
高梨将弘「叱咤を受け止め、激励を励みに」頚髄損傷からのリハビリを開始
DDTが30日、負傷および手術となった高梨将弘の経過を報告した。高梨は3月20日の後楽園ホール大会でのクリス・ブルックス戦で首を負傷。会場から救急搬送され、21日に手術を受けていた。「頚椎C5、6椎体骨折」および「頚髄損傷」と発表されていた。
集中治療室から一般病棟に移ったこと、リハビリを開始したこと、「足の指一本を1ミリでもと動かす段階」であることが報告となる。どんなに受け身に長けていてもアクシデントが避けられないのがプロレスだ。在り方について様々な意見が飛び交う中で、高梨は「叱咤の声を業界に携わる者として真摯に受け止め、激励の言葉を励みとし、自身の現状と向き合っています」とした。本人の謙虚過ぎる姿勢を感じずにはいられないし、回復が少しずつでも進むことを祈るばかりだ。
なお、DDTとチョコプロレスリングが共同でグッズ販売用オンラインストア開設を準備中。支援活動のスタートが見込まれる。
高梨将弘選手に関するご報告(DDT公式)
首の負傷で療養しております高梨将弘選手につきまして、集中治療室にて治療を行っておりましたが、現在一般病棟へと移りリハビリを開始しましたことをご報告させていただきます。高梨選手からファンの皆様へのコメントは以下の通りです。
「この度は自身の負傷により皆様にご心配をおかけしました。
現在は一般病棟へ移りリハビリも開始されています。今はまだ足の指一本を1ミリでもと動かす段階ですが、この日々を積み重ねていきいつか皆様と再会できる事を望んでいます。
叱咤の声を業界に携わる者として真摯に受け止め、激励の言葉を励みとし、自身の現状と向き合っています。
そしてクリス、皆様が心穏やかに過ごせますよう願っています」
なお、DDTとチョコプロレスリングが共同で高梨選手の新たなグッズの販売、高梨選手グッズ販売用オンラインストアの開設準備を現在進めております。詳細は決定次第改めてお知らせさせていただきます。ファンの皆様にはご心配をおかけしますが、引き続き高梨選手に温かい応援をいただけますようお願い申し上げます。