
「赤」巡る三角関係 ボジラに敗れ詩美「ボロボロだよ」MIRAI「やっぱり欲しい」
リングサイド写真をまじえて大会レポート。8日、マリーゴールドが『Marigold Spring Victory Series2025』大阪176BOX大会を開催した。
山中絵里奈「やり合いたい」 ベストボディを狙われるも桜井麻衣に挑戦表明
<第4試合/タッグマッチ>
桜井麻衣&青野未来&○山中絵里奈
14分8秒、変形レッグロック
CHIAKI&松井珠紗&●メガトン
※山中絵里奈が桜井麻衣の白いベルトに挑戦表明。
中央の山中絵里奈(ベストボディ・ジャパンプロレス所属)がこの日からマリーゴールド参戦。
メガトンから”ベストボディ”を狙われる珍攻撃を食らって困惑。メガトンは数秒、胸を鷲掴み。山中はしばらくショックで胸を押さえてて動けず。
されど理詰めの変形レッグロック。メガトン「自分、固め技は弱いっす」
いきなり桜井麻衣のUN王座に挑戦を表明した。
山中「今日はね、若干やり残した事というかフラストレーション溜まる所もあったけど、結果を残す事ができて大変満足しております。白いベルト、すごいキラキラ輝いててあのベルトかけてバチバチにやり合いたいと思います。」
青野「ダークネスレボリューション、しっかり撃破しました。あの3人組ほんとにムカつくんで、今日マリーゴールド初登場の絵里奈様が決めてくれたという事で、マリーゴールドに新しい風が吹いていいんじゃないでしょうか」
桜井「今日は一緒に闘ってすごい頼もしい相手だなって感じたんですけど、このユナイテッドナショナルに挑戦表明してくれてすごい嬉しい」
CHIAKI「なんか対戦相手にも見た事あるような…山中絵里奈?前見た時よりはパワーアップしてるように思ったし…」
松井「パラダイスロックにかかりながら聞いてたんだけど、ユナイテッド挑戦するって?ちゃんよたさんに続き初登場した人がすぐに挑戦できる入門的なベルトなのかな」
メガトン「自分、固め技は弱いっす。あと山中絵里奈、あいつはなー、ベストボディジャパンカップだ!」
この日からマリーゴールド参戦となった山中が初戦でUN挑戦表明。桜井はちゃんよたにつづく”外敵”迎撃の流れとなった。山中は自ら試合をフィニッシュして「バチバチにやり合いたい」と前のめり。桜井は歓迎するも、松井は「入門的なベルトなのかな」と釘を指す。一方でメガトンがいい味を出し、様々な思いとキャラが交錯するタッグ戦となっている。
3・30後楽園に向けてボジラ「ワールドチャンピオンになる」ダーク軍も勢い増す
<第6試合/タッグマッチ>
○ボジラ&野崎渚
14分51秒、ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→エビ固め
●林下詩美&MIRAI
※野崎がボジラを絶賛。詩美は「今日負けたよ、ボロボロだよ。タイトルマッチは必ず防衛してやる…」
大阪大会メインは詩美とMIRAIがタッグ結成。
前哨戦として激しくやり合った詩美とボジラ。リングにとどまらず暴れることとなる。
ドリル・ア・ホール・パイルドライバーで仕留めたボジラが詩美を見下す。
Darkness Revolutionとしても気勢を上げた。
ボジラ「後楽園ではマリーゴールド・ワールドチャンピオンになる!」
詩美「ダメだ・・・大切なタイトルマッチ前にスリー取られた…。すげぇボロボロだよ。おいボジラ、今日は私が負けたけど、タイトルマッチ、お前にもダークなんちゃらにも好き勝手させねぇ。絶対にこのベルト私が守る」
MIRAI「後楽園でボジラに負けてしまって、自分はこの深紅のベルトへの挑戦権はありません。けど、あの試合以降、”深紅のベルトに近い”状態での試合が増えています。近くにいればいるほど、やっぱり欲しい。自分、よそ見する気もないんで。そのベルト、自分もずっと狙ってます」
”赤ベルト”を巡る三角関係のようだ。詩美との対決を視野にしていたが、先日のボジラとの挑戦権獲得マッチに敗れたMIRAI。複雑胸中で詩美と組む。ボジラに敗れた詩美は「ボロボロだよ」と敗戦に落胆。MIRAIは「やっぱり欲しい」と捨てきれない思いを口にした。2024年のリーグ戦DREAM*STAR GP公式戦において詩美を破っているMIRAIだが、ベルト戦線と噛み合わないことがもどかしい。試合のグレードを結果に結びつけられない葛藤をどこかで破りたいところだが、はたして。
(大会結果)マリーゴールド Marigold Spring Victory Series2025 3月8日(土)大阪176BOX
■マリーゴールド Marigold Spring Victory Series2025
日時:3月8日(土)
会場:大阪176BOX 観衆288人(主催者発表)
<第1試合/シングルマッチ>
〇後藤智香
6分50秒、ジャイアント・スウィング→エビ固め
●咲村良子
後藤「どんな相手だろうが、ジャイアントスイング20周ぶん回せるくらい強くならなきゃいけないなって思ってます。
咲村、グラレスラーって言葉ダサいって言ったな?私はしっかり向き合って両立させたいと思ってる」
咲村「回されました…気がついたら終わってたんですけど、グラビアでは私が圧勝なんで、次は勝ちたいと思います。」
<第2試合/タッグマッチ>
瀬戸レア&○フライング・ペンギン
