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高木三四郎サイフェス直前インタビュー 過渡期にあるプロレスへの対峙

DDT, NOAH, 東京女子プロレス

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 CyberFight(DDT、東京女子、ガンバレ☆プロレス、ノア)によるグループ団体合同祭典『CyberFight Festival 2022』6・12さいたまスーパーアリーナ大会が目前に迫ってきた。コロナ禍でプロレスを巡る状況は大きく変わった一方、インタビュー前日にはDDTから声出し応援可能大会(7・7新宿FACE)が発表されるなどコロナ明けも見えてきた。サイバー系列の中では“ノア派”の当サイトから怒涛の質問。大社長の答えから見えてきたのは、過渡期にあるプロレスへの対峙の姿勢だった。(収録日:5月26日)

今回のコロナによってプロレスの見方というのはすごくアメリカに近づいてきた

高木三四郎 スミマセンどうもお待たせして!!

カクトウログ いえいえいえ。

高木 (以前にカクトウログのサカイがイベント休み時間の高木社長に挨拶した)あのときはまだ株式会社DDTプロレスリングだったと思います(と改めて名刺交換)。今日はサイバーファイトフェスのことは何でも聞いてください。

カク 高木社長とは年代近いんで、日本のプロレスを見てきた時期もかぶっているかと。

高木 小中高は新日本、全日本見て、特に全日本好きでしたし。

カク ボクはバリバリ新日本だったんで。とにかく「東スポや週プロで試合結果を知っていた」頃からすれば、プロレスの見方も大きく変わるほどの時間が経ちました。

高木 ボクは今回のコロナによってプロレスの見方というのはすごくアメリカに近づいてきたと思っているほうなんですよ。それまでの日本のプロレスってなんだかんだライブビジネス(会場観戦)だった。新日本プロレスが新日本プロレスワールドを始めたんですけど、ボクからするとそれもライブ中心なんだなと。テレビを意識してない、配信を意識してない。

カク はい。

高木 それで日本ってどうだったのかって考えると、実は80年代とか90年代のほうがテレビを意識したプロレスをしてたと思うんです。顕著な例は大仁田劇場(大仁田厚とテレ朝アナウンサーの名物やりとり)で、会場のお客さん抜きでテレビで流行らせた。それが一周くらいまわってライブ至上主義になったと見ています。でもコロナで無観客になった。ようやく新日本プロレスワールドもレッスルユニバースも配信に向き合うようになったというところもあって。

今回のさいたまスーパーアリーナは来場してくださった方にはもちろんですが、配信を通じて視聴する層にも楽しさを提供するものを考えています。レッスルユニバースでもスケール感を楽しんでいただきたいです。

カク もちろんリアルタイムで見てほしいと。

高木 そうです、そうです。無料トライアルもすべてサイバーファイトフェスに向けてのものです。体感してほしいですし、見てほしい。

【『CyberFight Festival 2021』は2021年6月6日にさいたまスーパーアリーナで行われ、2022年も会場は継承される】

カク 試合だけじゃなくて“武藤敬司選手の来場”というのも追加されました。そういうエッセンスも意図はされてたんですか?

高木 そういうのも含まれることになりますかね。どういうことかと言うと、「何が起きるの!?」っていうのがたぶんお客さんが気になること。前提で言っておくと、ボクはノアのことはわからない(笑)。WWEって、レッスルマニアってすごいじゃないですか、入場が。毎回、YouTube上でもバズってるし。SNS上でもスゲーってなってるじゃないですか。さいたまスーパーアリーナのスケール感とともに、そういう感覚は生み出せるんじゃないかと思ってます。

カク 「何が起きたか」がニュースになるような。

高木 そうですね。それくらいの気持ちで今回は挑んでますね。当然試合はそうですし、話題はつくっていかないといけない。

カク 気になっていたのは、サイバーファイトフェスをつくっていくプロセスというのは、あらかじめ見せたいものがあってつくっていくのか。それともそれぞれの団体の流れの“受け止め”の場なのか。

高木 カード発表が1か月前の段階(5月10日)ですし、やっぱり現在進行形をお見せしたいというのがあった。去年はけっこう、対抗戦パートを(カード発表で)先に出したりとかいろいろあったんですけど、今回は変えています。

声出し大会の反響は上々。お酒飲んだりとか野次だったり笑い、怒り、驚嘆を含めてライブ観戦

カク きのう“声を出していい”という大会の発表がありましたけど、反響はどうですか?

