切磋琢磨のオールトゥギャザー リアルタイムプロレスはこんなに面白い
9日、『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』両国国技館大会が開催された。新日本プロレス・全日本プロレス・ノア合同による『ALL TOGETHER』名義の大会は11年半ぶりとなった。
[ベストバウト投票アンケートは6/14(水)24時まで]
オカダがツンデレ連発!? 最後は猪木さんの孫2人とダーッを叫ぶ
<第9試合・6人タッグマッチ>
AMAKUSA 〇青柳亮生 高橋ヒロム
12分23秒 ファイアーバードスプラッシュ→片エビ固め
HAYATA ●ライジングHAYATO マスター・ワト
前日会見からキャラ全開だったライジングHAYATO(写真では場外)。お株を奪うようにがリング中央でポーズ。オールトゥギャザーを通じて多くのプロレスファンにHAYATOの名が刻まれた。
試合後には3団体王者がベルトをお互いに高く掲げ合う。至高シーンだが、このベタなパフォーマンスにHAYATAが乗ったのは意外でもあった。
<第10試合・6人タッグマッチ>
●棚橋弘至 宮原健斗 清宮海斗
23分22秒 レインメーカー→片エビ固め
〇オカダ・カズチカ 青柳優馬 拳王
因縁の間柄にある清宮とオカダがリング上で接近。目の前なのに、いやらしく目を合わせずにガウンを脱ぐオカダ。
オカダと宮原。打撃応酬を宮原がヘッドバットで制し、オカダがグラリ。全日本ファンが歓喜したシーンともなった。
かかわりに無関心と見せかけておいてコーナーにいる清宮を攻撃、挑発していく。それでいて清宮が出てくると引っ込んでブーイングとやりたい放題。
オカダは拳王を呼び込んで連係攻撃・・・と見せかけて自分は蹴らない。ツンデレぐあいでまわりの選手や観客を掌に乗せていく。
少しばかりヒール化したオカダに、清宮・棚橋・宮原がトリプルドロップキックで一撃。前日会見で棚橋は「(役割分担で自身は)低空ドロップキック」としていたが、キッチリ胸板に見舞っていった。
オカダと拳王の技がリレーのように決まり、ついに2人がグータッチ・・・と思いきや青柳が今度はダイビングエルボーで「邪魔をしてしまう」というオチをつける。
新日本プロレス勢同士で決着。オカダが棚橋にレインメーカー。
オカダ「今日は『ALL TOGETHER』ということで、新日本プロレス、全日本プロレス、そしてプロレスリング・ノア、3団体でオールスターの夢の闘いが繰り広げられたと思いますけれども、やっぱり僕たちはライバル同士です。プロレス界を盛り上げていくために切磋琢磨していきますので、皆さん、歓声やブーイング、たくさんよろしくお願いします」
前日会見では「(青柳に対して)キミ、誰だい? それぐらい全日本プロレス知らないもので、ごめんなさい」としたが、ここでもツンデレぎみに2日間でまとめてみせた。
アントニオ猪木さんのお孫さんである寛太さん、尚登さんにオカダから声かけ。「1、2、3、ダーッ!!」の大合唱で締めた。
オカダがツンデレを連発したかのような一連だったが、最後は猪木さんのお孫さん2人とダーッを叫んだ。オカダが引っ張ったとも言えるし、対抗戦でありつつ交流戦でもあるオールトゥギャザーに他の選手も乗っかったのではないか。
武藤引退2・21東京ドーム大会で「オカダvs.清宮」「ヒロムvs.AMAKUSA」までやってしまっているので、相対的に足を運ばなかったファンもいた(満員にはならず)。さりとて随所に緊張感がありつつハッピー感に包まれた素晴らしい大会だった。切磋琢磨のオールトゥギャザーというフォーマットを理解した上で全日本もノアも乗り込み、自身の持ち味と存在感を発揮したのだ。
いずれかの団体しか見ていないファンも刺激を得たに違いないが、この大会は、できるだけふだんから3団体を観ているファンほど楽しめた。ふだんにはない顔合わせによる化学反応連発であり、いわゆる「そのレスラーがそうくるか」というやつ。メインでは棚橋と拳王、宮原とオカダなど見ごたえあり。
リアルタイムプロレスファンは“大勝利”した観戦になった(空席目立った団体もあったが、アリーナの団体応援シートで観戦したファンのい出も一生モノ)。もちろん「新日本中心だ」「勝負に欠ける」などと言うウルサ型発生も恒例行事となるだろう。それも含めてプロレスムーブメントである。
おまけ。
FUNKISTさんによる曲『ALL TOGETHER』に諏訪魔が「俺たちのメッセージを受け取って下さい!!」と音入れしているのだが、その様子も大会前VTRで取り上げられていた。諏訪魔と台詞のギャップ、でも真っ正面から取り組む諏訪魔。ここのところ「諏訪魔かわいい」が話題だが、11年半前も同じだった!?
