週プロ版は内藤がグランプリ、ヒロムvs.デスペラードがベストマッチ
26日、週刊プロレスが27日発売号の予告で恒例『プロレスグランプリ2020』の結果を発表した。
中間発表ベスト3にはなかった「ヒロムvs.デスペラード」が逆転1位
無料ページの週プロ早版より。
［[週プロ早版]2021/2/10号(No.2105)｜週刊プロレス］
プロレスグランプリ２０２０結果発表！（内藤哲也、ジュリア、高橋ヒロムvsエル・デスペラード、タイチ＆ザック・セイバーJr、ザック・セイバーJr、真白優希）
週刊プロレス 2月10日号
2021年 1月27日発売
つっか、狂い咲き!
アイスリボンの象徴・藤本つかさ、18歳の王者・鈴季すずを下してICE×∞王座7度目の戴冠
「プロレスグランプリ2020」は内藤とジュリア
新日本大田区&後楽園
武藤に聞く
Sareee感動の渡米前ラストマッチ
諏訪魔、三冠V5
▼週プロ プロレスグランプリ（2年分）
| 2019年 | 2020年 | |
| プロレスグランプリ | オカダ・カズチカ | 内藤哲也 |
| ベストマッチ | 6・5ウィル・オスプレイvs.鷹木信悟 | 12・11高橋ヒロムvsエル・デスペラード |
| 女子プロレスグランプリ | Sareee | ジュリア |
| ベストタッグチーム | EVIL & SANADA | タイチ & ザック・セイバーJr. |
| 最優秀外国人賞 | ウィル・オスプレイ | ザック・セイバーJr |
| 新人賞 | ストロングマシーン・J | 真白優希 |
昨年12月25日頃に明かされていた中間発表ベスト3にはなかった「高橋ヒロムvs.エル・デスペラード」が1位。12・11武道館の試合が“投票期間の短さ”を跳ね返して滑り込んだ。
新日本の強さもまざまざ。昨年同様に女子と新人賞を除いて新日本から選出となる。
もちろん2位以下にも注目であり、誌面でのチェックが楽しみ。
内藤とジュリアは東スポとの“2冠” 他アワードとの比較
3アワードを比較してみる。
▼2020年プロレス大賞 3アワード比較
| 東スポ/プロレス大賞（マスコミ主催でマスコミ選考） | 週プロ/プロレスグランプリ（マスコミ主催でファン選考） | ネットプロレス大賞（ファン主催でファン選考） | |
| MVP | 内藤哲也 | 内藤哲也 | 潮崎豪 |
| ベストバウト | 1・5オカダ・カズチカvs.内藤哲也 | 12・11高橋ヒロムvs.エル・デスペラード | 12・11高橋ヒロムvs.エル・デスペラード |
| 最優秀タッグ | 杉浦貴 & 桜庭和志 | タイチ & ザック・セイバーJr. | タイチ & ザック・セイバーJr. |
| 女子プロレス大賞 | ジュリア | ジュリア | 部門ナシ |
| 新人賞 | 選考ナシ | 真白優希 | 上村優也 |
内藤とジュリアは“東スポと週プロのMVP2冠”達成となった。ベストバウトとしてのヒロムvs.デスペラード、最優秀タッグとしてのタイチ＆ザック・セイバーJr.は“週プロ版とネット版の2冠”となる。
東スポプロレス大賞が発表された際には「MVPが内藤? 潮崎であるべき」という声も多く、実際にファン主催ネット版では潮崎がMVPとなった。だけれどもネット版と同じファン投票型でも週プロ版は内藤。Twitterアカウントを明かしつつ投票するネット版はマニア寄りとの見方もあるが、ビギナーも含めてのファンや週プロ読者層が選んだ際には新日本勢が強くなるようだ。
新日本プロレス勢の強さは揺るがず 歴代MVP選手
歴代MVP選手を見てみる。
▼アワードMVP推移
| 東スポ/プロレス大賞（マスコミ主催でマスコミ選考） | 週プロ/プロレスグランプリ（マスコミ主催でファン選考） | ネットプロレス大賞（ファン主催でファン選考） | |
| 2010年 | 杉浦貴 | 杉浦貴 | 関本大介 |
| 2011年 | 棚橋弘至 | 棚橋弘至 | 棚橋弘至 |
| 2012年 | オカダ・カズチカ | オカダ・カズチカ | オカダ・カズチカ |
| 2013年 | オカダ・カズチカ | オカダ・カズチカ | 中邑真輔 |
| 2014年 | 棚橋弘至 | 棚橋弘至 | 棚橋弘至 |
| 2015年 | オカダ・カズチカ | 鈴木みのる | 鈴木みのる |
| 2016年 | 内藤哲也 | 内藤哲也 | 内藤哲也 |
| 2017年 | 内藤哲也 | 内藤哲也 | 内藤哲也 |
| 2018年 | 棚橋弘至 | 棚橋弘至 | 棚橋弘至 |
| 2019年 | オカダ・カズチカ | オカダ・カズチカ | ウィル・オスプレイ |
| 2020年 | 内藤哲也 | 内藤哲也 | 潮崎豪 |
ネット版MVPで“新日本の連続MVP”の牙城を崩したノアだったが、週プロ版では及ばず。
アワードの違いを飛び越えて同じ受賞者になることが多いが、2019年・2020年はネット版が独自選出となった。