*DDTが5月25日、試験的に声出し応援が可能とする大会を発表した。入場が無料の「DDT FREE~みんなで声出そう!~」7・7新宿FACE大会で、収容可能人数450人に対し定員を150人とし、ソーシャルディスタンスを保った座席仕様となる。不織布マスクの着用を必須とし、鼻からあごまでを覆う着用を呼びかけられる。

高木 反響は無茶苦茶ありましたね。もともとボクの持論で、プロレスの楽しみ方って「ライブ観戦する」っていうのは、お酒飲んだりとか野次だったり笑い、怒り、驚嘆を含めてだと思っているんです。やっぱり発散したいわけじゃないですか。ディズニーランドも一緒でしょうけれど。そう考えると「声を出せない」というのは集客が戻らない原因のひとつです。野球とかサッカーはちょっと違うと思うんですよね。

それでいま会場にいるファンというのは本当にプロレスが好きで団体愛に溢れていると思います。ありがたいですし、何があっても最後までついてきてくれると思うんですよ。でも、そうじゃない少しライトな層とか、お子様が一緒にいたりとか、足が離れたファンもいたと思うんですよね。「声」は早くから何とかしたかった。

カク なるほど。

高木 それで東京都と話をしていたところ、ガイドラインとしては50%のソーシャルディスタンスで、会場OKで、不織布マスクを鼻から口まで覆うということだったんで、それをクリアして。ボクら全面的な解除か、段階的な解除か、あるいは声出しエリアをつくるのか。いろいろ意見が分かれたんですけど、まだNGな会場もあるんですよ。なので今回は試験的で、あえて無料興行を選んだんです。これで特に批判的なものとかお客さんが怖がるとかなければ、解禁する判断が近づくと見ています。

会見での拳王による週プロ裏表紙広告のツッコミ? 裏表紙の割り当ては合議制で決めている

カク サイバーファイトフェスの会見(5月10日)がありました。週プロ(週刊プロレス誌)裏表紙広告(ノア以外の団体だけでまわして、ノアを冷遇、排除している)の件を、拳王選手が突っ込んでました。

【11週分の週プロ裏表紙広告をめくって見せ「DDT、東京女子、ガンバレ☆プロレス…ノアはどこいったんだよ? なめんじゃねえぞ!」】

高木 サイバーファイトで裏表紙を押さえている広告ですね。ボクらグループ間の中で情報共有していて、いわゆる2か月、3か月先まで、裏表紙の割り当てを決めているんですよ。本当にたまたま拳王の指摘した2か月とか3か月間くらいは、ノア的に「今回は使用しなくても大丈夫です」って言われていた期間だったんで(笑)。彼は本当に・・・突っ込むことしか考えてない(笑)。

カク いい“燃料”になっちゃった!?

高木 そうなんですよ。でもあれだけよく調べてるなぁと。週プロが好きなんでしょうね。これ、ボクが決めたことでもないし。ちゃんと合議制で、各団体にお伺いを立ててやっているんで。

カク ノアをいじめているわけじゃないと?

高木 なわけないですよ!! ABEMAの放映回数だって「譲ってる」んですよ、そこは。大きく書いていただいて構わないですけど、フラットに見てよっていう。ボクらレッスルユニバースを大きくしないといけないですから、じゃあDDTと東京女子はレッスルユニバースを優先するよと。ノアはブランディングしていくっていう中で、やっぱりメジャー団体っていうイメージは大事じゃないですか。なのでABEMAを多めにやっていくという判断をボクがしたんですよ。なぜDDTのABEMAはなくなったんですかと聞かれるんですけど。やろうと思ったらできるんですけど。いまはABEMAも好評になってきたんで、じゃあノアのレッスルユニバース独占配信も増やしましょうよと。全ては「戦略」なんですよ。彼(拳王)は「感情」で動いてるだけなんで。

カク これに拳王選手がどう反論するか?(笑)

高木 そういう小さい視点ではサイバーファイトは考えてなくて、彼のことも正直相手にしたくないし。反体制を気取っている。ボクから言わせれば反体制でもない。あくまで日本のトップに立つ団体ということを目標にしたときに、そのカウンター(反撃の担い手)として持ち上がってくるのはたぶんDDTじゃないんですよ。違う概念でDDTは動いてるんで・・・何度も試みようとしたんですが、そこの土俵では難しかったんですよ、正直。

