
イヨ・スカイの防衛に涙した レッスルマニア日本人女子初勝利を掴む
現地時間20日、米ネバダ州ラスベガスAllegiant Stadium(アレジアント・スタジアム)にて、WWE年間最大祭典『レッスルマニア41』2日目が開催となった。この大会を現地にて観戦した。
(バックステージ写真はご家族提供)
渡米から昇格まで4年、昇格から3年…狭き門過ぎる最高舞台での栄冠を世界が祝福
レッスルマニア41米ネバダ州ラスベガス
Allegiant Stadium(アレジアント・スタジアム)
4月20日(日)現地時間15:30 観衆63226人(主催者発表)
※日本時間21日(月)朝8:00~
<第1試合/WWE女子世界選手権試合/トリプルスレットマッチ>
〇イヨ・スカイ(C) vs ●ビアンカ・ベレア vs リア・リプリー
※14分26秒、ムーンサルトプレス→片エビ固め。イヨが防衛成功
イヨ・スカイは“もう一つのメイン”ともいえる重要な第1試合に登場する。チャンスを掴んでは潰される一進一退の3WAY戦で、イヨは得意のムーンサルトをなかなか成功させられない。しかし、ついに14分台、ビアンカ・ベレアとリア・リプリーが絡んでいるところへの一か八かの一撃。これで3カウントを奪う。
試合後の会見で、イヨは「このレッスルマニアという世界最高の舞台で、このタイトルを防衛できた初の日本人女性になれた」と口にした。それだけではない。この結果はレッスルマニア日本人女子初勝利ともなる。
そもそも出場自体が難しく、2日間唯一の日本人出場がイヨ。中邑真輔も今回は切符を得られなかった狭き門、それがレッスルマニアだ。イヨは苦節を経てもいた。渡米から昇格まで4年かかり、その前には親しい関係者との会話で帰国するという選択肢も挙がった。
ついに昇格から約3年。イヨは自身の試合内容とパフォーマンスを、ここに来て同僚選手・関係者に認めさせる。そして掴む。
Kairi's reaction to IYO winning 🥹🥹🥹 sky pirates 4 life pic.twitter.com/t8vzt4b0wE
— cutepicsofIYOSKY #ThankyouToriyama (@cutepicsofsyko) April 21, 2025
カイリ・セインが涙するバックステージ映像が出ているが、実は男子含めたレスラー・関係者も多く祝福する異例ぶりだったのだという。日本から駆けつけたファミリーは約15人だとイヨは試合後に口にしたが、“家族グループ枠”の来場者とバックステージでも喜びをわかちあった。
実はカクトウログ管理人も関係者のヘルプがあり“家族グループ枠”の末席に加えさせていただいた(チケット代は払っています。カクトウログ管理人のバックステージ訪問はなし)。グループと同列観客席でイオを応援し、この上ないレッスルマニア初観戦となる。
Allegiant Stadiumでの声援が爆発する中、勝利の瞬間には熱いものがこみあげた。これは、日本人の見られ方を変えたこその勝利でもあったのだ。
(動画)WWE女子世界選手権試合、試合後記者会見、試合後インタビュー
IYO SKY vs. Bianca Belair vs. Rhea Ripley | Women’s Title Match: WrestleMania 41 Sunday highlights – YouTube
※24:40ごろ会見
WrestleMania 41 Sunday Post-Show: April 20, 2025 – YouTube
日本語部分「もうこのレッスルマニアという世界最高の舞台で、このタイトルを防衛できた初の日本人女性になれたことをすごく光栄に思います。そして、その対戦相手がビアンカ・ベレア、リア・リプリーという最高の相手だったということが、さらに、私のこの防衛の価値を上げていると思います。本当に本当に心の底から嬉しく思います」
IYO SKY sends a message to her doubters after WrestleMania win: WrestleMania 41 Sunday exclusive – YouTube
(大会結果)レッスルマニア41米ネバダ州ラスベガス 4月20日(日)Allegiant Stadium(アレジアント・スタジアム)
【#WrestleMania 2日目まとめ】ジョン・シーナが悪の戴冠…卑劣な急所攻撃&ベルト殴打でコーディ・ローデス撃破/イヨ・スカイが第1試合で大暴れ…トリプルスレットを制してWWE女子防衛
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#現地でWWE #アベマでWWE pic.twitter.com/z041qUbsgd— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 21, 2025