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界隈をザワつかせてこそ 佐藤光留が『むーちゃん』に敗れ戴冠ならず
9日、全日本プロレスが『エキサイトシリーズ2025 開幕戦』後楽園ホール大会を開催した。
初防衛MUSASHIの腰にベルト巻く。立花誠吾「佐藤光留、てめえのベルトに挑戦させろ」差し違え表明の珍事
すこし遡り2月4日。
#というね pic.twitter.com/hK8s7CwvPA
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) February 4, 2025
どうしてもエル・ですぺらVS藤田晃生のIWJPジュニア戦を自分の目で見たくて後楽園ホールへ。
せっかくなんでプレイガイドでチケット買ってコンビニで発券してグッズ売店も堪能。
凄い試合だったぜ。今すぐスパーリングしたい。それぐらい嫉妬した!!#というね pic.twitter.com/RoaoBu756v— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) February 4, 2025
いやーマジで悔しい。悔しい悔しい悔しいッッッ!!
試合はもちろん面白かった。
それ以上にエル・デスペラードVS藤田晃生のカッコよさに震えた!!
そんな佐藤光留、日曜日に後楽園ホールで世界ジュニアよ!?
だから変態はやめられねぇぜ!!#というね— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) February 4, 2025
そして2月9日に。
<第3試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
○【第70代王者】MUSASHI
12分54秒 二天一流→片エビ固め
●【挑戦者】佐藤光留
※第70代王者・MUSASHIが初防衛に成功
☆MUSASHIが”むーちゃん”の名付け親・佐藤光留を下し世界ジュニア初防衛
☆立花誠吾が動画コメントで挑戦を表明
両者がリングを縦横無尽に駆け抜ける。光留がランニングキックなら、MUSASHIは場外ダイブ。
フォール→キックアウトぎわ狙いの腕十字。
フォール→腕十字→足関節。
バックドロップの切れ味。
されど、受けきったMUSASHIが二天一流でフィニッシュして初防衛。
納得の敗戦となったのか。光留がMUSASHIの腰にベルトを巻く。吉岡世紀が用意したVTRで立花誠吾「佐藤光留、てめえのベルトに挑戦させろ!! あんたの言う、地を這う全日ジュニア、それを思う存分味わってやる」。MUSASHIズッコケ。
全日本・後楽園大会終了。詳細は有料サイトでご確認ください。
やはり佐藤光留に「盛り上がり」なんて要らなかったんだ。45歳、キャリア25年が経過しても、新たに知る事ばかり。#というね https://t.co/C3dzsF143Q— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) February 9, 2025
自身の世界ジュニア挑戦前に、新日本プロレス後楽園大会でIWGPジュニア戦を観戦。この光留の行動に、何がしかの“点から線”をファンが期待した。大会の第3試合は休憩前、前半戦メインの位置づけとなる。
光留は敗れ、3年ぶり世界ジュニア戴冠も『むーちゃん』使用権も獲得ならず。それでいて、何でもないようなことに、アレコレ意味を見出そうとするのがファンの贅沢というものだ。
MUSASHIを地獄に陥れた、理にかなった攻撃。初防衛MUSASHIの腰にベルト巻いたこと。立花による「佐藤光留、てめえのベルトに挑戦させろ」という差し違え表明の珍事。
光留 何度も負けるんですよ、スーパー・ストロング・マシンって。もう田上明、越中詩郎、全然勝てない。けど、たまーにホームラン打つじゃないですか。あれでね、僕らは闘魂三銃士にはないカタルシスを感じて来てるんで。人の心に刺さるには、僕はハードルがあっていいと思います。
(佐藤光留「飯伏を引き出す? 味わわせてくれよ」 変態は26時に蠢きだす)
光留 俺の一番いい時期って、これから来るとしたら何を持って一番いい時期って言っただろうと思って。少なくとも今まで胸を張って「これが一番いい時期」って言える瞬間がねぇだろって。自分が〇〇年をいい時期だったって言ったら納得してもらえるというのもないし、世界ジュニアやIWGPやGHCを獲ったときかというと「ベルトが一番いい」に過ぎないし。
(佐藤光留「今日話した人、全員に嫉妬してます」 オリジナルは色褪せない)
