上谷沙弥「お前を泣かせに来た」 QQ解体と誹謗中傷を伏線にしてヘイト入り
28日、スターダムが『STARDOM SAPPORO WORLD RENDEZVOUS』札幌シャトレーゼガトーキングダム大会を開催した。
7・28札幌でヒールターン…大江戸隊メンバーと結託。サイン会人格攻撃も観戦規約も大回収
<第7試合/ワールド・オブ・スターダム選手権試合>
[第17代王者]●舞華(E neXus V)
19分45秒、スワントーンボム→片エビ固め
[挑戦者]〇刀羅ナツコ(大江戸隊)
※舞華が7度目の防衛に失敗、刀羅が第18代王者となる
刈り上げての金髪で気合いの挑戦者、刀羅ナツコ。舞華とのワールド戦のゴングが鳴る。後楽園で「私がそばにいる」としていた上谷沙弥(この日の第1試合でハイスピ王座からは陥落)が舞華のセコンドについた。#stardom 札幌pic.twitter.com/if5D9iKzRj
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) July 28, 2024
上谷沙弥が舞華を裏切る!! みちのく2連発で絶体絶命の刀羅ナツコ。窮地を上谷が「レフェリー足引っ張り」で救出。刀羅はミストからのスワントーンボムでワールド奪還。上谷「お前(舞華)を泣かせに来た。さよなら」。刀羅は新ユニット、ヘイト結成を宣言。#stardom 札幌pic.twitter.com/gNdOwETwsE
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) July 28, 2024
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刀羅ナツコ『新ユニット”H.A.T.E.”(ヘイト)の誕生だ!』
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— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) July 28, 2024
スターダムからQueen’s Quest(クイーンズクエスト)リーダーである林下詩美が3月末をもって退団。ユニットが立て直されるのか、解散となるのか。注目された行方は、大江戸隊との抗争マッチ(6・22「最終敗者以外4人ユニット追放イリミネーションマッチ」)での敗戦による事実上の解体となる。上谷沙弥以外の選手がユニット離脱。
“ひとりQQ”となった上谷の動向が見守られる中で、6月30日に“事件”が起きる。上谷「心無い言葉をかけてくる人もいました。正直悲しかったし怖かったです。もうサイン会には出るつもりありません。応援してくれる方には申し訳ないです」とツイート。本人によるインスタライブでの配信では、サイン会参加者から「お前を泣かせに来た」などと人格攻撃を受けたことを明かした。これを機に、スターダムは観戦規約(大会・イベント)を制定するに至る。
サイン会ありがとうございました。
沢山応援の声をかけてくださり
嬉しかったです。
でも、心無い言葉をかけてくる人もいました。
正直悲しかったし怖かったです。
もうサイン会には出るつもりありません。
応援してくれる方には申し訳ないです。— 上谷沙弥🕊 (@sayachan38vv) June 30, 2024
【観戦規約制定のお知らせ】
この度スターダムでは、来場者の皆様が安全、快適、かつ平穏に試合を観戦し、イベントに参加でき、大会及びイベントが円滑に行われる環境を確保するために、観戦規約を制定いたしました。… pic.twitter.com/5HuTtrkcaO
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) July 12, 2024
札幌大会。第1試合でハイスピード王座から陥落となった上谷は、自身の試合後に「自分自身の道に進むいいきっかけになりました」とコメント。そして、メイン試合途中でQQ解体の引き金となった大江戸隊と結託だ。セコンドについたはずなのに、舞華に「お前を泣かせに来た。さよなら」と告げる。小波&上谷と合体した大江戸隊は解散となり、新ユニット「H.A.T.E.」(ヘイト)が誕生した。
林下の退団をきっかけに、上谷がヒールとしてリスタートするアプローチを想定したファンも多かったのではないだろうか。
上谷沙弥(QQ)が「今のQQには桃さんが必要なんです」と渡辺桃(大江戸隊)にラブコール。ユニット再編あなたの予想は?#stardom #QQ #OEDotai
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 6, 2024
