無観客プロレスも困難に!? DDTがTVマッチ延期、WWE出演者が感染
ここまでの新型コロナ対応でのプロレス団体対応トピックスまとめ。
オカダ・カズチカは“無観客試合”への葛藤と持論変遷を明かす
<2月26日に政府がイベントの中止などを要請>
■各団体が3月上旬を中心とした大会の中止を発表。
■新日本が3月4日に“無観客後楽園”からトーク番組配信。
■スターダムが3月8日に“無観客後楽園”から大会配信。<3月19日に政府専門家会議が大規模イベントの「慎重な対応」求める>
注意事項を守った上で各団体が再開。
■DDT⇒3・20後楽園
■ノア⇒3・21前橋(この時点では3・29後楽園も実施予定)
■全日本⇒3・23後楽園
■スターダム⇒3・24後楽園<3月25日に小池知事がイベントや外出の自粛を要請>
■各団体が当面大会の中止を発表。
■ノア⇒3・29後楽園を中止(無観客配信)
■新日本⇒3・31両国国技館を中止<都内感染者が3月25日から3日連続で40人台、28日から2日連続で60人台>
■ノア⇒3月30日に、4・5&6大阪大会、4・10&12新木場大会の中止を発表。
■新日本⇒3月31日に、4月18日までの大会中止を発表。
■WWE⇒年間最大興行「レッスルマニア36(録画)」を4月4日(日本時間5日)、5日(同6日)の2日間で配信。<4月7日に7都府県で「緊急事態宣言」が発効>
■ノア⇒4月7日に、4・25&4・29横浜大会、5・9川口大会の中止を発表した。これによりGW明けまでに予定となっていた大会がすべて中止に。
■DDT⇒4月7日に、4月から7月にかけての27大会の中止を発表した。当面は営業活動ができないために、その先の大会までの中止をあらかじめ発表したことになる。
■大日本⇒4月7日に、大日本プロレスは5大会を中止、6大会を延期。
■スターダム⇒4月7日に、スターダムは5/6までの大会が中止に。
■新日本⇒4月8日に、4月19日~5月4日分の12大会中止を発表。
2週間休業時点では無観客試合に慎重だったオカダ・カズチカも、3月末には“変心”していたが・・・。
【👀異常事態の中で迎えた4月1日👀】
オカダ「そろそろ無観客でやるべき」 新日4月18日まで大会中止#新日本プロレス #njpw #オカダ・カズチカ #コロナに負けるなプロレス
“5団体”の中で新日本だけが1大会も開催できない事態が継続(3月1日~4月18日)
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— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) 2020年4月1日
最新の状況を受けて。
L・I・J 6人では初の対談が実現!
オカダが無観客試合への葛藤を語る。
『週刊プロレス』は4月8日(水)発売!
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) April 7, 2020
新日本公式での告知、週プロ公式ページより。
■ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンそろい踏みで、計11ページの大特集!
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン6人では初の対談が実現。特写ショットなどを含めて、計11ページで大特集。6人それぞれの興行中止期間中の過ごし方、気になる鷹木とヒロムの関係性、さらには2冠王者・内藤哲也へのヘビー級3選手の思い、今後のユニットについてなど、多岐に渡ってメンバーが語っている。
■オカダが“無観客試合”への持論、そして通常興行再開後への思いも語る!
オカダ・カズチカにインタビュー。無観客試合への持論を展開するとともに、通常興行再開後への思いも語る。さらには2冠王者・内藤哲也、IWGPタッグ戦線についても言及した。
■巻末言
今週のテーマ
「木谷高明オーナーが考えるこれからのプロレス界」
詳細は誌面でご確認いただきたいが、インタビュー収録の4月2日時点では「メチャクチャやりたい」としながらも「どこで感染者が増えるかわからない」とした。ここまでの持論変遷と、無観客試合への否定的見解を明かしている。ここは「無観客試合の実施について検討を行ってまいります(感染拡大状況等を踏まえ、実施を見送らせて頂く場合もございます)」としていた8日の新日本のアナウンスとも符合している。
現時点では、感染拡大防止に全力を尽くして通常興行再開を見据えるというオカダ。葛藤の末にここに着地したということで、ボクも支持したいと思います。
巻末言の木谷高明オーナーは夏のオールスター戦開催に期待を寄せていた。なお、大会中止となった3・3大田区について、当時は無観客配信をTwitterで提言していた木谷オーナー。事態が2週間程度で終わることを想定していたファンからの反発は大きかった。木谷オーナーの真意は他にあり「しばらく興行をできなくなる可能性も考えていたから」だったという。確かにこの考えに則れば、感染拡大期前のゴーサインもあり得た。
過去から学べることがあるとすれば、ビジネス判断は本当に難しいということでもあり、複数パターンで中長期を見据えるということなんだろうと思う。