新日本「声出し可9・5&6後楽園」完売 コロナ2年半時点の国内声援有無
8月30日、新日本プロレスから『9月5日(月)＆6日(火)後楽園ホールは全席完売』がアナウンスされた。同大会はコロナ禍以降初めて「声出し応援可」とされた大会だ。国内声援有無事情をウォッチする。
【完売御礼】
9月5日(月)＆9月6日(火)後楽園ホール大会のチケットは全席完売となりました。
当日券の発売はございませんのでご了承ください。
＜放送予定＞
▼9月5日(月) 新日本プロレスワールド/ABEMA
▼9月6日(火) FIGHTING TV サムライ/新日本プロレスワールド（後日配信）#njpw #njburning pic.twitter.com/yc4Oc41TPq— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) August 30, 2022
新日本が新たに10・26&27後楽園の「声出し応援可」を発表
コロナ突入から2年半、サッカー・Jリーグにおいて部分的に「声出し応援可」が導入されている。
▼サッカー・Ｊリーグ
限定的に声出し実施（実施大会はソーシャルディスタンス）。▼プロ野球
実施していない。▼バスケットボール・Ｂリーグ
インドアスポーツということも踏まえ、当面見送り。
おおまかに言うと、不織布マスク着用とソーシャルディスタンス座席が確保され、会場許可があれば声出しが可能となる。「座席を詰めて声出し不可」とするのか「座席を空けて声出し可」とするのか、その決断を迫られもする。それぞれの協会組織による総合的な判断も行われている。
大手の新日本プロレスによる声出し可9・5&6後楽園大会（ソーシャルディスタンス）は早々にソールドアウトとなった。新たに10月大会での声出し実施もアナウンスされた。
10月26日(水)＆27日(木)後楽園ホール大会は「声出し応援可」で開催！https://t.co/aWc5Zn2YpE#njpw pic.twitter.com/JXrxufi6zk
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 1, 2022
声出しニーズと感染防止の両立、半分しか観客を入れられないジレンマがある中で各団体の対応を整理する。
「開催時の状況により声援ありとなる」ケースも増える!?
国内プロレス団体における声援有無の決定方法と実施例をまとめる。
| 発売前に決定 | ・新日本プロレスがチケット発売前にアナウンスしたうえで9月5日(月)＆6日(火)、10月26日(水)＆27日(木)の後楽園ホール大会を声出し可で開催。 ・ノアがチケット発売前にアナウンスしたうえで10月30日（日）有明アリーナを声出し可で開催。 |
| 発売後に決定 | ・DDT、東京女子プロレスがチケット発売前に「開催時の状況により声援ありとなる可能性があります」とアナウンスしたうえで9月4日(日)名古屋国際会議場大会を声出し可で開催（9/2発表）。 |
| 実施なし | ・スターダムの声出し可大会は実施なし |
「発売後に決定」の場合は下記のようにアナウンスされている。
9月4日(日)名古屋国際会議場大会ですが、1席あけの50%座席表で開催となります。
また会場の規定では、この場合は声援が可能となります。
声援有りか無しかの主催者判断は検討のうえ後日発表しますが「声援ありの大会となる可能性がある」ことをご了承のうえ、前売券をお買い求めください。#tjpw pic.twitter.com/4xc6xhhv1U
— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) June 7, 2022
9月4日名古屋国際会議場イベントホール大会は声出し応援可能に！／アリーナB＆スタンドB残りわずか！ プレイガイド販売は本日まで！https://t.co/DAIUohFFhe#tjpw pic.twitter.com/4542VQIYu4
— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) September 2, 2022
【会員先行予約スタート】
⚠️今後、発売となる大会は全て開催時の状況により「声援あり」となる可能性があります。
☆8月21日(日)両国KFCホール 12:30
・スーパーシート7,500
・特別RS 5,500
・指定席4,500
・レディースシート2,000本日より #wrestleUNIVERSE 会員先行予約スタートです！#tjpw pic.twitter.com/hlblnO2waY
— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) June 16, 2022
声出しの可否については、行政のガイドラインに従うことも大事であるが、定着した「イベントでは声を出してはいけない（感染可能性がある）」というファンの実感にそった丁寧な対応が求められる。「発売後に決定」というケースも増えるのかもしれないが、ファンとしては混乱しそうだ。団体には少しでもわかりやすい告知、早期決定をお願いしたい。
コロナ期間で注目されたノアは10月解禁、スターダムは未定
コロナ期間で注目された団体であるノアは10月解禁、スターダムは声出し大会の予定がない。
▼コロナ前比56％まで回復 伸び率1位スターダム207％ 男子1位ノア81％
【👏国内プロレス観客数👏】
コロナ前比56％まで回復 伸び率1位スターダム207％ 男子1位ノア81％#プロレス #njpw #stardom #noah_ghc @PWAnalysis
2019年と2022年の比較から（1/1～8/18）。“盟主”新日本も50％まで回復。G1シリーズ動員は対昨年では1.7倍 pic.twitter.com/fA5q1Ptzna
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 26, 2022
▼有明凱旋は歓声まで“戻る”日に／N-1は残り名古屋・川崎・大阪3大会
【⚓️ノアが重大発表⚓️】
有明凱旋は歓声まで“戻る”日に／N-1は残り名古屋・川崎・大阪3大会#noah_ghc #MutoFinal #n12022
プロレス界の配信シフトを牽引したノア2年半ぶり声出し決定 10・30有明アリーナ pic.twitter.com/bpDxFXN1Zh
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 24, 2022
スターダムのウナギ・サヤカへの声援&紙テープは参戦先他団体でしかできないという逆転現象も。
▼紙テープに包まれたウナギ・サヤカ ひつま武士の熱き大田区での1日
【🦖インサイドレポート🔥】
紙テープに包まれたウナギ・サヤカ ひつま武士の熱き大田区での1日#ウナギ・サヤカ #GanPro #WrestleSekigahara #STARDOM #ひつま武士 #コズエン通信
紙テ部隊がまわり観客に呼びかけ･･･ロッシー小川氏にまで頼む珍事も!? pic.twitter.com/QkMsHbeb9Y
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) July 18, 2022