その後に、6月30日の“事件”が起きたことになる。一転して「ヒールターンを考えていても、ファンの厳しい声にさらされるポジションは躊躇するのでは」と考えたファンもいたかもしれない。
そうした中で札幌大会を迎えていたわけだが、いまわしき記憶であるはずのワーディングまでも使ってみせる。選手を守るための観戦規約策定をあざ笑うような大回収でもある。コロナ期間にスターダムには悲しい出来事もあった。“乗り越える”という考えももちろんあるだろうが、なかなか“攻めた”動かし方となった。
それだけの上谷の覚悟を感じる一方で、本気で心配したファンの心境は複雑かもしれない。リアルな感情と仕掛けの境目がわからないのがプロレスの魅力ではあるが、今回もまたプロレスの底なし沼をまざまざと感じざるを得なかった。
(大会ベストバウト投票)スターダム STARDOM SAPPORO WORLD RENDEZVOUS 7月28日(日)北海道・シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ(カベルネ)
※1端末から1回有効。やり直しは可。複数回投票の場合は最新回分の選択肢・コメントに上書きされます。
(試合結果)スターダム STARDOM SAPPORO WORLD RENDEZVOUS 7月28日(日)北海道・シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ(カベルネ)
■スターダム STARDOM SAPPORO WORLD RENDEZVOUS
日時:7月28日(日)13:00
会場:北海道・シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ(カベルネ)
<第0試合 4WAYバトル>
〇水森由菜(COSMIC ANGELS)vs 向後桃(STARS)vs ●琉悪夏(大江戸隊)vs 梨杏(-)
※4分43秒、トロピカーナ
<第1試合/ハイスピード選手権試合>
[第26代王者]●上谷沙弥(Queen‘s Quest)
8分39秒、チェックメイト
[挑戦者]〇星来芽依(-)
※上谷が3度目の防衛に失敗、星来が第27代王者になる
<第2試合/5★STAR GP 2024 ~BLUE STARS-A 出場者決定トーナメント 決定戦~>
●レディ・C(-)
11分4秒、天橋立
〇天咲光由(-)
※天咲の「5★STAR GP 2024」出場が決定
<第3試合/HANAKOアメリカ遠征壮行試合>
〇HANAKO(E neXus V)
10分4秒、JPコースター→エビ固め
●さくらあや(COSMIC ANGELS)
<第4試合/トリオガントレットマッチ>
白川未奈&ジーナ&月山和香(E neXus V)
vs スターライト・キッド&AZM&鈴季すず(-)
vs 葉月&コグマ&飯田沙耶(STARS)
vs 鹿島沙希&八神蘭奈(God’s Eye)&妃南(-)
vs 渡辺桃&テクラ&吏南(大江戸隊)
=経過=
1本目○月山和香(5分58秒、オースイ・スープレックス)●飯田沙耶
2本目○テクラ(4分16秒、毒グモ・デス・ドロップ→片エビ固め)●白川未奈
3本目○渡辺桃(3分26秒、あずみ寿司を切り返してのエビ固め)●AZM
4本目○妃南(3分43秒、外道クラッチ)●吏南
※鹿島&八神&妃南がトリオガントレットマッチ制覇
<第5試合/シングルマッチ>
〇朱里(God’s Eye)
8分5秒、反則勝ち
●小波(大江戸隊)
※レフェリーの前での凶器(スプレー)の使用及び、レフェリーへの暴行
<第6試合/スペシャルタッグマッチ>
岩谷麻優&〇羽南(STARS/アイコンタクト)
14分1秒、バックドロップホールド
●中野たむ&なつぽい(COSMIC ANGELS/meltear)
羽南にバックドロップホールドで仕留められた中野たむ「このまま勝ち逃げなんかさせるわけない」。
強がるも岩谷麻優に「元気?」と問われた中野「中野たむが元気あることあった?(自虐的)」。岩谷「確かに」。羽南は春夏連覇と白ベルト挑戦を予告。#stardom 札幌pic.twitter.com/iMIFixXbTj
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) July 28, 2024
<第7試合/ワールド・オブ・スターダム選手権試合>
[第17代王者]●舞華(E neXus V)
19分45秒、スワントーンボム→片エビ固め
[挑戦者]〇刀羅ナツコ(大江戸隊)
※舞華が7度目の防衛に失敗、刀羅が第18代王者となる