アントニオ猪木が新日本50周年イヤーに天国へ 唯一無二の燃える闘魂
日本を代表するプロレスラーであるアントニオ猪木が1日、自宅で亡くなったことが伝えられた。79歳だった。
“猪木の新日本と、馬場の全日本”が日本プロレス界の隆盛のアウトライン
近年になって心臓の難病である「全身性トランスサイレチンアミロイドーシス」と闘っていた。死因は心不全とされた。
猪木の新日本と、馬場の全日本。日本プロレス界の父・力道山の弟子である猪木とジャイアント馬場がそれぞれ新日本プロレスと全日本プロレスを発展させたことが、日本プロレス界の隆盛のアウトラインそのものだ。全日本がトップ外国人とのパイプで王道プロレスを築いていったことに対抗し、猪木は勧善懲悪、団体対抗戦、異種格闘技路線、IWGP構想をはじめ様々な図式により世界観を形成した。1976年のボクシング王者モハメド・アリとの一戦は、実現自体が金字塔である。
この不屈の対抗心に共感したファンは「猪木信者」とも言われた。ノシ上がりたいとき、あるいはつらいとき、苦しいとき。ファンは「心の中のアントニオ猪木」を発動させ、日々に向き合ったのだ。「燃える闘魂」は唯一無二である。
1998年に引退してからも、格闘技大会のプロデュースなど多方面で存在感を放った。1989年、2013年には参議院選挙を勝ち抜き、国政というマットでも奮闘した。
2022年は新日本プロレス(猪木が創立)の50周年イヤー。VTR挨拶こそあったが、来場が関係者の願いではあった。体調が上向きになれば・・・と祈念していたがかなわず。
記事アイコン写真は1989年、岡山への猪木来場時ショット。当サイトでは触れたことがあるが、当時のカクトウログ管理人もプロレスファン仲間と駆けつける。街をジョギングで進みながらの100万人握手作戦だったわけだが、そのうち他候補者の演説場所に差しかかった。ボクたち「猪木さん、突っ切りましょう!!」猪木「じゃあお前ら、イノキコールしてくれるか!?」イノキッ、イノキッで猪木と一緒に走った思い出。
猪木さん、あなたがいなかったらプロレスファンになっていませんでした。大きくしてくれたプロレスに1人にでも振り向いてもらえるように、引き続き綴らせてください。どうぞ天国ではやすらかに。
カクトウログが追い続けたアントニオ猪木(2017~2019年)
猪木酒場新宿店に猪木降臨。このときは司会も入れず、自らマイクを持ち進行、コメントぜんぶやるという。「もっとまわりがサポートすればいいのに」と思うほど猪木は元気すぎた。
▼2017年10月には「猪木生前葬」なる企画もあった。
ブログ更新:宿敵シン当日欠席、ハンセン・藤波・藤原との親交シーンなしで区切りつかずの猪木生前葬…全国ツアー化ある!? https://t.co/ZA5REEJkYv #猪木生前葬 #INOKIISM 完売なのにガラガラ両国! 【ダイジェスト動画】あり pic.twitter.com/9BjbCcpKUc
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) October 22, 2017
▼2017年11月、アントニオ猪木酒場新宿店に猪木降臨。
ブログ更新:猪木降臨するも「オープン今日なの? 何も聞いてないんだよ」 アントニオ猪木酒場新宿店がJR新宿駅南口1分の好立地に移転ダーッ! https://t.co/l2p7pjtc5j #アントニオ猪木酒場 pic.twitter.com/cEucD1tSgV
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) November 3, 2017
▼オープニングに猪木。当時から車椅子姿が報じられていたが、足どり不安定ながら歩行で登場。
【まとめ】「BI砲」という対立と合体の歴史! 猪木が本当に来場すれば、メイン宮原・棚橋エース対決は24分超 馬場没20年追善興行#ajpw #njpw #bjw #ジャイアント馬場没20年追善興行 #ジャイアント馬場 #アントニオ猪木
報道にも出ていないあのシーン含めて写真30枚!