あとノアからの三沢光晴メモリアル告知で、両国に流れたスパルタンX。歓声があがったが、これもまた今日もプロレスに浸かったなぁと実感できたところ。
(PPVは3か月間視聴可能)ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる! 6月9日(金)両国国技館
[LIVE配信(PPV) ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる! 2023年6月9日 東京・両国国技館 – njpwworld]
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※ご不明な点がございましたらお問い合わせください。
商品名
ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる! 2023年6月9日 東京・両国国技館 ライブ配信・見逃し配信 セット
日本語実況・英語実況
※日本語実況、英語実況どちらからご購入いただいても、両方とも視聴可能です。
LIVE配信開始
2023年6月9日(金) 18:00(日本時間) ~
視聴料金
3,980円(税込)
販売期間
2023年4月12日(水) 18:00(日本時間) ~ 2023年9月9日(土) 18:00(日本時間)
配信期間
2023年9月9日(土) 18:00(日本時間)まで
※下記の選手の入退場曲は権利上の理由で、差し替えになります。あらかじめご了承ください。
斉藤ジュン、斉藤レイ、佐藤光留、ショーン・レガシー、スペル・クレイジー、ブラックめんそーれ、ライジングHAYATO
※購入後に退会すると購入したPPV動画は視聴できなくなります。月額見放題サービスのみ解約する場合はお問い合わせより連絡してください。
購入後のキャンセルはできません。
(大会結果)ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる! 6月9日(金) 両国国技館
■ ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!
日時:6月9日(金) 18:00 ※第0試合は17:30
会場:両国国技館 観衆6569人(主催者発表)
主催:ALL TOGETHER AGAIN実行委員会
※速報ツイートには打ち間違いの場合があります。ジャッジ等の正式な内容は本文でご確認ください。
<第0試合・8人タッグマッチ>※17:30開始予定
井上凌 ブラックめんそーれ ○YOH 田口隆祐
9分10秒 DIRECT DRIVE→片エビ固め
スペル・クレイジー アレハンドロ 吉岡世起 ●小峠篤司
ダークマッチはまだ観客まばら。
ノア、全日本、新日本の入場コーナーが別という趣向のようだ。3団体リングアナが上がり自団体選手をコール。#ALLTOGETHER 両国 pic.twitter.com/Q6nC4yRA9R
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
0 #ALLTOGETHER 両国
井上凌 ブラックめんそーれ ○YOH 田口隆祐vs.スペル・クレイジー アレハンドロ 吉岡世起 ●小峠篤司アレハが場外ダイブ、小峠組が連係で魅せる。劣勢だったYOHが立て直して09:10小峠を沈めた。 pic.twitter.com/zBUuDA45pl
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
12年前のメイントリオでオープニング。FUNKISTが熱唱。棚橋がカウントダウンを叫ぶ。大会カードVTRへ。#ALLTOGETHER 両国 pic.twitter.com/KBZ0UEn7pp
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
<第1試合・6人タッグマッチ>
石井智宏 〇後藤洋央紀 YOSHI-HASHI
8分28秒 消灯→片エビ固め
マサ北宮 稲村愛輝 ●稲葉大樹
1 #ALLTOGETHER 両国
石井智宏 ○後藤洋央紀 YOSHI-HASHIvs.マサ北宮 稲村愛輝 ●稲葉大樹石井がぶちかませば、稲村が屈伸ブレーンバスター。08:20後藤勝利。試合後にも石井と稲村がバチバチ。 pic.twitter.com/plbvFd6uDv
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
<第2試合・タッグマッチ>
●藤田晃生 ザック・セイバーJr.
11分23秒 アンクル・ロック
ショーン・レガシー 〇クリス・リッジウェイ
2 #ALLTOGETHER 両国
●藤田晃生 ザック・セイバーJr.vs.ショーン・レガシー ○クリス・リッジウェイザックが妙技、切り崩すリッジウェイ。二人のグラウンドラリーが沸かせた。11:23リッジウェイ勝利。試合後にもザックとリッジウェイが火花。 pic.twitter.com/qzL4ibGe96
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
<第3試合・シングルマッチ>
〇海野翔太
5分58秒 デスライダー→片エビ固め
●ヨシ・タツ
3 #ALLTOGETHER 両国
○海野翔太vs.●ヨシ・タツ大キョーヘーコール。ヨシタツの上から目線攻撃もあったが6分、海野がデスライダーであっさり目に勝利。海野は入退場でパフォーマンス。テーマ定まらず? pic.twitter.com/rwtefXvIWx
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
<第4試合・タッグマッチ>
●大森北斗 小島聡
9分12秒 ヴァーティカルスパイク→体固め
〇中嶋勝彦 潮崎豪
4 #ALLTOGETHER 両国
●大森北斗 小島聡vs.○中嶋勝彦 潮崎豪北斗が突っかかり中嶋ムーヴまで拝借。小島と潮崎はコーナーチョップ合戦。09:12中嶋貫禄勝ち。 pic.twitter.com/Bc1ugU6PZ5
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
<第5試合・6人タッグマッチ>
成田蓮 〇エル・デスぺラード 鈴木みのる
