支援ソングでクラファンを! 10年目突入の大阪カウント2.99がピンチ
2016年2月11日、大阪府立体育会館大会の第7試合で、柴田は石井智宏を破ってNEVER無差別級王座の初防衛を果たす。勝利後に珍しくコーナーに登って咆哮したシーンに記憶があるファンも多いだろう。
柴田さん、ブログ用に写真を1枚ください!
この大会後の深夜に、柴田はカウント2.99を訪れている。
・ 柴田勝頼2・11大阪デジカメ写真集~NEVER王座初防衛からプロレスバー「カウント2.99」での深夜祝杯まで プロレス_格闘技 カクトウログ
ボクが飲んでいると、金沢克彦氏とテレ朝チームご一行が登場し、時間差で柴田ご一行が顔を見せた。記事では「前田日明流のハーフハッチ。フロントネックチャンスリーやアントニオドライバーとも型が似ているが、柴田の意図はハーフハッチ。総合格闘技でも使える技として大切に使っている」と触れたが、実はこれ、柴田本人に聞いたこと。
「あれはフロントネックチャンスリー? アントニオドライバー系?」というようなことを質問した。「前田さんも使うハーフハッチ」というニュアンスで柴田が答え、唸らされたことを覚えている。
なかなか大変な大阪出張だった。そもそも仕事の後に大阪大会へと休憩明け試合途中から滑り込み観戦。試合後のカウント2.99では金沢氏も柴田も朝方まで飲んでいて、残っている人たちでテイクアウトの“吉野家の牛丼”を買ってきて食べよう~という提案を柴田がした。ふだんならウェルカムのボクなんだが、なぜか朝に向かうところで体調が悪くなり、「すみません、明日が仕事で・・・」と柴田に挨拶して店を出た。柴田さん、その節はスミマセンでした!!
翌朝にボクは大阪の方のオフィスに出勤したんだが、なんと声が出なくなる。まわりから「サカイさん(※カクトウログ管理人)声がおかしいですよ」と言われる始末。病院のお世話になり、吸引などして少し持ち直す。そんなこんなで仕事もプロレスも取り組んでる自分に「バカヤロー!!!」といった感じてもあったが、強烈な思い出となった。
という中でのヒトコマとして、カウント2.99からのボクの帰り際、「柴田さん、ブログ用に写真を1枚ください!」。1枚だけ写真を押さえる。
酔っていたことも多少はあるとは思うが、ウインクしたように右目を閉じるのは意図してではなく“こうなってしまう”のだという。試合によるダメージ蓄積によるもので、詳細は発売中の『KAMINOGE』vol.100を参照いただきたい。
観戦と関わりを続けたぶんだけ、プロレスはしっかりと応えてくれる。新型コロナでまったくもってプロレスも周辺も大変な状況だが・・・必ずやみんなで立ち上がろうではないですか!!