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コズエン通信

昨日の敵は今日のコズエン 心はやく震える手をもう一度だけ差し伸ばして

コズエン通信, スターダム

 当サイトで恒例となっているコズエン(COSMIC ANGELS 中野たむ 白川未奈 ウナギ・サヤカ)寄りの大会レポート。いってみましょう!! 4日の横浜武道館大会。コメント言い回しは公式サイトに合わせています。

大会結果 スターダム YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Summer 7月4日(日)横浜武道館

■ スターダム YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Summer
日時:7月4日(日)17:00
会場:神奈川・横浜武道館 観衆1135人(満員/コロナ対策限定人数/主催者発表)
ベストバウト&大会満足度投票アンケートは7月7日(水)24:00まで受付、PPVアーカイブは7月7日(水)24:00まで視聴可(購入は7月7日(水)19:00まで)

<第1試合/ガントレット・タッグマッチ>
小波&〇フキゲンです★(大江戸隊)
 5分40秒 後方回転エビ固め
舞華(Donna del Mondo)&●レディ・C(新人)
※退場順
鹿島沙希&○吏南(6分31秒 ジャックナイフ式エビ固め)羽南&妃南●
○舞華&レディ・C(6分4秒 炎華落とし→片エビ固め)鹿島沙希&吏南●

<第2試合/スペシャルタッグマッチ>
渡辺桃&〇AZM(Queen’s Quest)
 13分43秒 あずみ寿司
スターライト・キッド&●琉悪夏(大江戸隊)

目を引くタイタントロン(エントランス設置の巨大スクリーン)。この日のために用意されたビジュアルやコピーが“選ばれた6試合”への登場選手を引き立てる。この写真ではわかりにくいが、闇堕ちキッドは牙付きのマスク。

<第3試合/フューチャー・オブ・スターダム王座争奪トーナメント決勝>
〇白川未奈(COSMIC ANGELS)
 14分43秒 インプラントDDT→片エビ固め
●ウナギ・サヤカ(COSMIC ANGELS)
※白川が第5代王者となる

<第4試合/ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合>
《王者チーム》
〇ジュリア&朱里(Donna del Mondo)
 20分42秒 ノーザンライト・ボム→片エビ固め
岩谷麻優&●コグマ(STARS)
《挑戦者チーム》
※朱里&ジュリアが3度目の防衛に成功

敗れたコグマをジュリアが挑発。コグマがジュリア、朱里を張っていったとき、ジュリアがニヤリ。近くで見ていたボクはゾクリ。すべてはジュリアの手の平なのか。

<第5試合/ワンダー・オブ・スターダム選手権試合>
《王者》
〇中野たむ(COSMIC ANGELS)
 22分27秒 トワイライト・ドリーム
●上谷沙弥(Queen’s Quest)
《挑戦者》
※中野が2度目の防衛に成功

<第6試合/ワールド・オブ・スターダム選手権試合>
《王者》
〇林下詩美(Queen’s Quest)
 11分33秒 刀羅が膝を負傷→ドクター・ストップ
●刀羅ナツコ(大江戸隊)
《挑戦者》
※林下が6度目の防衛に成功

場外フットスタンプの着地でアクシデント。刀羅ナツコが膝負傷(左膝前十字靭帯断裂)でドクターストップ。プロレスはこういう事態と常に隣りあわせでもある。

規格外のフューチャー・オブ・スターダム。その筋書きのない​ドラマ

<第3試合/フューチャー・オブ・スターダム王座争奪トーナメント決勝>
〇白川未奈(COSMIC ANGELS)
 14分43秒 インプラントDDT→片エビ固め
●ウナギ・サヤカ(COSMIC ANGELS)
※白川が第5代王者となる

ウナギ・サヤカがニュー・コスチューム。

あとから入場の白川未奈も気分がノッてる。

お互いの出方を警戒しあうグラウンド。

柔術歴もある白川、ウナギを押さえ込むが、、、

ウナギもドラゴンスリーパーで譲らない。2人ともこちらに目線をくれるのだが、おそらくボクの後ろ側の解説席が気になる!? 「私たちの闘いを見てろ」くらいの気合いがあってこそレスラーだ。

この跳躍で白川がウナギの背中にドロップキック。

白川が吊り天井。ウナギは大ふへん固め。負けたくないからこそ、いつもの技にも力が入る。

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技だけではない。気持ちも溢れ出る。

ウナギの「拙者、蒲焼き者で候。」は実に2連発(写真は2発目)。カメラ位置がたまたまよかったのだが、この技のダイナミックぶりがよくわかる。

残り時間が少なくなり、両者がラッシュ。流れをたぐり寄せた白川がインプラントDDTを連発でウナギを仕留めた。ウナギの食らいっぷりまで納得のフィニッシュ。

白川「(泣きながら)未来、未来をつかんだぞー! うれしい! 私はこのフューチャーのベルト、保持期限32日なんですけど、その32日でやりたいことが3つあるんです。1つ、いま言っていいかな? 私は32日間、たくさん防衛戦しまくって、このフューチャーのベルト、価値を守って、守って、上げていきたいと思います」

