3年半ぶりKUSHIDAリターン 7月3日より石森による「査定」がスタート
21日、新日本プロレスが『NEW JAPAN ROAD』後楽園ホール大会を開催した。メインでIWGPジュニア戦が行われ、勝者のマイクアピール中にKUSHIDAが電撃登場を果たした。写真は観戦仲間より。
大会結果 新日本プロレス NEW JAPAN ROAD 6月21日(火)後楽園ホール
■ 新日本プロレス NEW JAPAN ROAD
日時:6月21日(火)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆1380人(札止め=主催者発表)
<第1試合>
〇DOUKI
6分23秒 イタリアンストレッチNo.32
●中島佑斗
<第2試合>
〇タイチ
4分39秒 ジャンピングハイキック→体固め
●大岩陵平
<第3試合>
ディック東郷
〇SHO
高橋裕二郎
EVIL
9分09秒 片エビ固め
●YOH
矢野通
YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
<第4試合>
〇アーロン・ヘナーレ
フランシスコ・アキラ
TJP
8分18秒 アルティマ
●邪道
マスター・ワト
田口隆祐
<第4試合後◇
「G1 CLIMAX 22」各大会公式戦発表
<第5試合>
〇BUSHI
SANADA
鷹木信悟
内藤哲也
7分24秒 逆エビ固め
●藤田晃生
天山広吉
真壁刀義
オカダ・カズチカ
<第6試合/AEWオールアトランティックチャンピオンシップ初代王座決定4WAYマッチ進出決定トーナメント決勝戦>
●クラーク・コナーズ
13分21秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
〇石井智宏
※石井がAEWオールアトランティックチャンピオンシップ初代王座決定4WAYマッチへ進出
<第7試合/IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者/BOSJ29優勝者]
●高橋ヒロム
36分20秒 ブラディークロス→片エビ固め
〇石森太二
[第92代王者]
※石森が初防衛に成功
3年半でファン入れ替わりもある新日本。先輩ファンがKUSHIDAについてレクチャー!?
メイン後のやりとりとバックステージでのKUSHIDAのコメント。
■石森のマイクアピール
「オマエら、ヒロムが勝つと思っただろ? なあ? もっと! もっと! もっと! って、そんなマイク期待してただろ?(場内笑)。ザマーミロ!!(場内大拍手)。
このベルトは、そこ(放送席)にいる前王者エル・デスペラードから獲り、そして今日! 『SUPER Jr.』三連覇した高橋ヒロムもこのザマだ!(場内拍手)。
事実上のトップ、二人を倒したぞ、なあ?(場内拍手)。てことはよ! 次のチャレンジャー、いねえんじゃねえか? な?(場内拍手)。
オイ! このベルト、一発で獲るヤツ、いるか? 出てこいよ! それともオマエ(デスペラード)、リマッチするか?」ここでデスペラードが立ち上がると、なんと新日本を3年前に退団したKUSHIDAのテーマ曲が鳴り、場内がどよめく。石森が動揺を見せる中、KUSHIDAが姿を現し、ひさびさに新日本マットにリングイン。そしてマイクを握る。
■KUSHIDAのマイクアピール
「おひさしぶりです、KUSHIDAです!(場内拍手)。いま、契約書にサインをしてきました! 新日本プロレスに復帰します!(場内拍手)。
ロスに引っ越して、残りのプロレス人生の時間をすべて、新日本プロレスの発展に捧げます(場内拍手)。
石森さん! おめでとうございます! すばらしい試合でした! そして、超満員札止め、おめでとうございます(場内拍手)。
