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高田&前田がメッセージ継投! 健介&小橋がチョップ敢行! 高山が初動画「蹴る感覚が出てきた」/奇跡のTAKAYAMANIAまとめ

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 頸髄損傷でリハビリを続ける高山善廣への支援第1弾興行8・31後楽園『TAKAYAMANIA EMPIRE』大会には、札止めとなる観衆が詰めかけた。

 参戦したのは総勢37選手。新日本プロレス、全日本プロレス、NOAH、DDT、大日本プロレス、ZERO1、FREEDOMS、WRESTLE-1、琉球ドラゴンプロレス、みちのくプロレス、KAIENTAI DOJO、BASARA、東京愚連隊、センダイガールズ、パンクラスといった団体所属あるいはフリー選手が熱い試合を繰り広げた。

 前田日明、佐々木健介、小橋建太、山崎一夫がゲスト解説。ビデオメッセージではスタン・ハンセン、天龍源一郎、武藤敬司、安生洋二、宮戸優光、垣原賢人、山本喧一、ヒデオ・イタミ、高田延彦が登場する。このほか記念撮影時には桜庭和志もリングイン。桜井マッハ速人、所英男、菊田早苗ら総合格闘家も駆けつけて募金活動を行った。

 ここで起きたことがすなわち、高山善廣が繰り広げてきた闘いの幅の広さ! 大会をダイジェストで振り返る。

■TAKAYAMANIA EMPIRE
日時:8月31日(金)18:30 
会場:後楽園ホール 観衆1,500人(超満員札止め=主催者発表)

<第1試合 バトルロイヤル>
〇大谷晋二郎
(13分35秒 オーバー・ザ・トップロープ)
●ロッキー川村
※退場順:井上雅央、高木三四郎、グルクンマスク、坂口征夫、カズマサカモト、中澤マイケル、佐々木貴

ロッキーのパンチとマイケルのベノムアームのコンビネーションが坂口に炸裂という異色展開が沸かせる。

<第2試合>
里村明衣子
〇杉浦貴
(9分56秒 オリンピック予選スラム→片エビ固め)
橋本千紘
●佐藤光留

序盤の佐藤による里村の心を折りに行くかのような攻めが強烈。男子のパワーが女子に立ちはだかる場面が多かったが、里村が蹴り、橋本が投げで反撃も。カットプレーでは橋本が杉浦に水車落とし!

<第3試合>
●男色ディーノ
大森隆男
(10分58秒 エクスプロイダー→体固め)
ディック東郷
〇秋山準

序盤には嫌がっていたディーノのリップロックを終盤に食らってしまった秋山。怒りのスイッチが入り、東郷にコーナーに登れと指示。秋山によってタイツを強引にTバック状態にされた東郷の表情! お尻を見ての西永フェリーの顔、観客席の山田邦子さんのリアクション。

ディーノ得意の地獄門を逆にディーノに見舞う。笑撃展開をエクスプロイダーで秋山が制した。

<第4試合>
●冨宅飛駈
佐野巧真
(9分42秒 虎王と絶搶の合体攻撃→片エビ固め)
木高イサミ
〇丸藤正道

UWF系の佐野と冨宅がアキレス腱固めと脇固めの二重奏で沸かせるも、丸藤と木高の越境タッグが虎王と絶槍(ぜっそう)の挟み撃ちで勝利。

<第5試合 新日本プロレス提供試合>
●海野翔太
天山広吉
(10分57秒 バックドロップホールド) 
成田蓮
〇永田裕志

欠場中の小島聡が天山のセコンドとして登場。高山のために駆けつけたことで、大会も華やいだ。

永田裕志「高山善廣は今から16年前、新日本プロレスにたった一人で殴り込みに来ました。帝王という名に恥じぬ、それはそれは強くて、驚異的な選手で、僕らは何度もピンチにさらされました。僕はそんな高山善廣の本当の強さを知っています。高山善廣は必ずこのリングに帰ってくると信じてます。永田裕志は今年50になりましたが、まだ10年、20年、30年健在です。高山善廣、このリングに早く帰ってこい。もう1回彼と試合がやりたいです。もう一度、彼と目一杯、やりあって、殴り合って、叩き合って、ぶっ飛ばして、試合をすることを祈願して…皆さんご唱和ください。1、2、3、ゼアッ!」