変態であり遊びの達人。界隈をザワつかせてこそ光留というものだろう。こんなに好きにさせといて「勝手に好きになった」はないでしょう。まだまだ光留は、ファンとともに『巡恋歌』を口ずさみつづける。
(大会結果)全日本プロレス エキサイトシリーズ2025 開幕戦 2月9日(日)後楽園ホール
■全日本プロレス エキサイトシリーズ2025 開幕戦
日時:2月9日(日)11:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆1276人(主催者発表)
<第1試合 ゼンニチ本隊 vs 斉藤ブラザーズ タッグマッチ 20分1本勝負
●長尾一大心
吉岡世起
9分54秒 キャメルクラッチ→ギブアップ
○”ミスター斉藤”土井成樹
セニョール斉藤
<第2試合 ゼンニチ本隊 vs 北斗軍 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○宮原健斗
田村男児
井上凌
10分38秒 シャットダウンスープレックスホールド
●大森北斗
愛澤No.1
ジャック・ケネディ
<第3試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
○【第70代王者】MUSASHI
12分54秒 二天一流→片エビ固め
●【挑戦者】佐藤光留
※第70代王者・MUSASHIが初防衛に成功
☆MUSASHIが”むーちゃん”の名付け親・佐藤光留を下し世界ジュニア初防衛
☆立花誠吾が動画コメントで挑戦を表明
<第4試合 ELPIDA vs バカの時代 アジアタッグ選手権試合前哨戦8人タッグマッチ 30分1本勝負>
●ライジングHAYATO
安齊勇馬
本田竜輝
綾部蓮
9分59秒 お卍固め→ギブアップ
諏訪魔
鈴木秀樹
○阿部史典
野村卓矢
<第5試合 芦野祥太郎&羆嵐デビュー10周年記念試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○芦野祥太郎
12分37秒 アンクルロック→ギブアップ
●羆嵐
<第6試合 メインイベント 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第99代王者組】
〇斉藤ジュン
斉藤レイ
24分47秒 サイコブレイク→片エビ固め
●青柳優馬
青柳亮生
【挑戦者組】
※第99代王者・斉藤ジュン&斉藤レイ史上最多・8度目の防衛に成功
☆斉藤ブラザーズが青柳兄弟との史上初兄弟対決を制し、世界タッグ史上最多V8を達成
☆宮原健斗が青柳優馬との”ビジネスタッグ”で世界タッグ王座挑戦表明!
メインでは青柳ブラザーズの兄弟愛がさわやかに胸を打った。これもまたファンの気持ちを乗せて闘う、全日本プロレス流の最高空間だ。
(佐藤光留が参戦)3月1日(土)香川県・高松モンスター『UDON旗揚げ記念日』
■UDONプロレス UDON旗揚げ記念日
日時:3月1日(土)18:30
会場:高松モンスター ※マットプロレス
🔁これが3・1旗揚げ7周年概要🔁
迫力のオールスタンディング大会。現王者をリセットし、全選手から新王者を決定するラダーマッチ。
己の存在感をかけた闘いを見逃すな!!
購買部🎫2/10~予定https://t.co/Sk0F8G28D5
タスク案はリプ欄からください。#UDONプロレス #UDON旗揚げ記念日 #佐藤光留 pic.twitter.com/wKJrk9Mlju— UDONプロレス【公式】(香川) (@udonpw0304) February 9, 2025
ゲームチェンジャー・ラダーマッチ
タッグ8チーム参加
【ルール】
●ラダーが用意され、3本のベルト(『KOS無差別級』&『KOSタッグ』)が吊るされる。
●『KOS無差別級』ベルトが取られた時点で「取った選手vs.最も近くにいる選手」で同タイトル戦を行う。勝者が新王者。
●『KOSタッグ』ベルトが2本とも取られた時点で「1本目選手所属チームvs.2本目選手所属チーム」でタイトル戦を行う。勝者が新王者組。
●タイトル戦は3カウント&ノーDQにて行う。ラダーマッチ参加者によるランバージャック実施。
●各チーム及び選手は5分毎にモニターにて発表されるタスクを遂行する。タスクは『X』にて募集。
【参加チーム】
・マ・ルヨシ&さがんぼう
(サイドワインダー)
・UDON次郎&ポンデ”ストリート”ライオン
(フラワーサーカス)
・マリンライダーJR&番の州院長
(ジャパンアナボリッククラブ)
・フェニックスはるぅ&O-遍LOW
(シャドウ)
・PMショーゴ&リングナースYMT
(メディカルナイスガイ)
・凡人パルプ&ヨシノリヴァー
・今治タオルフェイス& パートナー募集中
・魔雲テン&佐藤光留(パンクラスMISSION)