10分08秒 ピンチェ・ロコ→体固め
●宮脇純太 杉浦貴 丸藤正道
5 #ALLTOGETHER 両国
成田蓮 ○エル・デスぺラード 鈴木みのるvs.●宮脇純太 杉浦貴 丸藤正道丸藤が成田に洗礼。杉浦とみのるがバチバチ。宮脇はトライアルはよいが技の精度に課題ありか。10:08デスペラード勝利。 pic.twitter.com/D0U4STNwOv
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
<第6試合・10人タッグマッチ>
〇フランシスコ・アキラ TJP アーロン・ヘナーレ グレート-O-カーン ジェフ・コブ
11分41秒 ファイヤーボール→片エビ固め
●田村男児 佐藤光留 本田竜輝 斉藤レイ 斉藤ジュン
6 #ALLTOGETHER 両国
○フランシスコ・アキラ TJP アーロン・ヘナーレ グレート-O-カーン ジェフ・コブ
vs.●田村男児 佐藤光留 本田竜輝 斉藤レイ 斉藤ジュン斉藤ブラザーズが両国で大暴れ。しかしコブが巨体レイを豪快投げ。ドッと沸く。11:41アキラ勝利。エンパイアが両国制圧だ。 pic.twitter.com/PJtPK1dbVR
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
<第7試合・6人タッグマッチ>
内藤哲也 鷹木信悟 ●BUSHI
8分31秒 ラストライド→体固め
永田裕志 〇諏訪魔 安齊勇馬
正面(写真右側)センターを境に客入りに差。このあたり団体応援シートゾーン分けの影響ならシビアでもある。#ALLTOGETHER 両国 pic.twitter.com/BfYtVFTQgO
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
7 #ALLTOGETHER 両国
内藤哲也 鷹木信悟 ●BUSHIvs.永田裕志 ○諏訪魔 安齊勇馬スターダストで大ナイトーコール! 花道に辻陽太もあらわれ大歓声だ。試合では諏訪魔が永田とのダブルバックドロップ⇒ラストライド08:32諏訪魔勝利。 pic.twitter.com/3wo8g8cukB
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<第8試合・6人タッグマッチ>
●TAKAみちのく 金丸義信 SANADA
8分34秒 FBS→体固め
タダスケ YO-HEY 〇ジェイク・リー
8 #ALLTOGETHER 両国
●TAKAみちのく 金丸義信 SANADAvs.タダスケ YO-HEY ○ジェイク・リージェイクはSANADAのお株を奪うムーヴも。08:34ジェイクがTAKAみちのくを料理。SANADAを少し追って歩を進めたジェイク。花道でベルトを掲げあった。 pic.twitter.com/MmnBoqxdEy
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<第9試合・6人タッグマッチ>
AMAKUSA 〇青柳亮生 高橋ヒロム
12分23秒 ファイアーバードスプラッシュ→片エビ固め
HAYATA ●ライジングHAYATO マスター・ワト
セミは個別入場。ヒロムはハヤトの真似で挑発。
つづく。#ALLTOGETHER 両国 pic.twitter.com/G7iEDoivm1
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9 #ALLTOGETHER 両国
AMAKUSA ○青柳亮生 高橋ヒロムvs.HAYATA ●ライジングHAYATO マスター・ワトヒロムがホイップするとAMAKUSAか場外ダイブという連係も。12:23青柳が勝利。3団体王者がベルトを高く掲げあうエンディング。 pic.twitter.com/xUvPZN7ZTQ
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<第10試合・6人タッグマッチ>
●棚橋弘至 宮原健斗 清宮海斗
23分22秒 レインメーカー→片エビ固め
〇オカダ・カズチカ 青柳優馬 拳王
メインも個別入場。最後はオカダ。
先発は棚橋と拳王。つづく。#ALLTOGETHER 両国 pic.twitter.com/dcYbCgV10t
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10 #ALLTOGETHER 両国
棚橋弘至 宮原健斗 清宮海斗vs.オカダ・カズチカ 青柳優馬 拳王棚橋と拳王、宮原とオカダ。緊張感で立ち上がり。オカダが突如、清宮を挑発。清宮出るとオカダ引っ込みブーイング。清宮も仕掛ける。オカダ清宮は試合権利なく交わる感じだ。
つづく。 pic.twitter.com/wbDYaiYDYi
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
メインからいくつか📸ピックアップ。お祭りムードで両国はハッピー感に包まれた。#ALLTOGETHER 両国 pic.twitter.com/i4bSNpAlok
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
10 #ALLTOGETHER 両国
●棚橋弘至 宮原健斗 清宮海斗vs.○オカダ・カズチカ 青柳優馬 拳王拳王とオカダがグータッチにいきかけで青柳がタイミング悪いダイビング。見どころある顔合わせ連発のメインはオカダがレインメーカーで23:22棚橋を仕留めた。 pic.twitter.com/KNSCYBr5yj
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023
オカダがプロレスでの「愛と勇気と元気」を口にする。コロナ禍でも応援してくれたことに感謝。一方で、全日本とノアを「ライバル団体として切磋琢磨」と宣言してみせた。猪木さんの孫ふたりを呼び込み観客とダーッ! 両国は炎のファイターでエンディング。#ALLTOGETHER 両国 pic.twitter.com/wnkijWUJDW
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 9, 2023