高山夫人である高山奈津子さん。闘いの様子を見つめつつ、関係者の誘導にテキパキ動いていた。試合前の受付では高山ジュニアを伴って応対も。

<ビデオ&登壇メッセージ>

高田延彦「高山善廣を支援、応援してくれているたくさんのファンのみなさん、そして高山の大切な仲間たち。今日は高山善廣のために、このような素敵なイベントを開いていただき、心から感謝の気持ちでいっぱいです。高山善廣が1日も早く、最愛の息子を、あのでっかい体で力いっぱいハグできる日を待ちわびながら、私もみなさんと一緒に、微力ではありますが、応援を続けていきたいと思っています。高山善廣への熱い応援、支援、よろしくお願いします」

前田日明「本日は高山のためにこんなに大勢集まっていただいて、本当に心から感謝してます。ありがとうございました(四方に礼)。高山の頸椎損傷を聞いた時は本当に驚きました。彼は自分と同じようにまだ小さい子供もいたりして、これからのことを考えると、本当に自分のことのように、真っ暗になったりしました。しかしですね、いろいろ調べてみると、世界には頸椎損傷から奇跡と言われる復活を果たして普通の生活に戻った人が結構いるんですよね。高山! プロレスラーの体はな、神経で動くんじゃないんだよ! 魂で動くんだよ! お前も魂に体を動かしてもらって、このリングに戻ってこい!」

<第6試合>
〇HARASHIMA
火野裕士
石川修司
(18分02秒 蒼魔刀→片エビ固め)
●樋口和貞
浜亮太
諏訪魔

暴走大巨人タッグが別コーナーに分かれての試合。巨漢選手同士のぶつかり合い、チョップ合戦のド迫力マッチとなった。体格で劣るHARASHIMAだったが、カットプレーで浜の背後から蒼魔刀を見舞うなど技能で対抗。

<第7試合>
近藤修司 ●TAKAみちのく 太陽ケア
(20分51秒 ゴッチ式パイルドライバー→エビ固め) 
MAZADA NOSAWA論外 〇鈴木みのる

TAKAを羽交い絞めにし、解説席・健介のチョップを誘導しようとしたみのるだったが、、、

TAKAに逆に羽交い絞めにされたみのるに健介のチョップが炸裂!

小橋からのチョップも! 健介・小橋からの連続チョップ受けするみのるの姿に、高山の雄姿がオーバーラップする。

現役を退いたとはいえ、健介・小橋が並ぶ威圧感。背後には山ちゃんも。椅子を手にしたみのるは「おいっ、(相手が)2人もいるぞ。(味方チームに)誰か助けろ」と叫ぶ。

さすがに手で「タイム」と休戦宣言でエスケープ。

普段はチームにいるみのるにTAKAが気持ちを見せる。このボスに立ち向かっていく姿勢が試合展開のハイライトとなった。

TAKAの奮闘を完封したみのるがゴッチ式パイルドライバーの体制へ。観客を煽る!

健闘したTAKAを抱きかかえたポーズは「俺たちはやっぱり一番だよな」と言っているように見えた。

グータッチの構えからスカすなど和田京平レフェリーへのおちょくりを見せたみのる。しかし最後は、みのるの方が和田レフェリーの手を取って、メイン全員での“勝利”をアピール。

長期欠場後の高山の初動画が会場ビジョンに。

「本日はTAKAYAMANIAにご来場いただきまして、誠にありがとうございました。TAKAYAMANIA、今日はいかがでしたか? 今日会場に来られた方々も、それ以外の方々も、熱いご支援をいただいてこの場を借りて御礼を申し上げます。次回、どうなるかわかりませんが、足で蹴る感覚がちょっと出てきたのがわかりましたので、悪さばかりをしている鈴木みのるの顔面をビッグブーツできるのを僕自身も楽しみにしています。それまで鈴木みのる、待ってろよ。今日の後楽園ホールにいるみんなありがとう。また会おう!!」

みのる「(高山コールを遮るように)ちょっと待て。こいつ、寝てばっかりのくせに、俺に喧嘩を売りやがったな。ああ、そうかい。いつまで寝てるんだ、高山。俺はお前がここに上がってくるまで、そう、プロレス界の王の座でお前のことを待っている。そんなところでくたばるんじゃねえぞ。てめえのトドメは俺が刺してやる」

