、今回はAZMが朱里のスタイルで肉薄してきた。個人的には、この試合が大会ベストバウト。
<第6試合/タッグマッチ>
〇高橋奈七永&KAIRI(七海里)
15分32秒 冷蔵庫爆弾→片エビ固め
上谷沙弥&●レディ・C(Queen’s Quest)
<第7試合/5★STAR GP 2022 ブルースターズ公式リーグ戦/15分1本勝負>
●岩谷麻優(STARS)
12分51秒 ミラマーレショック→エビ固め
〇MIRAI(God’s Eye)
<第8試合/5★STAR GP 2022 レッドスターズ公式リーグ戦/15分1本勝負>
●林下詩美(Queen’s Quest)
10分52秒 ランニングパワーボム→エビ固め
〇ひめか(Donna del Mondo)
<第9試合/5★STAR GP 2022 ブルースターズ公式リーグ戦/15分1本勝負>
●ジュリア(Donna del Mondo)
11分54秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
〇葉月(STARS)
ステージで踏み台となった村山大値レフェリー、大丈夫か!?
葉月「ジュリア、待たせたな。欲しかったでしょ、この刺激」。葉月が“引退”する前のジュリアとの試合はザワザワ案件だったが、史上最大5STAR開幕メインで葉月がリベンジ。エモすぎた。大会としてはラスト3試合でジュリア・林下・岩谷いきなり黒星。
「朱里vs.奈七永」ワールド戦、「上谷vs.KAIRI」ワンダー戦が実現へ
<第6試合/タッグマッチ>
〇高橋奈七永&KAIRI(七海里)
15分32秒 冷蔵庫爆弾→片エビ固め
上谷沙弥&●レディ・C(Queen’s Quest)
これだけ煌びやかなスターダムにあって、ワンランク上の絵づくりをしてきた七海里。
奈七永「どうも出て来てくれて。あのー、まあ言いたいこといっぱいあるけど、まず私が赤いベルトの初代チャンピオンとして、スターダムの礎を築いたから今がある。そして、スターダムの歴史もここにたどりつくには私という人間が必要不可欠だった。そして、いまの朱里がチャンピオン、私がいなければ、なかった話なので、私には言う権利があると思う。その赤いベルト、パッションがあるならば、高橋奈七永と歴史的な闘いしようじゃないか」
朱里「初代ワールド・オブ・スターダム・チャンピオン高橋奈七永の挑戦表明ってことでいいですか? スターダムの歴史に必要な人。私はアナタとやりたいと思ってた。でも、ちょっといろいろ言い方? 改めてもらってもいいですか? パッション? パッションがない? いまのスターダム、バカにしてんじゃねーよ! いまのスターダム…いや、いまの女子プロレスの強さを見せつけてやるよ。オマエ、高橋奈七永から勝利し、私が最強を名乗らせてもらう」
KAIRI「上谷沙弥ちゃん、先走る女? 上谷沙弥…なんか私の名前をたくさんあげてくれるのはうれしいんだけど、私は先走らない。いま、ここにいるパートナー、そして対戦相手、そのことに点で全力で集中してる。私の名前を出されて対戦してきた選手、どんな気持ちになる? 白いベルト、泣いてるよ。いま、これまでの白いベルトの対戦相手、その相手たちと心から向き合ってないから悲しみがベルトにたまって、白いベルトが泣いてるよ。いま私、5年前の白いベルトとはお別れしたけど、呼ばれてる。白いベルトに呼ばれてる。挑戦、受ける?」
上谷「この白いベルト…泣いてるのかなぁ? まだまだ未熟なチャンピオンだと思うし、苦しいことも、辛いこともたくさんあって、怖くて、怖くて、怖くて…! 前を見て見ぬふりしたことあったかもしれない。でも、私はいま自分ができることを全力でやってきたつもりです! いま、8度防衛してアナタの防衛回数と並んでいます。私はアナタを倒して、越えてみせる!」
七海里は相手を試合とマイクで圧倒していたが、引き揚げぎわには上谷とレディへの愛を感じさせた。
「朱里vs.奈七永」ワールド戦、「上谷vs.KAIRI」ワンダー戦。8・21名古屋が有力だ。