⇒https://t.co/MyGIXmIIKi pic.twitter.com/BerbQLwi1v
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) February 21, 2019
▼平成最後の金曜夜8時ドラディション後楽園トークほぼ全文。
【ブログ更新】猪木を前にすれば藤波はいつだって「1人のプロレスファンなんですよ」/平成最後の金曜夜8時ドラディション後楽園トークほぼ全文#DRADITION #ドラディション #アントニオ猪木 #藤波辰爾
お待たせしました! 猪木登場シーンの詳細と、写真📷振り返りです
⇒https://t.co/APSzssJz2b pic.twitter.com/wMAS9ff5Ko
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 27, 2019
▼藤原喜明「古希」を猪木、前田日明、船木誠勝がお祝い。
【📷イベント振り返り】 #藤原喜明 「古希」を #アントニオ猪木 、 #前田日明 、#船木誠勝 がお祝い! 昭和新日本&UWFファンが平成最後サタデーナイトフィーバー#チームフルスイング
藤原70歳、前田60歳、船木50歳・・・UWFレジェンドが同時に“節目”を迎える奇跡も!
⇒https://t.co/rPzJrzl0Fi pic.twitter.com/nlZWTWkTZn
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) April 28, 2019
▼2019年には田鶴子夫人が天国へ。
【ブログ更新しました】いろんな話に乗ってしまうアントニオ猪木を守ってきた田鶴子夫人が天国へ 至近距離で3度お見かけしたときの思い出#アントニオ猪木
⇒https://t.co/fQrmN3PLn4 pic.twitter.com/wxMwTaq4C7
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 31, 2019
カクトウログが追い続けたアントニオ猪木(2020~2022年)
信じられないという思い。コロナ初期、2020年にファンの前に現れていた猪木は本当に元気だったのだから。
▼2020年2月、喜寿お祝い。
【🥇ほぼ全情報まとめ🥇】
功労者が報われる業界目指して 日本プロレス殿堂会(NPH)が発足#アントニオ猪木 #喜寿 #藤波辰爾 #長州力 #天龍源一郎 #日本プロレス殿堂会 #NPH
アメリカWWEでの殿堂もおさらい。
⇒https://t.co/Sn4cdQTNqY pic.twitter.com/rtJ4bwxQYo
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) February 21, 2020
▼2020年3月1日に猪木60周年セレモニー。
【🔥猪木60周年セレモニーまとめ🔥】
武藤「次は1人欠けるかもしれねえから」 コロナ渦中の金曜夜に猪木60周年#マスターズ #pw_masters #達人集結 #プロレス #アントニオ猪木 #前田日明 #神降臨
藤波&長州が捕獲した前田に闘魂ビンタ 猪木「お前も変わったな」
⇒https://t.co/Ln5rLIw9kz pic.twitter.com/dud9Tutkwh
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) February 29, 2020
▼50周年イヤー幕開け。2022年のイッテンヨンVTR挨拶。
創設者・アントニオ猪木がビジョンでメッセージ&ダァーーッ!!#njwk16 #njwk16Day1 pic.twitter.com/eR9h4s96aD
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) January 4, 2022
▼新日本との“関係”についてはこれがひとつの答え。
「(新日本を離れた後は)見ないようにしていました。違う方向だったから。それも小さなことだったな、と」
自身が否定された過去を重ねた。
「(異種格闘技戦を含めて殻を破ったことで)はたから見ていれば『何をやっているんだ、猪木は』と」#アントニオ猪木 #njpw50thhttps://t.co/SeXcOPWGcz
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) February 28, 2022
▼NHKに降臨全発言。
【📺燃える闘魂が詰まった7分間📺】
生き方は「人から教わる問題じゃなくて」 アントニオ猪木がNHKに降臨#アントニオ猪木 #ライブ・エール #東京フィルハーモニー交響楽団
闘病中の猪木が対談で登場。番組が #炎のファイター フルオーケストラでエール pic.twitter.com/wa6MLMAGfK
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 7, 2022
▼この夏に「猪木さんをマネジメントする最後の会社」報道も。
旧IGFの関係者を直撃すると、新生IGF設立を認めた上で「面白いことをやりましょうよ、ということ。これが猪木さんをマネジメントする最後の会社になるかもしれない」。早ければ今月中にも設立が正式発表される。(東スポ)#アントニオ猪木 #IGF #INOKIGENKIFACTORYhttps://t.co/TkK20Ex43J
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 25, 2022
▼24時間テレビ全発言。
【✊燃える闘魂10分間✊】
アントニオ猪木「因縁があって暴動に」国技館降臨 24時間テレビ全発言#日テレ #日本テレビ #アントニオ猪木 #24時間テレビ45 #24時間テレビ
28日14時台に生中継。左腕での「ダーッ!!」は猪木のアドリブだったのか? pic.twitter.com/V7QnnVwQZM
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 28, 2022