新日本プロレスを支持する層の土俵ではたぶんDDTは闘えない。もっとサブカル層の中でもアニメだったりマンガだったりいろいろ異ジャンルの方で支持を得られる業態なんじゃないかと。ノアはサイバーファイトの中では唯一、新日本の土俵で勝負できる団体なんですよ。新日本のファンを引っ張って来れるのはノアなんですよ。新日本のファンはヨシヒコを「あんなの人形じゃん」で終わっちゃう。それは価値観、文化の違いなんです。

カク そういう考えになったのは、ノアと一緒になってからか、その前から?

高木 やっぱりDDTがサイバーエージェントにグループ入りをして、なんとかいろんなトライをさせてもらったんですけど、いまひとつハマらなかった。いわゆるスケール感は上がったんですけど、じゃあ日本の王道の、主軸のプロレスファンを持ってこれるかというと難しいだろうなと思っちゃったんですよね。日本のプロレスファンの土壌とは違う。DDTはどちらかというと海外だったり、サブカル層だったり、世間一般層のほうが勝負できる。ノアはプロレス中心層で勝負できる。その2軸です。

カク 日本のファンは、その団体がどういう血筋にあるのかを重視するイメージです。

高木 世界的にもそうなんですよ。意外に、世界の超コアな人たち、マニアは案外「ここは、誰がコーチなんだ?」とか、すごい気にしますよね。外国人選手のWikipediaには「コーチ」の項目があるんですよ。日本でも「あいつはどこで育った」とかよく言うじゃないですか。これあるんスよね。ボクが最近言ってるのは、プロレスは伝統芸能化しているというか、流派を気にするじゃないですか。ボクはやっぱり流派がある以上、日本の中心の、既存のプロレスファンにごっそりいくのはなかなか難しいだろうなと。

カク トラディショナルな日本のプロレスにサイバーファイトが「来る」って気配を感じたのは、1年前の秋山準選手、武藤敬司選手の「入団」というシーンでしたね。ただこれは、いかんせん連発が難しい。

高木 確かに、おっしゃる通り。ああいうミラクルは起きないですよ。ボクの中ではコロナだから成立したと思っている。平常に戻ってきている中でミラクルはなかなか難しい。

カク 昨年は入団と武藤選手のムーンサルト・プレスやるやらないの流れが神がかり過ぎて。

高木 でもノアはやっぱり、時代におけるものを引っ張らずに、新しいものをつくろうとしていますよね。持論ですけど、ノアこそベンチャーなんですよ。当時大手の団体である全日本プロレスから独立したじゃないですか。だから日本のプロレスベンチャーの走りなんですよ。DDTも第一人者と思ってやってきましたけど、ノアこそそうで新しいフェーズに入っていると思っている。ただ、現場にそうかと聞いたわけでも、そうしてくださいとも言ってない。声を大にして言うと、数字しか見てないんです。経営者なんで、ノアの大会は何人入って、売り上げがいくらで、支出はいくらで・・・全部チェックしている。DDTも東京女子もガンバレ☆プロレスも。当然です。逆に「方向性」はおまかせなんですよ。

ノア両国2連戦。初日をジュニアでやると発表されたときひっくり返りました。Twitterを見て知る!!

カク 売り上げではノアの両国国技館2連戦の集客が厳しかったという声もありますが?

高木 でもサブスクのレッスルユニバースの新規獲得はすごい増えたんです。(※カクトウログ註:この点についてはノア関係者からも一定成果があったことを聞いています。)

カク 他大会に比べて?

高木 そうそう。新しい売り上げを立てられた。サブスクビジネスは月額だと安いけれど、その人たちが半年・1年続けると入場料金くらいになる。

カク 「史上最大のX」も効果あり?