強すぎちゃって、挑戦者がいなくなっちゃったんじゃないですか?(場内拍手)。どうです? (石森がマイクで答えようとすると、それを制止して)いるんだよ、ここに俺が!(場内拍手)」KUSHIDAが詰め寄ると、石森はマイクをつかむ。
■石森のマイクアピール
「ちょっと待てよ、オイ! いきなり来て、すぐ挑戦? ムシがよすぎねえか、なあ?(場内拍手)。だからなあ! 次期シリーズ、『G1』をはさんでその次のシリーズと、時間をかけて! テメーがチャレンジャーとしてふさわしいか、俺が査定してやるよ!(場内拍手)」【バックステージ】
KUSHIDA「お久しぶりです。本当に今、契約書をもらってサインしました。また新日本プロレス、よろしくお願いします」
──石森選手が「査定してやる」と言ってましたが。
KUSHIDA「ほうほうほうほう。まぁ、それはさておき、今まだ家がフロリダのオーランドにありますんで、ロサンゼルスに引っ越して、そこから試合のたびに来日するという形になると思います。残りの僕のプロレス人生、その時間、経験も全て、この新日本プロレスの世界進出、発展に捧げたいと思います。
アントニオ猪木さんの有名な言葉で、『ジャングルを守るより、むしろ作れ』(というのがあります)。面白いことができるんじゃないかって、これから楽しみですね」──挑戦表明されていましたが。
KUSHIDA「3年半前に新日本プロレス・ジュニアを離れて、新日本プロレス・ジュニアを盛り上げたいと。その役目はもう、ヒロムとデスペラードでしょう。そして石森選手、素晴らしかった。超満員札止め、そしてIWGPの名に恥じない試合だったと思います。ベルトを獲らないことには、この新日本プロレスの中で居場所は生まれないでしょう。居場所確保のために頑張ります。以上です!」
(新日本公式)
3日の日本武道館でも12日の大阪城ホールでも登場せず、しばらくないのか・・・と思わせておいてからのKUSHIDA後楽園登場。石森とヒロムが観戦を呼びかけ、コロナ以降同会場の新日本最高動員となった大会だった。来場ファンへの大きなプレゼントとなったのではないでしょうか。WWEに移籍していたKUSHIDAが新日本にリターン。
KUSHIDAによる石森への詰め方が前のめり。気持ちの高まりがビンビンに伝わってきた。あとはウナギ・サヤカ流(!?)の石森の「査定」発言。この意図は翌日発表のカードにも反映された。
KUSHIDAでタイムラインは盛り上がったが、ファン書き込みによりKUSHIDAとの因縁があった「BUSHI」までがトレンド入り。3年半という間にでファン入れ替わりもある新日本、先輩ファンがビギナーにKUSHIDAについてレクチャーする。タイムラインは「#KUSHIDAを知らない新しめの新日本ファンにオレらのクッシーを紹介する」タグで盛り上がった。
『G1 CLIMAX 22』の出場メンバーには物足りなさもあったが、KUSHIDA加入で夏の話題の厚みが増した。
石森とヒロムのジュニア戦もさすがでしたね。両者のラリーがきっちりこのタイトル戦、ワンランク上で展開される。メイン後の石森・デスペラード(解説席)・KUSHIDAの構図も、リアルタイム新日本での夢の続きを期待させるものでした。ジュニア戦線が熱くなること間違いなし。
禁断の扉“前夜”直前特番/ジュース動画が再び/G1公式戦カードが発表に
トピックスおさらい。ジュース・ロビンソンは団体からのベルト返上要求を拒絶、謝罪と賠償を要求している。
6/26(日)1️⃣9️⃣時から《無料》生配信!#AEW と #新日本プロレス の合同興行!
『#AEWxNJPW:#ForbiddenDoor』直前特番合同興行で行われる各対戦カードについて解説!