これぞ盟友というやりとりに後楽園が酔いしれる。

みのる「思ったこと喋ったら締めづらくなっちゃった。とりあえず、今日のところは(小声で)ノー・フィアー。ここ(リング上を指で差す)にいる半分以上は俺のことが嫌いなはずだ。みんなぶっ飛ばした顔だよな、お前とか、お前とか、お前とかな。さっきはよくもやったな、お前らよく覚えとけよコノヤロー(健介、小橋が笑顔)。だけどな、今日は俺のためじゃねえ、高山善廣のために集まったんだ。だから、全員に拍手を送ってほしい(会場拍手)。もういい、もういい、もういい。おい、(リング上のレスラーズに向かって)調子に乗るなよ。というわけで、第1回、『TAKAYAMANIA EMPIRE』、これにて全て終了します。もう1回見たいか? 次はもっともっとお前らの気持ち、あいつに届けよう。な? じゃあ行くぞ、後楽園ホール。高山に届け! ノーフィアー!」

 ノー・フィアーやってたら、その瞬間を撮れませんでした。なお、“ぶっ飛ばした顔”の一人、永田は微妙にロープ外にいます(笑)。

 高山との絆がある選手限定ではありつつも、オールタイムオールスター戦ともなった大会。記事タイトルにもしたが、高田&前田によるメッセージ継投、健介&小橋のチョップ敢行、高山初動画「蹴る感覚が出てきた」宣言などいくつものクライマックスがあった。8・14カッキーライドでは、山ちゃんから「出てこいや!」とTAKAYAMANIAへの高田登場を待望するマイクがあったが、映像とはいえしっかりとつながった。高山からするとUWF系での2人のボス、高田と前田が揃って高山支援を訴えたことは最大の感動だった。

 そして、試合および試合後のみのるの仕切り。敵対選手との関係性がありながらも、それを越えての大同団結という意味合いがビンビンに伝わってくる。ボクらの思いをしっかり乗せて、、、あなたがTAKAYAMANIAの仕切りで本当によかったです!

 もちろん楽観することはないが、高山本人から奇跡の兆候が語られたことは、ボクら支援に回っている側からするとドライブがかかる。主催者のみなさん、選手のみなさん、感動をありがとうございました。そして、改めて。ボクらが信じなければ、何も始まらない!

選手による寄せ書きほかtweetより。

TAKAYAMANIA前日。

アフターTAKAYAMANIA。要チェック。

 ここまで読んでいただいている方に、最後に。

 バックステージコメント抜粋をプロレス&格闘技DX無料公開記事より。TAKAYAMANIAの音頭取りがみのるに決まった際のやりとり秘話も。
・ 8-31【TAKAYAMANIA】高山支援で37選手躍動…鈴木音頭で「ノーフィアー」大合唱、高山もV…プロレス格闘技DX

▼鈴木「またやるよ。そのつもりで俺はここにいるんで。何度も言ったんだよ。『もっと好感度のいい人のほうがいいんじゃないか』って。『もっと爽やかな、もっとみんなが1人でもワーッと集まる人のほうがいいんじゃないか』って言ったら、高山のほうから『お前、なに言ってんだよ』って。『みのるちゃん、なに言ってんだよ。やれよ』って言って。それで決まったんだから」

▼鈴木「それも、高山の今までのプロレスの中で、あの時間をパッと思い出すらしいんで、今回はそれを再現してみた。再現というか、あの時のメンバーを集めてみた。次はどうなるかわからないけど。第2回、第3回…あいつが帰ってくるリングが今日生まれたんで。これを残していかないと。例え、客が1人であっても、2人であっても。そこで俺がぶっ飛ばすから。やめてられねえよ。まだまだやるよ。その代わり、あいつが10年後、20年後に帰ってきた時に、俺はまだトップにいるから。じゃなかったら意味がない」

▼TAKA「俺の場合、鈴木軍初期メンバーに高山さんがいて、仲間だった時もあれば、他の団体では敵に回って。シングルやって、世界一のジャーマン食らったこともあったけど、俺もやられっぱなしなんで。ちっちぇえけどさ、ちっちぇえけど。今日、鈴木みのるっていうとてつもなく強い男に立ち向かっていって、ボコボコにされたけど、まだまだこんなちっちぇえ俺でも、まだ立ち上がって戦うんで。高山さん、また立ち上がってきてくれますよね? 俺もまた立ち上がって行きますんで。またボコッとぶっ飛ばしてくださいよ。何度でも俺は立ち上がって。高山さん、みんな待ってますよ。こんなたくさんの団体が集うこと、高山さんをもってしてじゃなきゃないでしょ? オールスターだよね、今日。素晴らしい大会を高山さんのためにみんな揃ってやって。次はあなたが帰ってきて、みんな集めて何かやりましょうよ。俺らは何度でも立ち上がるんで、待ってます」

 

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