「神に誓って、プロのレスラーはやらない」はずのボランティアレスラー大仁田厚、正規マネーでの海外団体オファー承諾が発覚
28日、大仁田厚が前代未聞の“7度目”現役復帰を果たした。試合後のインタビューから。
写真は2017年10月の“7度目”引退試合より。
・ 大仁田厚、7度目の復帰戦を終え「無償の愛という感じ。純粋に熱いモノを感じた」…プロレスリングA―TEAM鶴見青果市場大会(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
「本当にマスコミの方々にはご迷惑をかけています。毎回毎回、引退と名乗ってパネルを頂いて、スポニチさん、日刊さん、東スポさん、デイリーさん、報知さん、いろんなスポーツ紙さん、それから週プロさん、本当に頂いて…。ボランティアレスラーには引退もないし、好きな時に出て好きな時に去ると。一切、すみません、パネルとかトロフィーだとか要求しませんし、まったくもらいたいとも思いませんので」
「次の目標はなんだって言われたら、あれです。このレスラー界に2人嫌いな人がいまして、1人は電流爆破に当たらなかった長州力。もう1人は週プロの元編集長でターザン山本というのがいりまして、こいつが言いたいこと言って、一回だからお前体験してみろって。いろんな方々がデスマッチを体験しプロレスというものの底辺の凄さを感じて頂きたいと思っております」
「ありがたいことにイギリスは1月にお呼びがかかりまして行ってきます。4月5、6、7日、ニューヨークの方で試合をしてきます。これはあくまでも治外法権ですから、はい。日本では引退しましたけど。日本ではボランティアレスラーです。だけど、アメリカとかイギリス行ったらボクはプロレスラーとして頑張っていきたいと思っています。アメリカとかイギリスで引退はしておりませんので、アメリカとイギリスへ行ってまいります」
― 詭弁じゃないですか?
「ガハッハハッハ…。カシンに影響されて、そうでもないか」
―海外ではギャラをもらうんですか?
「ウン、だってプロレスラーだもん。だって治外法権だもん。大使館に逃げ込んだような男だよ。海外ではプロレスラー、国内ではボランティアレスラー。ありがたいことに今日も完売しましてありがたいことです。だけど、あくまでボランティアレスラーです。海外行ったらプロレスラー」
2017年10月の“7度目”引退試合、直前インタビューを確認。たとえばこのように語っていた。
・ 大仁田厚「神に誓って、プロのレスラーはやらない」 – プロレス 日刊スポーツ
大仁田 プロレス、辞めるんだけど…プロレス、やりたいね。やりたいよ。今を生きたいんだよ…でも、やらない。プロレスは、プロだからプロレスリング。お金を取って、プロのリングに立つことは、絶対にあり得ない。プロと名が付く以上、ある程度の水準でやらないといけない…それは不可能。例えば、老人ホームなどで「ノーギャラでいいからやって下さい」と言われたら、やるかもしれない。お年寄りや孤児のために、お金を取らない無料イベント、チャリティーの場で、レスリングをやるのはあるかも知れない。プロレスに、フィクサーみたいに関わる可能性は否定しないよ。
(中略)
大仁田 あと10年は絶対…ヘタしたら15年は働こうと思っているよ。俺は大仁田厚として生きたいんだ。でも…プロのレスラーとしてリングに上がることは絶対にない。神に誓って、やらない。
というわけで、「神に誓って、プロのレスラーはやらない」は国内だけの話だったことになる…ってオイッ!
海外で試合をすることになり、バツが悪くなってあらかじめマスコミに話をしたんでしょうねぇ。中途半端に人がいい大仁田なのであった。復帰自体が“発言撤回”なので何を言われても驚く筋のものではないけど、大仁田さん、国内でのプロレスラーとしての復帰も待ってます(笑)。
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