桜井麻衣「人間国宝に勝ちました」有言実行で高橋奈七永破り白星スタート
8月31日、マリーゴールドが『DREAM✴︎STAR GP2024』エディオンアリーナ大阪第二競技場大会を開催した。カクトウログ大阪カメラマンより昼大会ショットが到着した。コメント言い回しは公式のものに揃えてあります。
林下詩美「悔し過ぎる」黒星発進 野崎渚「エースになるんじゃないの?」
<昼大会/第7試合/DREAMリーグ公式戦>
野崎渚=1戦1勝・勝ち点2(8分47秒、ノアールランサー・ハイ→エビ固め)林下詩美=1戦1敗・勝ち点0
※ 野崎「負けちゃったねー。ジュリアがいなくなって、あんたがエースになるんじゃないの?」
野崎「野崎様はリーグ戦というものに縁が無い、いい思い出が無いんだけど心機一転、マリーゴールドのリーグ戦挑んでいきなり林下詩美。めちゃくちゃ燃えて、野崎様見事勝利しました!」
詩美「初戦…ちょっと悔し過ぎるけど、不甲斐ないけど夜もあるから切り替えて…気持ち切り替えで前に進みます」
海外メジャーへの転出のためマリーゴールドを卒業したジュリア。そのバトンを受け取るように、日本ラストマッチの相手を務めたのが桜井麻衣であり、エクストラ戦となる全員掛けで最後に“対戦”したのが林下詩美だ。
注目された林下は得意技を繰り出しきれず、野崎渚の蹴り技ノアールランサー・ハイに沈む。実力者ぶりが顔を出した野崎に「(ジュリアがいなくなって)エースになるんじゃないの?」と詰められた。力なく「ちょっと悔し過ぎるけど、不甲斐ないけど」と林下は吐露。それでもコーナーやエプロン含むリングを縦横無尽に使った暴れっぷり、豪快なスープレックスを繰り出していた林下。ここからの奮起が期待される中で“夜大会”では後藤智香に勝利して1勝1敗スタートとした。林下は「残り全部白星にして私が決勝に進みます」としたが、林下の首は誰もが狙うだけに油断は禁物だ。
辛口の奈七永「奇跡とか言ってんの? ふざけんなよ!あいつはきっと全部負ける」
<昼大会/第8試合/STARリーグ公式戦>
桜井麻衣=1戦1勝・勝ち点2 (13分53秒、STF→レフェリーストップ)高橋奈七永=1戦1敗・勝ち点0
※桜井「貴婦人様が人間国宝に勝ちました!」
桜井「DREAM✴︎STAR開幕戦、高橋奈七永に勝ちました!なんか、私昔から大阪とは縁があって何かが起きるんですよ。今日も台風の中、大奇跡が起きました!初戦から勝って幸先いいので。私はこのリーグ戦優勝してお金の雨を降らせます」
奈七永「今、桜井の声聞こえたんだけど、奇跡とか言ってんの私に勝ったのが。勝って当たり前の気持ちで来てんのかと思ったけど、勝ってラッキーみたいな感じ?!ハア〜!ふざけんなよ!あいつはきっと全部負けるでしょ」
パッションシスターズを高橋奈七永らと結成していながらも離脱表明、奈七永越えを予告していた桜井。それでも不利であるとの認識からゴング前に奈七永を襲撃だ。とはいえキャリアに勝る奈七永は場外戦、ドラゴンスクリュー、ラリアットなどで桜井を攻め立てる。それでもミサイルキック、場外ダイブ、ダイビングエルボーで反撃する桜井の動きがいい。さらに蝶野正洋直伝のSTFを繰り出して、レフェリーストップで奈七永を突破した。
有言実行の桜井は「人間国宝に勝ちました。台風の中、大奇跡が起きました!」と勝ち誇る。しかし辛口の奈七永は「奇跡とか言ってんの? ふざけんなよ!あいつはきっと全部負ける」と一刺し。奈七永越えのパッションを桜井がリーグ戦で維持できるかが問われそうだ。
【8・31大阪昼夜大会終了時点までの星取表】
(大会結果)マリーゴールド DREAM✴︎STAR GP2024 8月31日(土)【昼】エディオンアリーナ大阪第二競技場
■マリーゴールド DREAM✴︎STAR GP2024
日時:8月31日(土)12:30
