オカダ「2月18日に集中」ドーム直前会見すっぽかし 清宮「絶対ぶっ潰す」
15日、ノアが2・21東京ドーム直前会見第2弾を開いた。第6試合(AMAKUSAvs.高橋ヒロム)・第7試合(清宮海斗vs.オカダ・カズチカ)出場選手が火花を散らすはずだったが…。
第6試合/TOKYO TORNADO AMAKUSAvs.高橋ヒロム
AMAKUSA まずは改めて、高橋ヒロム殿、われの果たし合い受けていただき感謝いたします。ノアジュニアを世に広げるため降臨しました。日本を代表するジュニア戦士、高橋ヒロム殿。まだ見ぬ頂を超える試合を、日本一のジュニアになるため全身全霊歩んでまいります。こんなにも燃える闘いほかにありません。ノアジュニアの代表として、いざ尋常に勝負!! われの妙技、とくとご覧ください。
高橋ヒロム この試合は新日本プロレスvs.ノアではありません。みなさん、AMAKUSA選手、ちょっとだけ昔話を聞いてもらっていいでしょうか。2013年にイギリス海外遠征、そのあとに剣舞(けんばい)選手がやってきて3か月くらい、生活したんですよ、同じ部屋で。いろんなことを話しました。1か月間の長いツアーのような…1日3試合することもあった。あれは楽しかったなぁ。
それが剣舞選手と別になってしまう期間になった。他の選手と回ってたんですけど「日本に帰れ」「お前は新日本プロレスだから優遇されてる」あるいは「いいよ、こいつは面倒見なくて大丈夫」みたいに言われてた。しんどかったな、つらかったですよ。グッとこらえました。新日本プロレスとして変な問題を起こせない。でも剣舞選手と合流、俺の顔がおかしかったのか、表情に出てたのか、わからないですけど、に「高橋さん、一緒に頑張りましょう」と。あの言葉で本当に救われた。そのあとですかね、4FW王者の剣舞選手に挑戦したんですよ。本当に何もできなくて惨敗しました。悔しくて今でも覚えています。「タイトルマッチじゃなくていいです、いつかどこかでシングルで闘ってください」と約束しました。
今の時代、片手でスマホいじって情報が手に入りますよ。でもそうやって得た情報は何も残らない、すぐに忘れる。本当はこんな話、言いたくない。でも話したかった、知ってほしかった。聞いたうえでこの試合を見てほしかった。いま話したことを忘れないで当日の試合を見てください。なのでこの試合は新日本プロレスvs.ノアではありません。
4FWのみんな、みちのくプロレスのみなさん見てますか。あのときの約束を果たす。この俺が勝ちます。
(質疑応答)
ヒロム選手の話への感想は?
AMAKUSA (すこし考えて)高橋殿の思い、とても伝わりました。でも愚問ではありませんか。
見せたい闘い、伝えたいこと。
ヒロム AMAKUSA選手の気持ちは伝わりました。そのうえで、その質問、愚問じゃないですか。
王者同士が戦うことについて。
ヒロム 始めと最後に言いました。俺の中では新日本プロレスvs.ノアではない。でも王者であることには変わらない。その質問…愚問じゃないですかね。
AMAKUSA われはまだノアでたいした月日を歩んでいない。ですが大事なものを背負わせていただいている。高橋殿の思い、実に伝わってはおりますが、われはノアジュニアの宣教者として日本プロレス史上最大の夜に、日本一になるため、挑戦いたしました。われがやらなければ誰がやる!! 残り6日、覚悟をもって向かってまいります。
ジュニアの価値向上を訴えてきたが、どう生かす。
ヒロム うーん、生かしたい…東京ドーム、オールスター…関係ないことなんですよね。あの日、約束してから10年。たまたま今回だった。王者同士ではありますがそれ以上の思いがあるんです。先ほど話したのが全て。めちゃくちゃワクワクしてます。この日を待ってました。
マスクの意味。
ヒロム 10年前に剣舞選手にもらったんですよ。なぜか手元にあった。その質問は…愚問じゃないですかね。(AMAKUSAにも同じ質問が出るが)その質問が愚問と言ってるんですよ。
AMAKUSA 思いは十分伝わっております。ですが、われに過去などない。泡沫(うたかた)のごとく消えてしもうた。ですがわれにとっての思い人、その人でしたら21日の東京ドームにおります。
第7試合/SHINING THROUGH 清宮海斗vs.オカダ・カズチカ
清宮海斗が入場。続いてテーマ曲『レインメーカー』が鳴り響くも、オカダ・カズチカが入ってこない。新日本プロレスの阿部誠リングアナが伝令のように司会に告げる。
司会 みなさまにお知らせがございます。本日はオカダ・カズチカ選手出席の予定でしたが、本人からいま連絡が入りまして欠席させていただくという旨のものでした。どうぞご了承ください。清宮海斗選手、ソロでの会見となります。
清宮 来ないんですか。大事な記者会見を来ないってどういうことですか。
司会 コメントが届いております。代読してよろしいでしょうか? オカダ・カズチカ選手です。「2月18日のタイトルマッチ(米サンノゼ、棚橋弘至とのIWGP世界ヘビー級王座戦)に集中したいから、本日は欠席します」。以上…。
清宮 ちょっと待ってくださいよ。ふざけないでくださいよ、大事な記者会見ですよ、ボイコットってどういうことですか。だいたいそもそも(12日のノア)大阪大会だって、あいつ勝手に入ってきて、土足で乱入してきて、試合後に後ろから奇襲してくる。そんな卑怯な王者に俺は負けるつもりないですよ。オカダさん…いや、オカダ!! 東京ドームは逃げんなよ、絶対にぶっ潰してやるからな!!(机をバン)
清宮退席のあと、司会から大会概要が再び読み上げられる。
会見終わり時間に合わせるようにオカダが「肉食べます!」。焼肉に集中か。
肉食べます! pic.twitter.com/WIGAQ0LmUB
— Kazuchika Okada (@rainmakerXokada) February 15, 2023
(直前番組が決定)2月17日(金)21:00 ABEMA『有田哲平の引退TV』にて武藤敬司引退特集
まもなく引退を迎える“プロレスリング・マスター”武藤敬司の出演が決定。「体さえ動くなら引退はしたくない」そんな思いの中、“引退”を決意した心中を激白!
