TDCバックステージ公開 ジュリア「私は無所属となったので」DDM解散
4日、スターダムが『イッテンヨン・スターダムゲート 2024』TOKYO DOME CITY HALL大会を開催した。大会中に人気ユニット「ドンナ・デル・モンド」が発展的解散を発表している。ここでのリング上、バックステージ言い回しは公式に揃えています。
■スターダム イッテンヨン・スターダムゲート 2024
日時:1月4日(木)13:00
会場:TOKYO DOME CITY HALL 観衆1536人(満員/主催者発表)
【 #stardom TDCまとめ】岩谷麻優がIWGP女子V3、歴史をベルトとともに歩む決意を熱弁。強敵・朱里を突破/セミはフルタイム…ジュリア「DDMの誓いは果たされた…今日で解散。一人に戻る」衝撃走る!!
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オリジナルDDM(朱里・ジュリア・舞華)全員ワールド達成で発展的解散を決断
実はQUEENDOM両国年末大会が3年連続で“DDMによるワールド戴冠”の場となっている。DDMの存在がいかに大きなものであるかを裏付けるようだ。
DDM選手のワールド・オブ・スターダム戴冠
2021年12月29日 朱里
2022年12月29日 ジュリア
2023年12月29日 舞華
(2020年1月29日、会見内でドンナ・デル・モンドとのユニット名が発表される)
(1・4TDC リング上)
ジュリア「TDCホールにお集まりの諸君ごきげんよう! はあ…今日は両国大会後に急にカード変更言ってしまってごめん。そして、受け入れてくれてありがとう。というのも…お話があってさ。テクラと桜井、リング上で一緒に聞いてほしいなと。DDM、まずは舞華、赤いベルトの奪取、本当におめでとう。最高に似合ってるよ。ドンナ・デル・モンドは、最初ね、私と舞華と朱里の3人で立ち上げたユニットです。そうそう、あのときは、まだ3人でよく酒を飲んで、まだデビューしたばかりの我々は、食らいつくのに必死で。3人でそれぞれのやり方で、絶対にてっぺん取ってやろうぜって、飲みながら約束したよね。舞華が両国でその赤いベルトを巻いた瞬間から、私はその誓いはもう果たされたのかなと思ってる。つまり、そう、ドンナ・デル・モンド、いろいろあった4年間だったけど、今日で解散します。ホントに急で申し訳ないけど。でもさ、あの3人見て。赤いベルト巻いて、舞華は抜けずにてっぺん取るまでDDMで4年間頑張ってきた、ホントにカッケーよ、私すげえと思ったよ、舞華の忍耐力マジで強い。でも、舞華にも舞華の考えがあると思う。そして、元ドンナ・デル・モンドのメンバーたちも見てください、みんな、すごい大きな存在になってきてるし、テクラや桜井もこんなに成長して、私はスターダムに来た当初の一匹の、一人の、あの頃のジュリアにいま戻りたいなと思ってるのが正直な気持ち。舞華にマイクをパスするね」
舞華「ジュリア、どんだけオマエのそばにいたと思ってんだよ。実はクソマジメなとことか、マジでホントにアタマぶっ飛んだ行動や思考回路、どんだけ近くで見てサポートまわったり、一緒に切り込んでいったことか。これだけいっしょにいたら、そりゃあ私だってアタマのネジ一本や二本ぶっ飛んだヤツになるよ。同じ考えだよ。私は、もう私なりのやり方で私の道を行きます」
テクラ「ジュリア…ナルホドネ。DDMニツレテキテクレテ、ホントニアリガトウゴザイマス。イマハイロイロカンガエタイコトアルシ、カラダモゲンカイダカラ、チョットヤスムネ。デモサア、テクラハ、このスターダムのリングに戻ってくるとき、いままで以上に強くなって、強くなって戻ってくる。ソノトキハマダワカラナイダケド、ライバルニナルカモシレナイ。ドッチニシテモ、コレカラモヨロシク、ネ」
桜井「(涙)ジュリア、どうしようもない私をDDMに入れてくれて、ありがとう。私がDDMにきたときは、7人ほかにメンバーがいて、8人目として入って、ほかの7人が本当にいつもいつも私を支えてくれて、アドバイスしてくれて、そのおかげで成長できたと思ってる。でも、とくにジュリアには試合がない日、毎日道場で練習を見てもらいました。本当に成長できたと思ってる。感謝してます。でもね、私はまだまだ強くなる! 強くなりたい! ジュリアのもとで吸収したいと思ってる。だから私は、ジュリアについていきます」
ジュリア「なんか年始にこんな空気にさせてしまって申し訳ない。でも、でもでもでも、こんくらい爽やかな方がウチらしくない? ドンナ・デル・モンドは、今日でホントに解散。だけど、DDMに関わった選手たちはこれからもどんどんきっと大きくなっていくだろうし、私が言いたいのは、解散したけれど、でもそれぞれの選手、べつにいなくなるわけじゃないんだから、プロレス界からね。だから、ちゃんと目を離さずに見とけって、そういうことです。ホントに4年間、いろいろみなさんのことをお騒がせしたり、たくさんありましたけど、ホントにたくさんの応援ありがとうございました。最後は、あの締めをしたいと思います。桜井、テクラ、MIRAI、なつぽい、ひめか、舞華、朱里、そしてジュリア。我々、世界に弾ける女たち、ドンナ・デル・モンド、アリベデルチ!」