高木 どうなんですかね? ノアのことはわかんないんで(笑)。個人的な興味でいうと、単純に「両国国技館を2日間やった」というのがすごい。あと初日をジュニアでやると発表されたときひっくり返りました。Twitterを見て知るっていう(笑)。

カク 昔の新日本の東スポで知る的な(笑)。

高木 正直な話「やられた」と。単純な話、それだけで「層が厚い」じゃないですか。すごいところまでいっちゃったなぁ、DDTも負けていられないなぁと。そこまで判断できるくらいにノアは「いってる」んだと。

カク そうなんですよ、すごい「決断力」を見せつけられましたね。新日本がジュニアだけで集客できないところもあるからビッグマッチはヘビー選手も動員するじゃないですか。高橋ヒロム選手がジュニアジュニアと言っても、現実的には切り替えられないところがあるけれど、ノアは「会社が仕掛ける」チックなところもあるかなと。

高木 もちろん結果論として見た目(の集客)とか言われる方もいらっしゃると思いますけど、でも別の売り上げを配信で立てているというのもやっています。プロレスのビジネスの価値観が変わってきている、格闘技も含めて。RIZINがRIZIN LANDMARKっていう配信大会をやってますよね。PPVビジネス。会場はスタジオ程度かもしれないけれど、演出はド派手にしてるじゃないですか。そういうことを考えながらやっていくというところに来たんだろうなと。

カク 集客問題にはノアの勢いうんぬんではなく首都圏日程の過密さがあるのではないか? と思うんですけど。何か事情がありますか。

*4~6月ノア首都圏日程

4月08日(金)東京・後楽園ホール
4月09日(土)東京・後楽園ホール
4月29日(金)東京・両国国技館
4月30日(土)東京・両国国技館

5月04日(水)東京・後楽園ホール
5月05日(木)東京・後楽園ホール
5月14日(土)神奈川・横浜ラジアントホール
5月19日(木)神奈川・横浜ラジアントホール
5月21日(土)(武藤敬司が復帰)東京・大田区総合体育館
5月30日(月)神奈川・クラブチッタ川崎

6月07日(火)東京・後楽園ホール
6月08日(水)東京・後楽園ホール
6月12日(日)(CyberFight Festival 2022)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
6月23日(木)東京・新宿FACE
6月24日(金)神奈川・横浜ラジアントホール

高木 ボクはノアのコースを決めているわけじゃないんですが、まず「配信環境」が整っている会場が重要になってくる。けっこうライブ配信って難しいんですよ。回線工事してやらなくちゃいけないとか。その点で地方大会はなかなかリスキーになる。地方でもビッグマッチは別ですが、地方大会は二の足を踏むというか、東京に集中するというのはわかります。だって新日本もそうじゃないですか。

カク 後楽園が多くなってますね。

高木 でも後楽園は配信環境が整っているんですよ。これはね、プロレス自体も変わってきているから、WWEのサンダードームみたいにどっかの体育館を借りて、ショーとしてやってもいいじゃんとも思うんですよ。サカイさんもおわかりだと思うんですけど、配信の入っている大会と入っていない大会ではSNSの伸びが全然違う。コロナ前より差が広がっちゃったと思っている。内訳としても、会場でのライブ観戦側からのSNSが減り、配信側からのSNSがさらに増えている、そういう格差までもあると思うんです。

DDTもユニバースでやっていて、地方大会は経費がかかるわけですよ。カメラクルーの交通費もかかる。配信のプラットフォームを持っている会社だからこそ。すると首都圏に集中しちゃうんで、これはもうアイディアで切り抜けるしかないと。

カク 今の日程をベースに試行錯誤をせざるを得ないと。両国をやったばっかりで大田区もやったんで、武藤選手の復帰が900人台だったのがさびしかったんで。ファンも会場での”現実”の受け止めをどうするかはあると思うんです。

高木 どういうふうにやったらいいんだろうな・・・DDTはRIZIN LANDMARKのような常設会場でやってもいいと思いますけどね。ノアはわからないですけど(笑)。

ノアや東京女子に感じる課題は? 高木社長「レッスルユニバースでもABEMAでも試合は見てます」

カク 高木社長の視点からノアや東京女子に感じる課題というのはあるのでしょうか?

高木 レッスルユニバースでもABEMAでも試合は見てます。エゴサもしますしね。そうですねぇ、ボクはノアには「やられた」って思わされることが多いですね。単純に藤田(和之)さんの「人間に戻りたい」っていうのは2022年最大のカミングアウトなんじゃないかと!! あれはビックリした。藤田さんにそんな感情があったとは。めっちゃ面白いなぁと。ジュニアも見てて動きも展開も早いじゃないですか。DDTも負けてられないなぁと。ボクはマンネリが嫌いなので、ノアのジュニアなんかそれぞれの選手の意志があっていいなぁと思いますね。