『有田哲平の引退TV』にて武藤敬司引退特集が配信される。スタジオでは有田哲平さんが語り尽くし、豪華ゲストによるスペシャルインタビューもまじえて武藤敬司の引退に迫る。
番組名:有田哲平の引退TV
放送日時:2月17日(金)21:00~
ご視聴:ABEMAにて
[https://abema.tv/channels/special-plus/slots/8j4Gdpxar8iCnB?utm]
(大会中継)ABEMA PPV ONLINE LIVE 武藤敬司引退試合 プロレス“LAST” LOVE ~HOLD OUT~
「日本プロレス史上最大の夜」にふさわしい、団体の垣根を超えたオールスター実況陣と豪華ゲストが決定いたしました。
【実況アナウンサー】
村田晴郎
清野茂樹
塩野潤二
藤沢俊一郎
市川勝也
吉野真治
【ゲスト】
山田邦子
ファンキー佐藤
まつきりな
武尊
獣神サンダー・ライガー
棚橋弘至
辻よしなり
蝶野正洋
(対戦カード)ノア chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~ 2月21日(火)東京ドーム
■ ノア chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~
日時:2月21日(火)17:00
場所:東京・東京ドーム
※ABEMA PPVで独占生中継。視聴料金は通常チケット4,992円相当、武藤敬司応援チケット6,096円相当
[https://abema.tv/channels/payperview-5/slots/EBMQ1udNdSEVD1]
<大会当日の声援/声出しに関して>
「歓声や声出し応援」を可能とする。
・声援(応援)はリング方向に向いてお願いします。
・不織布マスクを正しく着用ください。
・悪質な野次などは禁止します。ご退場いただくこともございますのでご了承ください。
※飲食売店もオープンとなる。飲食の際は黙食にご協力ください。
※その他注意事項はノア公式からの告知をご参照ください。
<STARTING BATTLE(1)/STARTING LOVE>
矢野安崇
稲村愛輝
vs.
稲葉大樹
マサ北宮
※STARTING BATTLEは16:00開始
<STARTING BATTLE(2)/東京女子プロレス提供試合 TJPW Spark>
荒井優希
渡辺未詩
伊藤麻希
瑞希
vs.
辰巳リカ
中島翔子
山下美優
坂崎ユカ
<STARTING BATTLE(3)/WORLD WARRIOR BATTLE>
アンソニー・グリーン
ジャック・モリス
ジェイク・リー
vs.
ティモシー・サッチャー
小島聡
杉浦貴
<第1試合/NEW EXPLOSION>
宮脇純太
アレハンドロ
吉岡世起
YO-HEY
小峠篤司
vs.
ダガ
クリス・リッジウェイ
HAYATA
Eita
小川良成
<第2試合/DDT提供試合 Dramatic Dream Future>
正田壮史
高鹿佑也
岡谷英樹
遠藤哲哉
vs.
小島斗偉
上野勇希
勝俣瞬馬
MAO
<第3試合/DRAGONGATE vs NOAH>
ニンジャ・マック
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
丸藤正道
vs.
ディアマンテ
KAI
シュン・スカイウォーカー
<第4試合/AJPWvsNOAH>
征矢学
中嶋勝彦
拳王
vs.
青柳優馬
諏訪魔
宮原健斗
<第5試合/FINAL DE LUCHA>
石森太二
外道
vs.
MAZADA
NOSAWA論外
<第6試合/TOKYO TORNADO>
AMAKUSA
vs.
高橋ヒロム
<第7試合/SHINING THROUGH>
清宮海斗
vs.
オカダ・カズチカ
<第8試合/PRO-WRESTLING “LAST” LOVE>
内藤哲也
vs.
武藤敬司