ウナギ「未奈ちゃん、おめでと。いやあ、でもホントに、こんなギリギリで負けて、めっちゃ悔しいので、いっぱい、防衛戦したいんだよね?」

白川「いっぱいいっぱいしたいよ」

ウナギ「じゃあさ、その最初の防衛戦の相手、ウナにしてよ。そして、ホントはチャンピオンになって言いたかったけど、私はシンデレラ・トーナメント、朱里さんに勝っている。もっと、もっともっと強いヤツと闘わせてくれ。SWA、挑戦したい。無謀だと言われても、無謀上等。私は傾奇者だからね!」

白川「うぇ!? 気が多い女って嫌われるけど大丈夫そう!? そこだけが心配、私は。でもいいよ。いっぱいいっぱい防衛したいから、このベルトの初防衛戦、ウナギ相手にしてやりますよ。ああ、そうだ。SWA、今ここでまったく関係ないけど、SWA取って来てよ。そしたら私がその初防衛戦の相手やってやるよ」

白川が手を差し出すがウナギは応じず。リングを下りて退場。

(バックステージ)

白川「ウナギとは前団体から一緒にやってきて、そのときはホントに(声を詰まらせ)私が前団体でプロレス始めたときはまだ(ウナギは)練習生で、頑張ってるなっていうふうに見てるぐらいのホントに、そういう後輩だったんですけど、スターダムに来てからホントにいろんな、ウナギ七番勝負もそうだし、シンデレラ残ってたこともそうだし、すごい勢いあるなっていうのを見てて、正直に、悔しいなっていうふうに思ってました。悔しいなって思ってること、悔しいって感情、あんまり言葉に出すのが苦手な性格で、でも今回その感情に向き合ってよかったなって思いました。だからこのフューチャーのベルト取れたのかなって思ったし、ホントにあらためてウナギ、ありがとうって。出会ってくれてありがとうって思いました」

――8月5日が期限だが。

「デビュー3年までなので」

――それまでにたくさん防衛戦を?

「そうですね、たくさん。できる限り、いろんな、まあ5★STARとかもあるけど、できるだけやりたいんですけど、ウナギが挑戦したいって言ってきたんで、ウナギ相手に初防衛、きっちりして、まだまだ私は先行くよっていうのをきちんと次も勝って、その姿を見せたいなと思います」

なお、ウナギは第4試合後にもリングサイドに登場。

朱里「あと、フューチャー戦、ウナギ・サヤカ、SWAのベルトに挑戦したいって言ってたよね? まあ、私はシンデレラ・トーナメントでウナギ・サヤカに負けました。でも、アタシは弱くない。ウナギ・サヤカ、フューチャーのベルト? 獲れなかったんだよねぇ。強くなりたいんだよね? 上に行きたいんだよね? 私がプロレスの強さ、怖さを刻み込むから覚悟しとけよ」

朱里のマイクに対して視線を送るにとどまった。

バックステージでは中野たむがウナギにお手製ベルトをプレゼントしたんだという。

 フューチャー・オブ・スターダムは「20歳以下またはキャリア3年未満」の選手が資格となる。そもそも「20歳以下またはキャリア2年未満」だったものが、2020年12月20日に“キャリア2年ギリギリ”飯田沙耶が戴冠、キャリア3年の資格化を訴えて了承された。

 するとコズエンの2人が30代ながら「あれっ、キャリア3年未満だからいける」状態に。従来ならば規格外の選手がフューチャー・オブ・スターダムに挑戦。なんという筋書きのない​ドラマだろうか。

 今回の王座決定トーナメントには7選手がエントリー。その中で白川とウナギは他選手と別格。何度も大会でメインを務めてきた。「優勝は自分たちしかいない」そう思ったとき、ある種の“筋書き”が動き出す。

 中野が抜きん出たコズエンの中で、もうあらゆる手段をもって白川とウナギは存在感を出していくしかない。

 2人の間では白黒がついたかもしれないが、この試合をもって2人ともが勝利した。そんな試合にボクは思えた。勝敗が決した直後はさておき、大会通じてみると白川もウナギも前のめりぶりが加速しているのがその証拠だ。

 そして横浜武道館大会は、この第3試合で火がついたのだ。

ゴズエン物語の舞台と化したヨコハマ。そんな中で中野が見せた闘いの意味



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