舞華「さらばだ!」
ジュリア「これからも一選手、個人的選手としてはよろしくお願いします」
(1・4TDC バックステージ/舞華)
舞華「リング上でジュリアが言った通り、DDM解散ということで、ホントにね、この4年間すっごくこんなに波乱万丈だったユニットはないんじゃないかなってホントに思う。そしてホントに私自身も抜けようと思ったこともあったし、でもいまこうやってDDMの最後一緒に過ごすことができてよかったなと思います。いまはこの赤いベルトもあるので、私は私にしかできないやり方で、私の道を突き進みたいと思います。そして今日、タッグパートナーのメーガンとこれからタッグ、ディバインキングダムは、これからもずっとタッグとしてやっていきたいと思います」
(1・4TDC バックステージ/ジュリア&鈴季)
ジュリア「イッテンヨンはプロレスの日。1月でドンナ・デル・モンドがちょうど4年を迎える。この4年間いろんなことがあったことが一気に今記憶がバーッと蘇ってきてます。まず私がスターダムに乗り込んできてから、ここにいるすずとの別れもあり、そして再会もあり、DDMの選手たちはみんなそれぞれがそれぞれのやり方で大きな存在になっていって、でもそんな中でも舞華、朱里、ジュリアのこの3人オリジナルのDDM、この3人が掲げた目標、そして夢。スターダムでてっぺん取る、それが年末に果たされたと、その瞬間に私はもうドンナ・デル・モンドのやるべきことはしっかりやり遂げたなと。なんかダラダラやるのは好きじゃない性格なんだよ、ウチら。誰よりも自由にノビノビとプロレスやるのがドンナ・デル・モンドのヤツらだったから、私はこの選択は間違ってなかったと思ってるし、お客さんたちをちょっとビックリさせてしまったけど、でもこれがドンナ・デル・モンドのやり方。リング上でも言ったけど、べつにみんないなくなるわけじゃないからさ。これからもっともっとでっかくなっていくための発展的解散だと思っている、私は。みんながみんなもっとやりたいことがあるだろうし、もっと自由にやっていくために私はこの方法しかないと思ったし、このタイミングが一番だと思ってます。本当に4年間、たくさんの応援ありがとうございました。これからも一選手、個人的選手としてはよろしくお願いします。そして、私は無所属となったので、無所属だから、まあ、オマエ(鈴季)がイヤでもたまに組むことあるぞ。そう思っといてもらいたい。これはもうしょうがねえから。すずをDDMに入れるっていう夢は果たせなかったけど、プロレスは何が起こるかわからない。テクラが明日からいったん欠場に入るけど、また必ずリングで再会するし、桜井はついてくるらしいし、まあいいんだよ、それぞれがそれぞれの道を進む。だから、まあ、たまに試合一緒になったら、しっかり」
鈴季「やってやるよ」
ジュリア「もういざこざは、なしだよな」
鈴季「なしだよ(笑)。仲良くやろうぜ」
鈴季が退場。
ジュリア「ありがとうございました」
ジュリアの2024年は?〝WWEが興味〟報道にニヤリ「突っ込んでくるね」(東スポ)
ファンとして気になるのは当然、ジュリアの海外移籍可能性となる。11月よりその可能性は海外メディアで報じられてきた。
オカダ・カズチカ、ジュリアの去就は 海外移籍の可能性が報じられる
【落胆と応援の声が半ばして「オカダさん」トレンド入り】
オカダ・カズチカ、ジュリアの去就は 海外移籍の可能性が報じられる#njpw #stardom
ワールド不具合・団体運営改善に揺れるブシロード系。主力海外離脱が続けばそれ以上の衝撃 pic.twitter.com/n7JkkztVu5
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) December 5, 2023
【スターダム】ジュリアの2024年は?〝WWEが興味〟報道にニヤリ「突っ込んでくるね」(東スポ)
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【スターダム】ジュリアの2024年は?〝WWEが興味〟報道にニヤリ「突っ込んでくるね」https://t.co/E4KJkQn9NL
もしそうなった場合は、大きな決断になる。まあ、現時点では日本でやることがまだある。明確なことは何もないよ。一つ言えるとしたら…#ジュリア #stardom
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) December 30, 2023
現時点では、ジュリアの今後は「ユニットとして無所属になる」ことしか明言されていない。「無所属だから、まあ、オマエ(鈴季)がイヤでもたまに組むことあるぞ」という言い回しから、当面はこの状態となる。
「これからも一選手、個人的選手としてはよろしくお願いします」「もっと自由にやっていくために私はこの方法しかないと思ったし、このタイミングが一番」というジュリアのコメントは意味深だが、待っているのは新たなるユニット大編成なのか、新たな航海なのか。春に向けて動向を見守ることになりそうだ。