【「野獣ではなく人間・藤田和之、ノアの藤田和之として生きていきたいと思っております。今まで偽りの姿を見せてしまい、申し訳ございませんでした」(2月24日)】

カク 東京女子となると。

高木 東京女子プロレスは、よりいっそう「唯一無二」の存在になっちゃったなぁと。もちろん悪い意味じゃないんですよ。スターダムという団体が出てきて、スターダムが女子プロレスの王道的なスタンスになるわけですけれども、だからこそその対面にいて、一生交わらないんだろうなぁとは思っています。交わる必要もないし、東京女子の世界観って見てて清々しいなぁと。ボクなんかのドロドロな目で見ててもやっぱり清々しいんです。心が洗われるなぁって。

カク 世界観で勝負していると。ボクの知り合いが東京女子を見に行ったときに「そんなにハードヒットじゃない。危険技を使わずに緊張感ある試合を組み立てている」って言い方をしてましたね。

高木 怪我だけは・・・これは全団体ですが気をつけなきゃいけない。ただ坂崎ユカ選手の試合とかはハードヒットですよ!! あんなエルボーとか大丈夫かと(心配になる)。坂崎選手、山下実優選手、中島翔子選手はトップで、世界のどこに行っても通用します。

カク さきほど新日本のカウンターがノアという話をされていたんですけど、新日とは違うノアの強み、勝負所はどういうところにあると思いますか?

高木 ノアのスタイルってすごく激しいスタイルだと思ってます。あれこそ今の日本のプロレス界の中で薄れつつあるアスリートプロレスのスタイルなんじゃないかと。それをずっと守っている団体。ボク、全日本プロレス好きだったんで、天龍革命があって、地方でも毎日激しい試合をやってて、そっからいわゆるジャンボ鶴田さんとか超世代軍とか抗争があったじゃないですか。伝わりやすい激しい試合をして。四天王からノアのプロレスになり、それを守っていると思いますね。

さっき話したこととは矛盾して聞こえるかもしれないんですけど、怪我っていうリスクがあるのがプロレスだけど、怪我しない鍛え方というのをしていると思うし。なんだろうなぁ・・・比較しちゃうと角が立つ(笑)。“同業者の目線”で見ててもノアはすごいガッチリやってるんですよね。ハードヒットでもあり、攻防として見透かされないものっていうのを。

カク なるほど。

高木 それを去年の6月に金剛とやって体感しました。やっぱり拳王の攻撃に意識飛びそうになりましたもん。飛ばなかったのはボクの意地でした。

【DDTvs.金剛全面対抗12人タッグマッチで高木と拳王が対決。拳王が厳しく高木を追い込む】

高木 彼はすごいと思いましたね。あんなにボコボコにされたのはデビュー戦とか、あとなんだろ、DDT旗揚げ戦でスーパー宇宙パワーと仮面シュータースーパーライダーにボクとNOSAWA論外がボコボコにされたのを思い出しました。それくらい彼は当たりが強かった。こっちにも意地があるんで、絶対に意識だけは飛ばない、絶対ノックアウトされまいと最後まで立ってたんですけど、ホント心折れそうでした。社長じゃなかったら折れてました(笑)。ノアを体現しているのは彼かもしれない。

カク まさかの拳王締め(笑)。サイバーファイトフェス、期待しております!!

丸藤欠場で中嶋が代替参戦、拳王vs.佐々木はノーDQ戦に。6・12サイフェス対戦カード

 丸藤正道が負傷のため欠場で中嶋勝彦が代替参戦、拳王vs.佐々木大輔はノーDQルールのハードコアマッチに。サイフェス対戦カードおさらい。

■ CyberFight Festival 2022
日時:6月12日(日)14:00 ※STARTING BATTLEは13:00頃開始予定
会場:埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ

<武藤敬司が来場> ※タイミングは未発表
プロレスリング・ノア所属・武藤敬司選手の来場が決定いたしました。大会当日、武藤選手からファンの皆様、報道関係の皆様に大切なご報告がございます。

=====13:00頃開始予定=====

<STARTING BATTLE KICKOFF~DDT提供タッグマッチ>
マッスル坂井&納谷幸男
(1/15)
高尾蒼馬&平田一喜

<STARTING BATTLE 2~TJPW提供10人タッグマッチ>
ハイパーミサヲ&愛野ユキ&らく&原宿ぽむ&猫はるな
(1/15)
角田奈穂&桐生真弥&宮本もか&遠藤有栖&鳥喰かや