会場:エディオンアリーナ大阪第二競技場 開幕戦 観衆363人(主催者発表)
<第1試合/4WAYマッチ>
マイラ・グレース(6分、クロス・ローズ→片エビ固め)南小桃
※もう二人は勇気みなみ、CHIAKI
<第2試合/STARリーグ公式戦>
ボジラ=1戦1勝・勝ち点2 (5分10秒、ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→片エビ固め)田中きずな=1戦1敗・勝ち点0
きずな「初戦ボジラさんと闘うの、今日3回目で今日こそ私がって思ってたし…ホントに勝つって気持ちだけでリングに立ったんですけど…また同じ結果で今日も負けちゃって。すごい悔しいけど、リーグ戦今日が始まったばかりだし…」
ボジラ「今日は私の誕生日、今日からトーナメントが始まり、私の初戦は勝利、2戦目もミサ(松井珠紗)に勝つ」
<第3試合/DREAMリーグ公式戦>
翔月なつみ=1戦1引き分け・勝ち点1(15分時間切れ引き分け)ビクトリア弓月=1戦1引き分け・勝ち点1
弓月「今日の結果、スーパーフライ級チャンピオンの翔月なつみとドロー。チャンピオンにシングルで挑んだ結果、まあ私は勝ちしか見てないので。」
翔月「リーグ初戦ということで弓月、まあ若いしパワーもあってスタミナあって、食い下がってくるし。ここはチャンピオンとして必ず勝って、決勝に行きたかったんですけど、ドローという悔しい結果…」
<第4試合/DREAMリーグ公式戦>
NØRI=1戦1勝・勝ち点2(9分53秒、回転蹴り→体固め)天麗皇希=1戦1敗・勝ち点0
NØRI「無事、初戦を勝ち点2取ることが出来ました。皇希選手、初めて当たったんですけど、身長タッパあるしマリーゴールドの中では蹴りを使う選手と聞いてたので。蹴り合いが出来ればと…」
皇希「シングル・リーグ初戦、ぶっちゃけ会見でも無茶苦茶喧嘩を売られて、なんか生温いとかそんなの言われてて絶対に負けられない相手。自分なりに対策していたんですけど、まあ正直めちゃくちゃ悔しいし…」
<第5試合/STARリーグ公式戦>
青野未来=1戦1勝・勝ち点2 (6分44秒、スタイルズ・クラッシュ→体固め)松井珠紗=1戦1敗・勝ち点0
青野「DREAM✴︎STARリーグ、いいスタートダッシュを切れました。このまま、いい感じなので夜も勝って最高のスタートを切りたいと思います。」
松井「DREAM✴︎STARリーグ、初戦で負けて0点。0点を取ったのは中学校の家庭科のテスト以来かなあと思います。青野未来はさ、可愛くて美人で力も強くて、みんなから信頼されてさ、それに比べて私は可愛くて速くて、プロレスを大好きで…」
<第6試合/DREAMリーグ公式戦>
MIRAI=1戦1勝・勝ち点2(9分43秒、複合関節技)後藤智香=1戦1敗・勝ち点0
MIRAI「後藤智香、後藤智香はホントに不器用だなホントに!不器用で空回りしている感じ、それを試合を通じて感じました。けどね、気持ちはあるんだアイツは。気持ちはいいものを持っているんだアイツは…」
後藤「DREAM✴︎STAR、1試合目、くそ〜!MIRAI、ツインスターのベルトもかかっていて、次挑戦すると言って絶対、絶対、どんな相手だろうが勝って、勝ち点2のスタート黙ってダッシュを切りたかったけど…」
<第7試合/DREAMリーグ公式戦>
野崎渚=1戦1勝・勝ち点2(8分47秒、ノアールランサー・ハイ→エビ固め)林下詩美=1戦1敗・勝ち点0
<第8試合/STARリーグ公式戦>
桜井麻衣=1戦1勝・勝ち点2 (13分53秒、STF→レフェリーストップ)高橋奈七永=1戦1敗・勝ち点0
(大会結果)マリーゴールド DREAM✴︎STAR GP2024 8月31日(土)【夜】エディオンアリーナ大阪第二競技場
■マリーゴールド DREAM✴︎STAR GP2024
日時:8月31日(土)17:30
