初の選手会興行はUDONプロレス全部乗せ 大会後売店までが観客で賑わう
13日、香川県高松市を拠点とするUDONプロレス(マットプロレス団体)が『UDON文化祭2022 THIS IS UDON(選手会興行)』高松モンスター大会を行った。
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2023年に5周年を迎えるUDONプロレスとは?
2018年3月3日、香川県高松市プロレスBAR『ジャッジメント』における旗揚げ戦「UDON無限大記念日」からUDONプロレス(ウドン・プロレス)はスタートした。「UDON」は「Universal Dream of Next」の略。
高松市中心で開催するマットプロレスの形態をとりつつ、県外客も駆けつける。マットプロレスは珍しくないジャンルだが、UDONプロレスとしてのこだわったユニット闘争とストーリー性が見どころとなる。
社会人プロレスではあるが、このストーリーに合致するプロ選手も集い、最近では佐々木貴、葛西純、ビオレント・ジャック、藤田あかねといった顔ぶれが参戦している。マスクマンも多く、明かされぬまま有名選手が正体というケースもある。
<8月大会と今後の予定>
■ UDONプロレス 選手会興行『UDON文化祭2022 THIS IS UDON』
日時:8月13日(土)開場18:00 開始19:00
会場:高松モンスター 観衆42人(配信5人含む)
▼ 9月以降に年内数大会を計画
▼ 2023年3月 新木場での旗揚げ5周年大会を折衝中
▼ 2028年3月 後楽園ホールでの旗揚げ10周年大会でマットを敷いて解散興行
大会結果 UDON文化祭2022 THIS IS UDON 8月13日(土)高松モンスター
瀬戸大橋線(マリンライナー)に“台風による遅れ”が発生。右端の阿部史典、藤田あかねは開場前5分のギリギリ到着で集合ショットに収まる。
<第1試合>
△おそろしゴリラ
5分時間切れ引き分け
△千代TENGA
千代TENGAの熱唱モードがはじまらんとするが、、、
おそろしゴリラがマイクを奪って阻止、マイクを股間に突き立てて千代に迫る。
マットをいきなり剥がして、ビールケース設置のドリフ的展開。千代は最終的にビールケースお立ち台からの“ジュリアナ千代”として会場を席巻してみせた。
<第2試合>
○阿部史典&O-遍LOW
お卍固め
●ヨシノ・リヴァー&さがんぼう
“透明人間”O-遍LOWにけげんそうな表情を見せるヨシノ・リヴァー。
ゲストレスラーの阿部史典が2年ぶり参戦。アフターパーティーでは「なぜ2年ぶりか!? けっこう売れっ子なんで」とのこと。土曜なのに阿部と藤田あかねをブッキングできたのは大きい。
O-遍LOWとの共闘のため“姿が見えるメガネ”装着の阿部は、ヨシノのヘッドシザースでこの表情。
さがんぼうが鼻に手をやると神通力が大炸裂で、まわりの男子は股間が痛くなる悪夢だ。
ヨシノ&さがんぼうがダブル卍を決めていると、まさかのO-遍LOW増殖。
姿が見えない相手に面白いようにやられるヨシノ、、、
阿部のお卍固めに敗れた。
<第3試合>
○マ・ルヨシ
カサ・デル・マール
●ポンデ“ストリート”ライオン
ポンデのセコンドに“妊娠欠場”のフェニックスはるぅがつく。カサ・デル・マール狙いのルヨシにセコンドはるぅが椅子攻撃。
ルヨシ逆襲の椅子はポンデが身代わりで受ける。
今日のポンデはすごいぞ。フロントキックで椅子ごとルヨシを吹っ飛ばす。
されどキックから試合を立て直したルヨシがカサ・デル・マールで貫録勝ちとなった。
<セミ>
○UDON次郎
ヤマゴェ
●マミー・ラミレス
希望の試合が実現で、マミーは人が変わったように次郎にチェーン絞首刑だ。
ポンデとともにはるぅ不在のオールドスクールを支えることになるマミー。王者の次郎に一世一代の攻め。なんと次郎は恒例のうどんムーヴを繰り出すことができなかった。
それでもダイビングフットスタンプからヤマゴェで次郎勝利。
次郎「今日のガッツがあればオールドスクールは沈まない」。マミー「はるぅさんはしばらくいないが、絶対オールドスクールは潰さない」。
<メイン/KOSタッグタイトルマッチ>
藤田あかね&○今治タオルフェイス
ファイナルカット
●マリンライダーJR&PMショーゴ
※藤田&タオルが防衛成功
タイトルマッチセレモニー。
藤田がマリンライナー遅延の不満をマリンライダーにぶつける。なぜか謝るマリンのマスクに藤田が手をかけると、マリンはコスチュームを脱ぎ始めるカオスな展開。プリッとしたお尻が露出した。
さすがにタイツは履きなおし、マリンは上半身裸で大暴れ。
マリンとタオルの100キロ級対決はド迫力。タオルはこれだけジャンプしてのエルボーを連発。
挑戦者チームの研究成果か。ショーゴが王者組連係のファンタスティックフリップをかわせば、、、
マリンも滑川渓谷を寸前のところでかわす。
マリンはブロック・レスナーばりのF5まで繰り出す。
タオルが落差を維持し体重を乗せたファイナルカットで勝利。王者組が防衛となった。
藤田「おもんない、何をしたかった!?」。タオル「どうや、いちばん輝いたのは俺やろ」。
タオルによる「1、2、3、うどんプロレス!」で締め。
いやまだ続く。大会エンディングでは千代が16~18歳時のリアル制服にお色直しして再熱唱・・・我々は何を見せられているのだ!?
阿部・藤田までが飛び入りでコラボとなった。
まさに経験豊富さに裏づけられたアドリブ力。
アイドルである千代を囲んで、、、
記念撮影にて本締め。
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大会レポートは続きます。