AEWを見たことがないから…っと不安を抱えてる方も、この番組を見れば『Forbidden Door』を楽しめる!#NJPW #njpwworld pic.twitter.com/Q3J86pi5CT
— NJPW WORLD (@njpwworld) June 22, 2022
【緊急メッセージ】
ジュース・ロビンソンからメッセージ動画が再び。
YouTubeアドレスはこちらからhttps://t.co/2wGczBmuyt#njpw pic.twitter.com/zZ9R6T9Xtn— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) June 22, 2022
『G1 CLIMAX 22』公式戦日程も出ました。こちらでまとめてご確認を。
全公式戦をワンスクロールで!! 観戦計画に利用できる対戦カードまでを更新。
👇G1 CLIMAX 32まとめ👇https://t.co/Zd0eW6GVYF#G1CLIMAX32 #njpw #njroad #新日本プロレス
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👑ブロック分け・出場回数まとめ
👑大会スケジュール— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) June 21, 2022
7月3日(日)からの後楽園3連戦対戦カード
22日、新日本が7月3日(日)からの後楽園3連戦の対戦カードを発表している。
■ 新日本プロレス NEW JAPAN ROAD
日時:7月3日(日)18:30
会場:東京・後楽園ホール
<第1試合>
大岩陵平
中島佑斗
(1/20)
本間朋晃
真壁刀義
<第2試合>
金丸義信
エル・デスペラード
鈴木みのる
(1/20)
藤田晃生
マスター・ワト
天山広吉
<第3試合>
BUSHI
高橋ヒロム
(1/20)
邪道
田口隆祐
<第4試合>
SANADA
鷹木信悟
内藤哲也
(1/30)
ザ・DKC
アレックス・コグリン
クラーク・コナーズ
<第5試合>
ディック東郷
SHO
高橋裕二郎
EVIL
(1/30)
矢野通
YOH
YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
<第6試合>
DOUKI
タイチ
(1/30)
石井智宏
オカダ・カズチカ
<第7試合/KUSHIDA・KENTA復帰戦>
外道
石森太二
KENTA
(1/30)
アレックス・ゼイン
KUSHIDA
棚橋弘至
■ 新日本プロレス NEW JAPAN ROAD
日時:7月4日(月)18:30
会場:東京・後楽園ホール
<第1試合>
鈴木みのる
(1/20)
藤田晃生
<第2試合>
金丸義信
(1/20)
中島佑斗
<第3試合>
大岩陵平
天山広吉
(1/20)
本間朋晃
真壁刀義
<第4試合>
DOUKI
エル・デスペラード
タイチ
(1/30)
ザ・DKC
アレックス・コグリン
クラーク・コナーズ
<第5試合>
ディック東郷
SHO
高橋裕二郎
EVIL
(1/30)
矢野通
YOH
YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
<第6試合>
BUSHI
高橋ヒロム
SANADA
鷹木信悟
内藤哲也
(1/30)
マスター・ワト
田口隆祐
アレックス・ゼイン
石井智宏
オカダ・カズチカ
<第7試合/スペシャルタッグマッチ>
石森太二
KENTA
(1/30)
KUSHIDA
棚橋弘至
■ 新日本プロレス NEW JAPAN ROAD
日時:7月5日(火)18:30
会場:東京・後楽園ホール
<第1試合>
藤田晃生
大岩陵平
(1/20)
マスター・ワト
田口隆祐
<第2試合>
中島佑斗
天山広吉
(1/20)
本間朋晃
真壁刀義
<第3試合>
ザ・DKC
アレックス・コグリン
クラーク・コナーズ
(1/30)
アレックス・ゼイン
石井智宏
オカダ・カズチカ
<第4試合>
外道
石森太二
KENTA
(1/30)
邪道
KUSHIDA
棚橋弘至
<第5試合>
DOUKI
金丸義信
エル・デスペラード
鈴木みのる
タイチ
(1/30)
BUSHI
高橋ヒロム
SANADA
鷹木信悟
内藤哲也
<第6試合/ドッグケージ・デスマッチ>
ディック東郷
(1/無)
矢野通
※ドッグケージに相手を入れた選手を勝者とする。ピンフォール、リングアウト、反則裁定はなし
<第7試合/NEVER無差別級6人タッグ選手権試合>
[挑戦者]
YOH
YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
(1/60)
SHO
高橋裕二郎
EVIL
[第22代王者]
※EVIL&裕二郎&SHO5度目の防衛戦