内藤哲也が3年ぶり4度目MVP、女子大賞は中野たむ 東スポプロレス大賞
12日、『東スポプロレス大賞2023』受賞者が決定した。コロナ禍以降はオンライン開催だった選考委員会が、久々に対面での実施となる。選考に携わったメディアが13日付の朝刊紙に選考結果を掲載している。
2022&2023年の受賞結果 東スポプロレス大賞
内藤哲也が3年ぶり4度目MVP、女子プロ大賞は中野たむが初受賞となった。
▼受賞結果 東スポプロレス大賞(2年分)
2022年 | 2023年 | |
MVP | オカダ・カズチカ(新日) | 内藤哲也(新日) |
ベストバウト | オカダvs.ウィル・オスプレイ(8・18武道館/新日) | グレート・ムタvs.中邑真輔(1・1武道館/ノア) |
最優秀タッグ | ジェフ・コブ&グレート-O-カーン(新日) | 後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(新日) |
殊勲賞 | 宮原健斗(全日) | 高橋ヒロム(新日) |
敢闘賞 | グレート-O-カーン(新日) | 拳王(ノア) |
技能賞 | エル・リンダマン(GLEAT) | 青柳優馬(全日) |
新人賞 | 安齊勇馬(全日) | 斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ/全日) |
女子プロレス大賞 | 朱里(STARDOM) | 中野たむ(STARDOM) |
内藤のMVP。年間でIWGPヘビー級もしくはIWGP世界ヘビー級の獲得がない新日本プロレス選手がMVPを受賞するのは珍しい。年始ノアとの対抗戦で拳王を破り、2月には武藤敬司引退試合の相手を務め、8月にはG1制覇。年間を通じた活躍が王者を上回って評価されたことになる。
中野の女子プロレス大賞。4月にはジュリアを破り自身初のワールド・オブ・スターダム王座獲得となる。また5月には史上2人目となるワールド&ワンダー2冠王に輝いた。10月以降は怪我に泣いたが、トータルでの活躍が受賞につながった。
東スポプロレス大賞「MVP」「ベストバウト」推移(2008年~)
新日本プロレス選手の「MVP」獲得は実に13年連続となっている。
通算MVP受賞回数ランキングはこのように更新された。
1位 アントニオ猪木(6度)
2位 オカダ・カズチカ(5度)
3位 内藤哲也、天龍源一郎、武藤敬司、棚橋弘至(4度)
▼東スポプロレス大賞「MVP」「ベストバウト」推移
MVP | ベストバウト | |
2008年 | 武藤敬司 | 丸藤正道vs.近藤修司 |
2009年 | 棚橋弘至 | 葛西純vs.伊東竜二 |
2010年 | 杉浦貴 | 田口隆祐&プリンス・デヴィットvs.飯伏幸太&ケニー・オメガ |
2011年 | 棚橋弘至 | 小橋建太&武藤敬司vs.矢野通&飯塚高史 |
2012年 | オカダ・カズチカ | 棚橋弘至vs.オカダ・カズチカ |
2013年 | オカダ・カズチカ | 中邑真輔vs.飯伏幸太 |
2014年 | 棚橋弘至 | オカダ・カズチカvs.中邑真輔 |
2015年 | オカダ・カズチカ | 天龍源一郎vs.オカダ・カズチカ |
2016年 | 内藤哲也 | オカダ・カズチカvs.丸藤正道 |
2017年 | 内藤哲也 | オカダ・カズチカvs.ケニー・オメガ |
2018年 | 棚橋弘至 | オカダ・カズチカvs.ケニー・オメガ |
2019年 | オカダ・カズチカ | オカダ・カズチカvs.SANADA |
2020年 | 内藤哲也 | オカダ・カズチカvs.内藤哲也 |
2021年 | 鷹木信悟 | 潮崎豪vs.武藤敬司 |
2022年 | オカダ・カズチカ | オカダ・カズチカvs.ウィル・オスプレイ |
2023年 | 内藤哲也 | グレート・ムタvs.中邑真輔 |