会場:エディオンアリーナ大阪第二競技場 夜 観衆305人(主催者発表)
<第1試合/シングルマッチ>
田中きずな(3分41秒、Re:Dream)マイラ・グレース
南小桃の欠場により急きょシングルマッチとなり、マイラ・グレースを破った田中きずなの試合後コメント。
きずな「今日、午前の大会で大事な初戦を落として、負けて。自分でも切り替えて頑張ろうと思って、ひとまず夜の大会勝ててホッとしています。」
<第2試合/タッグマッチ>
桜井麻衣&ビクトリア弓月(6分17分、ローリング・アロー)天麗皇希&勇気みなみ
弓月「桜井さんとの久しぶりのタッグを組めて嬉しいです。このタッグで勝利出来たことが嬉しいです。次は林下詩美、ここを必ず勝って前の団体より成長したビクトリア弓月を詩美さんにぶつけます。」
<第3試合/STARリーグ公式戦>
ボジラ=2戦2勝・勝ち点4 (6分28秒、ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→体固め)松井珠紗=2戦2敗・勝ち点0
松井「私、生きてますか…?ボジラ、2度目のシングル。一か月半前にシングルしたばかりで…ちょっと突然、勢力拡大過ぎません?大阪に忽然と消えた台風が多分、ボジラに全部吸い込まれたんじゃないかと思って…」
<第4試合/STARリーグ公式戦>
青野未来=2戦2勝・勝ち点4 (6分31秒、バズソーキック→体固め)CHIAKI=1戦1敗・勝ち点0
青野「リーグ戦初日、2連勝しました。最高なスタートを切ることが出来ました。この勢いで優勝目指して、私はただひたすら前を向いて突っ走りたいと思います。」
CHIAKI「STARリーグの初戦、青野未来。絶対に倒したい相手だったし、俺が進化し続けているってことは青野未来にも伝わったと思うし…」
<第5試合/DREAMリーグ公式戦>
MIRAI=2戦1勝1引き分け・勝ち点3 (15分時間切れ引き分け)NØRI=2戦1勝1引き分け・勝ち点3
MIRAI「NØRIは他団体の選手だから、絶対負けられないと思ういたけど、まあ結局引き分けてしまって悔しいけど、悔しいだけじゃない。まだ次があると思います。」
NØRI「MIRAIと闘って15分ドロー。いや決着付かないのは本当に悔しくて。MMAだと絶対何があってもKOか、判定で決着が付くんですけど、開幕2戦目、ドローで終わるとは思わなかったのでMIRAIは柔道ベースで。」
<第6試合/DREAMリーグ公式戦>
林下詩美=2戦1勝1敗・勝ち点2(8分4秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)後藤智香=1戦2敗・勝ち点0
後藤智香を破り片目を開けたばかりの林下詩美は「初戦から黒星で心折れそうになったけど、ゴチカの熱い気持ちで私の暑い夏、最高の熱い夏のスタートありがとう。残り全部白星にして私が決勝に進みます。マリーゴールドのエースは林下詩美しかいないでしょう」
善戦しながらも敗れ去った後藤智香の試合後コメント。
後藤「全然、全然あきらめていませんから!絶対、絶対勝ちます!」
<第7試合/DREAMリーグ公式戦>
翔月なつみ=2戦1勝1引き分け・勝ち点3
(10分11秒、横入り式エビ固め)野崎渚=2戦1勝1敗・勝ち点2
※翔月「あの林下詩美を破った野崎渚に勝ったのは私だけ!」
翔月「夜興行、勝ちました!初の白星ということで合計3点…お昼は痛いドローだったけど、野崎渚から勝ったということはかなり大きいと思います。あの林下詩美を破った後、自分が破ったということが大きいと思うので…」
野崎「昼間、めちゃくちゃ調子良く勝ったのに夜、悔しいね…この悔しさ、やっぱリーグ戦だからこそのこの悔しさ。絶対、忘れちゃいけないと思っているので。胸に今日の敗北を刻んで、残りの試合全部必ず勝ちます」