<STARTING BATTLE 3~DDTvs.ガンバレ☆プロレス対抗戦>
坂口征夫&赤井沙希&岡谷英樹
(1/15)
大家健&まなせゆうな&渡瀬瑞基

=====14:00=====

<オープニングマッチ NOAHvs.DDT対抗戦>
岡田欣也&藤村加偉
(1/20)
小嶋斗偉&高鹿佑也

<第2試合 TJPW提供6人タッグマッチ>
山下実優&伊藤麻希&長野じゅりあ
(1/20)
乃蒼ヒカリ&鈴芽&荒井優希

<第3試合 DDT提供8人タッグマッチ>
飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人&西垣“コーチン”彰人
(1/30)
高木三四郎&ケンドー・カシン&青木真也&堀田祐美子

<第4試合 プリンセス・オブ・プリンセス選手権次期挑戦者決定4WAYマッチ(1/30)>
辰巳リカ
vs.
瑞希
vs.
上福ゆき
vs.
渡辺未詩
※この試合の勝者が7月9日東京女子プロレス大田区総合体育館大会にてプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦する。

<第5試合 NOAH提供10人タッグマッチ>
杉浦貴&藤田和之&マサ北宮&稲葉大樹&谷口周平
(1/30)
マイケル・エルガン&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr&レネ・デュプリ&サイモン・ゴッチ&Ⅹ
※この試合の「Ⅹ」は、6月7日プロレスリング・ノア後楽園ホール大会にて正体が明かされる。

<第6試合 DDT提供8人タッグマッチ>
HARASHIMA&吉村直巳&クリス・ブルックス&高梨将弘
(1/30)
上野勇希&勝俣瞬馬&MAO&朱崇花

<第7試合 NOAH提供6人タッグマッチ>
ロブ・ヴァン・ダム&小川良成&HAYATA
(1/45)
清宮海斗&原田大輔&YO-HEY

<第8試合 NOAHvs.DDT対抗戦>
遠藤哲哉&秋山準&樋口和貞
(1/45)
中嶋勝彦&小峠篤司&稲村愛輝

<第9試合 NOAHvs.DDT対抗戦~ハードコアマッチ~ノーDQルール>
拳王
(1/45)
佐々木大輔
『CyberFight Festival 2022』6・12さいたまスーパーアリーナ大会カード発表会見

<セミファイナル プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合>
[挑戦者] 坂崎ユカ
(1/30)
中島翔子
[第10代王者] ※中島が3度目の防衛戦

<メインイベント GHCヘビー級選手権試合>
[挑戦者] 小島聡
(1/60)
潮崎豪
[第38代王者] ※潮崎が初防衛戦

席種:
CyberFightシート50,000円(当日51,000円/アリーナ1~3列目/非売品グッズ及び大会パンフレット付き)
アリーナS 20,000円(当日21,000円/アリーナ4~8列目)
アリーナA 15,000円(当日16,000円/アリーナ9~15列目)
特別リングサイド15,000円(当日16,000円/ひな壇)
スタンドS 12,000円(当日13,000円)
応援シート10,000円(当日11,000円/スタンドSとAの間)
スタンドA 8,000円(当日9,000円)
スタンドB 5,000円(当日6,000円)
車椅子席 5,000円(当日6,000円)
※応援シートは、DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの団体ごとに応援グッズが付いたシートです。それぞれ枚数限定で販売いたします。
※車椅子席をご購入の方は、当日ご案内をさせて頂きますので、下記よりお問合せください。
https://www.ddtpro.com/contact

チケット販売場所:
公式チケット購入フォーム、チケットぴあ、ローソンチケット、e+ほか

■ 独占生中継

動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」では「CyberFight Festival 2022」を独占生中継いたします。
配信URL:https://www.wrestle-universe.com/lives/q81vbzvm1WYCM3drcqN8hB
ゲスト解説:・ケンドーコバヤシ ・岡田結実 ・まつきりな ・谷真理佳(SKE48)

※視聴には会員登録が必要です(https://www.wrestle-universe.com/)。月額(税込900円)でNOAH、DDT、TJPW、ガンバレ☆プロレスの生中継、過去動画、バラエティー番組など全てのコンテンツが見放題となります。2週間無料トライアル機能もあります。13日以内に解約すると課金されません。


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