IWGP女子トーナメント希望殺到 小川EP「4人なんで・・・土曜に一つの答え」
23日、昼間に新日本プロレス×スターダム合同興行(11・20有明アリーナ)、夜にスターダム9・11横浜武道館大会の記者会見が開催された。
新日本×スターダム合同興行11・20有明アリーナ 第1弾カード
IWGP女子王座の設立が正式決定!
11.20有明アリーナ大会、第1弾カード!!
・棚橋&林下vs後藤&舞華!・ローラー&朱里vsザック&ジュリア!
・タイチ&金丸&たむ&なつぽいvsデスペラード&DOUKI&スターライトキッド&桃!https://t.co/w3GIPXNUOa#NJPW ×#STARDOM@wwr_stardom pic.twitter.com/TueHVNDT4u
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■ 新日本×スターダム Historic X-over(ヒストリック クロスオーバー)
日時:11月20日(日)17:00
会場:東京・有明アリーナ
<タッグマッチ>
トム・ローラー&朱里
vs.
ザック・セイバーJr.&ジュリア
<タッグマッチ>
棚橋弘至&林下詩美
vs.
後藤洋央紀&舞華
<8人タッグマッチ>
タイチ&金丸義信&中野たむ&なつぽい
vs.
エル・デスペラード&DOUKI&スターライト・キッド&渡辺桃
<IWGP女子王座決定戦>
※第0試合を含め、全9試合ほどを予定
※大会の模様は新日本プロレスワールドにて、PPV配信予定
▼IWGP女子王座決定トーナメント
◆一回戦:10・2新日本プロレス・ロンドン大会、10・22 STARDOM・後楽園ホール大会
◆準決勝:10・23 STARDOM・アリーナ立川立飛大会
◆決勝戦:11・20新日本プロレス×STARDOM合同興行・有明アリーナ大会
※エントリー選手に関しては追って発表
IWGP女子王座について口を開く 棚橋弘至「批判から入るのではなく」
IWGP女子王座については、棚橋弘至が改めて口を開いた。
「IWGP女子は批判から入るのではなく、まずやってみる。そこに広がりを感じられると思う(棚橋)」
「“女子ってスゲーな”って試合をみんなでやっていきます!(岩谷)」
11.20『Historic X-over』合同興行へ両団体のエースが意気込み!
8.23会見
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――棚橋選手はIWGPへの思い入れも強いと思いますが、今回のIWGP女子王座に関してはポジティブにとらえてますか?
棚橋「そうですね。まあ、IWGPっていうのは歴史もあって、IWGPって聞くといろんな名選手の顔が浮かんできますけど、批判から入るのではなく、まずやってみる。そしてそこに広がりをボクは感じられると思うし。
だから、やる前にとやかく言うよりも、まずやってみてそこからまた良い部分、悪い部分っていうのは必ず出てきますので、そういった部分を選手、団体の努力でいい方向に向けていけばいいんじゃないかなと思います」
新しいファンを取り入れるために「キャッチーでポップな、会場の全員が盛り上がれるようなわかりやすいプロレス」を標榜した棚橋。「100年に1人の逸材、棚橋弘至です」との肩書きとのセット言い出しは現在のスターダムにも継承されているし、ハイフライフローなどの技のチョイスにもそうした背景がある。コスチュームに至るまで業界に大影響を与えた“プロレス界のアイコン”が棚橋だ。
だけれども当初は古参新日本ファンから「それはストロングスタイルじゃない」と猛反発を食らった。結果的に新日本を復活させたのは棚橋であり、だからこその言葉「批判から入るのではなく」はどこまでも深い。
会見ではIWGP実行委員会も入った格好で正式に発表がなされた。赤白ベルトとの住み分けなどファンには気になることも多いだろうが、棚橋は岩谷麻優のコメントをフォローしながら発信した。
棚橋「IWGP女子王座は、“インターナショナルレスリンググランプリ”って立ち上げからある歴史のあるベルトのいい部分をうまく利用して、そのIWGP女子っていう部分で対世間だったりとか、対ほかの団体だったりとか、インターナショナルなのでアメリカだったり、世界中の選手に対して『IWGPの女子王座ができたよ』ってことを大いにアピールして、(岩谷選手には)是非チャンピオンになっていただいて、IWGPの女子のベルトを自分が持ってるいまのベルトと競わせてもいいんじゃないかなと思いますね」
