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非情・拳王を仕留めた清宮のタイガースープレックス2連発! NOAHにかかった20周年イヤーへの懸け橋 両国大会に5523人集結

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 新体制ノアが集大成として放った年間最大ビッグマッチ、両国国技館大会が2日に開催された。会場にて観戦。

 大会結果。
・ 2019年11月02日 土 NOAH the BEST 2019~美学のある闘い~ プロレスリング・ノア公式サイト PRO-WRESTLING NOAH OFFICIAL SITE

■ プロレスリング・ノア NOAH the BEST 2019~美学のある闘い~
日時:11月2日(土)17:00
会場:東京・両国国技館 観衆5523人(満員=主催者発表)

<第1試合>
岡田欣也
〇イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
KAZMA SAKAMOTO
(6分08秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)
●熊野準
クワイエット・ストーム
モハメド ヨネ

<第2試合 NOAH the CLASSIC>
●井上雅央
齋藤彰俊
(10分10秒 サムソンクラッチ)
〇百田光雄
本田多聞

<第3試合>
NOSAWA論外
大原はじめ
〇桜庭和志
(8分20秒 足4の字固め)
宮脇純太
●Hi69
西村修

<第4試合>
●スペル・クレイジー
田中稔
望月成晃
(11分30秒 ボストン・ニー・パーティ→片エビ固め)
クリス・リッジウェイ
小峠篤司
〇エディ・エドワーズ

<第5試合>
〇藤田和之
(7分57秒 スリーパーホールド→レフェリーストップ)
●谷口周平

<第6試合 GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
[挑戦者] 〇タダスケ
原田大輔
(10分58秒 アウトキャスト→片エビ固め)
●鈴木鼓太郎
小川良成
[第32代選手権者] ※小川&鼓太郎組が6度目の防衛に失敗、原田&タダスケ組が第37代王者となる

<第7試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権試合>
[挑戦者] ●YO-HEY
(14分11秒 ヘデック→片エビ固め)
〇HAYATA
[第40代選手権者] ※HAYATAが2度目の防衛に成功

<第8試合 GHCタッグ選手権試合>
[挑戦者] 稲村愛輝
●マサ北宮
(17分02秒 ヴァーティカルスパイク→体固め)
潮崎豪
〇中嶋勝彦
[第51代選手権者] ※中嶋&潮崎組が3度目の防衛に成功

<第9試合>
〇グレート・ムタ
(12分05秒 シャイニングウィザード→体固め)
●丸藤正道

<第10試合 GHCナショナル選手権初代王者決定戦>
●マイケル・エルガン
(21分35秒 オリンピック予選スラム→体固め)
〇杉浦貴
※杉浦が初代王者となる

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<第11試合 GHCヘビー級選手権試合>
[挑戦者/N-1 VICTORY 2019優勝者] ●拳王
(31分10秒 タイガースプレックスホールド)
〇清宮海斗
[第32代選手権者] ※清宮が6度目の防衛に成功

 ベストバウト投票を受け付けています。観戦組はぜひご参加を~。

 5日(火)24時まで受付。やり直し可。複数回投票の場合は一端末ごとに最新回分に上書きされます。

 大会の考察、感想を。

 満員マークを付けたものの観衆は5523人。前日に「券売率70%」と伝えられたが、4人定員の1階升席に2人ずつしか入れず、2階の4コーナー(対角線部分)と最後列3列には観客を入れない仕様だった。当日券分を足しても、これくらいの数字にはなるかと。しっかりと5000人を超えたことは感慨深い。

 ラスト3試合と谷口vs.藤田が秀逸だった。

 メインは拳王が非情フットスタンプを連発するも、清宮がタイガースープレックス2連発で防衛。フットスタンプもタイガースープレックスも計3発放たれた。10・22浜松での“フットスタンプによる清宮の首負傷”があったため、10分過ぎに清宮への首近くに降下した拳王のフットスタンプには戦慄が走る。川田利明流のストレッチプラムとステップキックを拳王が使ってきたのは意表を突いた。清宮ももちろんストレッチプラム式フェイスロックを繰り出す。

 旗揚げ時にいなかった新世代対決でのメイン。技の威力や説得力はまだまだ途上だが、大会までの技談義、フットスタンプ騒動が不足を補った感がある。それもまたプロレスの引き出しであり、ひっくるめて「想像を超えてきた」というのが実感だ。2人のノアへの思いの強さを感じずにはいられない。新日本プロレス途上期の棚橋弘至と中邑真輔のように感じていたが、身体能力に長けた清宮と会社批判への口の達者さを供える拳王もあって、今のファンにはオカダ・カズチカと内藤哲也のような存在と説明した方がわかりよいかな? いずれにせよ、追いかけなければいけない存在で間違いない。

 フィニッシュのブリッジは、20周年イヤーとなる来年への懸け橋のように思えた。ボクの席からはちょうど“NOAH”という文字にかかって放たれたところが見えたので、トップ写真とさせていただいた。

 セミファイナルは杉浦とエルガンのタフな試合。プロレスに正解はないけれども、もうちょっと“後半沸きっぱなし”のようにもっていける技量がエルガンに備われば怖い存在になる。試合前後の長州と対戦両者の3ショットは恒例になるのかな。絵としてはとてもよい。

 セミ前の丸藤vs.ムタは、もうムタが楽しそうにやっていたのが嬉しくてしょうがなかった。現在の年齢やコンディションでまた違った引き出しを開け続けるわけで、ムタの主力カード化に全く違和感はない。

 谷口vs.藤田。頭突きで流血した谷口が歓喜客席をエキサイトさせたが、格闘技色が強い試合はノアでは異色。藤田のセコンドに鈴木秀樹がついたが、こういった闘いの原風景のような試合はボクは大好きであり、どう共存していくかを見守りたい。

 ファンとの一体感を伴ってこぎつけたノア両国大会は、大きな結果を残した。パンパンではなかったが、この日のように「見に来てよかった」という目撃者気分を積み重ねるところに意義がある。引き続きのノアの展開に注目だ。

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