サモア・ジョーが新日LA道場に「行くぞ」!? WWE解雇後の参戦先に注目
サモア・ジョーが新日本プロレスLA道場に「行くぞ」!? WWE解雇後の参戦先に注目(記事アイコン写真は2018年6月29日、WWE両国国技館、KAKUTOLOG撮影)
WWEがレッスルマニア37翌週に主力メンバーのリリース発表
このタイミングでの人員整理は恒例ではあるが、WWEがレッスルマニア37翌週に一部の選手解雇を発表した。
米プロレスWWEは15日(日本時間16日)、元WWE・US王者サモア・ジョー(42)ら9選手の解雇を発表した。
ジョーは米国でWWE、ROH、TNA、日本ではゼロワンで活躍し、日米で人気のあるサモア系米国人レスラー。WWEではNXT王座、US王座を各2度戴冠していた。近年は脳振とうなどの負傷が続き、ロウ大会の解説者などを務めていた。
また女子選手ではWWE女子王座5回、ディーバズ王座1回の計6回王座戴冠を誇るミッキー・ジェームス(41)や、ユニット「アイコニックス」として活躍した元WWE女子タッグ王者ビリー・ケイ(31)、ペイトン・ロイス(28)もそろって解雇となった。
年間最大の祭典レッスルマニア37大会を終えた翌週での主力メンバーのリリース発表は衝撃が走った。
今年3月からWWE選手部門の責任者に再び就任したジョン・ローリナイティス氏(58=元全日本プロレスのジョニー・エース)は米メディアに対し、予算削減が複数選手の解雇理由だと明かしているという。WWEは新型コロナウイルス感染拡大を受け、年間の予算削減を掲げている。
なお解雇された選手たちは次の通り。
(1)サモア・ジョー
(2)ミッキー・ジェームス
(3)ビリー・ケイ
(4)ペイトン・ロイス
(5)チェルシー・グリーン
(6)カリスト
(7)タッカー
(8)ウェズリー・ブレイク
(9)ポー・ダラス
(4/16(金) 11:52 WWE、元王者サモア・ジョーら9選手解雇、祭典翌週での発表に衝撃走る(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース)
WWE日本公演でも主要カードに名を連ねていたジョー。解雇は意外に思えた。
新型コロナウイルスの感染はあってもWWEのビジネスは好調のようだが、定期的リストラは当然のように実施となったようだ。選手入れ替えによって活性化させるという考えもあると思われる。
過去のLA道場でのショットをツイートに引用したサモア・ジョー
このタイミングでサモア・ジョーが、過去のLA道場でのショットをツイートに引用した。
Ikuzo!!!!!
— Samoa Joe (@SamoaJoe) April 16, 2021
ジョーは過去にLA道場にいた人物の一人として、オカダ・カズチカからの口からも出るレスラー。
――新日本が世界進出を本格的に進めていく中で、こうして海外に“道場”という新日本のスピリットを伝える場所ができたことに関しては?
オカダ ボクはいいことだなって思います。しかも、ここはあくまで“ドージョー”なわけで、“スクール”じゃないですから。
――海外にもプロレススクールと呼ばれるものはありますが、そういうものとは一線を画す部分がある、と?
オカダ そうですね。ただ、プロレスを教えるだけじゃなく、礼儀とか新日本の精神とか、そういうものが受け継がれていけばすばらしいと思いますし。そもそも新日本プロレス出身で、海外で活躍しているレスラーって多いじゃないですか?
――少し前だとクリス・ベノワやエディ・ゲレロ、最近ではプリンス・デヴィッド(フィン・ベイラー)やカール・アンダーソンたちが有名ですね。
オカダ もちろん、中邑さん(真輔)も含まれるだろうし、あとはダニエル・ブライアンやサモア・ジョーなんかも以前のロス道場にいましたから。いろんな選手が新日本の道場を経験し、自分の名前を世界に轟かせて。
(2018.3.29 「ボクらにとっても“新しい家”。いろんな可能性を秘めた場所になる」オカダ・カズチカが“ロス道場”を初訪問!【報告】 | 新日本プロレスリング)
もちろんこうしたツイート自体が駆け引きに過ぎないこともあり、AEW含めて参戦先を見定めていくことになるだろう。ジョーの今後に注目。