アドリブでさらりと、それでいて実にバランスよく。IWGPを歴史をつくった棚橋が的確にベルトの意義を補足してみせた。短い会見ではあったが、またも棚橋にファンは唸らされたのだ。
夜会見では『スターダム選抜』『インターナショナル』2ブロック制を発表
夜会見では、トーナメントが『スターダム選抜』『インターナショナル』の2ブロック制であることが発表された。
小川「いま5★STAR GPやってるんで、その成績もあると思いますから、いまちょっと発表できないんですけどね」
キッド「ほかのユニットのヤツらも気になるんじゃないの?」
中野「もちろん気になってるよ。11・20、私とたむちゃんとなっちゃんは、カード組まれてるけど、私2試合やってもいい」
なつぽい「私も2試合やってもいい」
中野「出してくださいよ、小川さん」
キッド「2試合やるっていうのもありなのか?」
壮麗「自分たち組まれていないんで」
キッド「だってそもそも、日本人数人しか出れないんじゃないの」
小川「(スターダム選抜の日本人は)4人しか出れないんですよね。4人なので、その辺はですね、一応今週の土曜日に後楽園ホールで答えを出しますよ。ひとつの答えを出すんで」
情報が昼夜会見にとどまらず、4日後の4/27(土)後楽園大会にまたがり小出しに伝えられていく。このあたりのキャッチボールはスターダムの真骨頂ではなかろうか。
スターダム 5★STAR GP 2022 9月11日(日)神奈川・横浜武道館 追加カード
■ スターダム 5★STAR GP 2022
日時:9月11日(日)17:00
会場:神奈川・横浜武道館
=追加=
<アーティスト・オブ・スターダム選手権試合>
〈王者〉鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃
vs.
〈挑戦者〉葉月&コグマ&羽南
キッド「防衛する気しかないけれど、私はこの(スターダム生え抜き)メンバーだけで防衛戦をすることにすでに価値があるんじゃないかなと思ってます。史上初、もう見にくるしかねえんじゃねえの?」
<ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合>
〈王者〉中野たむ&なつぽい
vs.
〈挑戦者〉MIRAI&壮麗亜美
中野「私たちにも絶対にたどり着きたい未来がある。たむとなっちゃんはもっともっと世間を巻き込んで、令和のビューティーペアになります」
なつぽい「アーティストデビューをして武道館ワンマンライブをめざしてる。プロレスのプの字も知らなかったウチらだけど、いまはプロレスが大好きで、プロレスで夢見てる」
=既報=
<5★STAR GP 2022 レッドスターズ公式リーグ戦>
林下詩美(Queen’s Quest)
(1/15)
AZM(Queen’s Quest)
<5★STAR GP 2022 レッドスターズ公式リーグ戦>
ひめか(Donna del Mondo)
(1/15)
SAKI(COLOR’S)
<5★STAR GP 2022 レッドスターズ公式リーグ戦>
ウナギ・サヤカ(COSMIC ANGELS)
(1/15)
世羅りさ(プロミネンス)
<5★STAR GP 2022 ブルースターズ公式リーグ戦>
岩谷麻優(STARS)
(1/15)
ジュリア(Donna del Mondo)
<5★STAR GP 2022 ブルースターズ公式リーグ戦>
上谷沙弥(Queen’s Quest)
(1/15)
鈴季すず(プロミネンス)
【追記】“2代目”がモチーフ 東スポがIWGP女子王座のベルトのデザインを入手
※8/24 8:00追記
東スポがIWGP女子王座のベルトのデザインを入手した。現在海外で制作中のベルトのモチーフとなっているのはIWGPヘビー級の2代目ベルトとのこと。
IWGP実行委員会「(デザインのモチーフの)2代目(ベルト)は90代の象徴で、ファンの思い入れも強い。オールドファンの方にも納得いただけるものを作って、選手にもそれに見合う戦いをという期待を込めて」(東スポ)#NJPWxSTARDOM #njpw #stardom #IWGP女子王座https://t.co/JDOu95HhOs
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 23, 2022