7分58秒、ダイビング・ボディプレス→片エビ固め
石川奈青&●リアラ
フライングペンギン「勝ったぞー!しんどいとこあったけど頑張って耐えましたね。次からどうするレアちゃん、目標言っていこう」
レア「勝って勝って勝って勝ち続けましょう!」
リアラ「私の唯一の今の拠り所のね、石川先輩とまずはタッグ何回も組めて嬉しいけどちょっと色々あったりして、なんか知ってます?」
石川「何の事言ってるか全然…タッグとかもっともっと強くなっていこう。」
<第3試合/シングルマッチ>
〇ビクトリア弓月
6分48秒、ムーンサルト・プレス→片エビ固め
●勇気みなみ
弓月「私はもっともっと、まだまだ見た事ない勇気を見たい。今日のお前こんなもんじゃないだろ?だってお前マリーゴールドの新人王なんだから」
勇気「ビクトリア弓月さん!今日私が持ってる物、元気、やる気、そして今できる技を全部やった上で、それでもやっぱり届かなくて…弓月さんとまたシングルやりたいです」
<第4試合/タッグマッチ>
桜井麻衣&青野未来&○山中絵里奈
14分8秒、変形レッグロック
CHIAKI&松井珠紗&●メガトン
※山中絵里奈が桜井麻衣の白いベルトに挑戦表明。
<第5試合/シングルマッチ/パッションカウントダウン>
〇高橋奈七永
16分20秒、ナナラッカ→エビ固め
●翔月なつみ
奈七永「翔月なつみ、13年ぶりのシングル。人として歩んでるパッションをこの試合で感じました!」
翔月「奈七永さん、13年経っても強過ぎます!」
奈七永「翔月なつみと13年ぶりのシングル。自分はいつも今を一生懸命生きてるので、そこまで振り返ったりしないんですけど、否が応にも、こういうシングルはきっとひとつひとつが最後になっていくので、胸にグッとくるモノがあるんですけど…翔月なつみはたぶんプロレスのブランクがあるっていう部分で、自分を出すことにまだまだ遠慮があると思う。遠慮があるうちは私には勝てないし、もっともっと上には行けないと思います。これが私からのエール。まだまだなつみのプロレス人生は続いていきますし、プロレスで必要なことは人生に必要なこと。なのでパッションをもって突き進んでいってもらいたい、そう思います。それがなつみに臨むことだよ、パッション!!」
翔月「13年振りのシングルマッチということで、組んでもらうこと自体が本当に貴重で、願っていたシングルでした。もちろん結果も残したかったけど、それよりも13年間、自分が一生懸命生きてきたことを、高橋奈七永選手にリングの上でぶつけたいという一心で今日は臨みました。まだまだ本当に技術的にも、全てにおいて奈七永さんには届かないんですけど、少しでも奈七永さんに自分のパッションが届いたら、本当に復帰してよかったなと思える一戦になったと思います。今後も高橋奈七永の壁は高いけど、少しでも近づけるようにマリーゴールドで頑張っていきたいと思います。」
<第6試合/タッグマッチ>
○ボジラ&野崎渚
14分51秒、ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→エビ固め
●林下詩美&MIRAI
※野崎がボジラを絶賛。詩美は「今日負けたよ、ボロボロだよ。タイトルマッチは必ず防衛してやる…」
📣Marigold Spring Victory Series2025 3月9日(日)名古屋中日ホール 2:00PM
Marigold Spring Victory Series2025
2025年3月9日(日)名古屋中日ホール 2:00PM
〈決定カード〉
◆スペシャル・シングルマッチ
林下詩美vs ビクトリア弓月
◆スペシャル・シングルマッチ
桜井麻衣vs MIRAI
◆8人タッグマッチ
青野未来&翔月なつみ&後藤智香&山中絵里奈vs 野崎渚&CHIAKI&松井珠紗&メガトン
◆シングルマッチ
ボジラvs リアラ
◆タッグマッチ
石川奈青&瀬戸レアvs 勇気みなみ&咲村良子
観てたよ。会場で、しっかりこの目で。
今回は桜井麻衣が自分でチャンスを掴んで、挑んで、やっと初めて手にした"シングル"のベルトでしょ?
1.3の場面にMIRAIはいない方がいい
そう思ったからセコンドにはつかなかった。桜井麻衣があの夜ずーっと話してたのも別の人。… https://t.co/1iHwjDxWzY
— MIRAI プロレスラー (@mirai_SS_) March 7, 2025
◉サイン会 桜井麻衣、青野未来、ビクトリア弓月、松井珠紗
◉ツーショット撮影会 MIRAI、CHIAKI
📣Marigold Spring Victory Series2025 3月11日(火)新宿FACE 6:30PM
Marigold Spring Victory Series2025
3月11日(火)新宿FACE 6:30PM
〈決定カード〉
◆パッションカウントダウン
高橋奈七永vs ビクトリア弓月 ※旗揚げ戦以来のシングルマッチ
◆6人タッグマッチ
桜井麻衣&青野未来&ちゃんよたvs CHIAKI&メガトン&ギガトン
◆タッグマッチ
林下詩美&後藤智香vsボジラ&松井珠紗
◆シングルマッチ
田中きずな vs 野崎渚 ※田中きずなは本年度初試合。
◆シングルマッチ
MIRAI vs 勇気みなみ
◆3WAYマッチ
翔月なつみvs 瀬戸レアvs 咲村良子
この時を待ちわびていました。
旗揚げ以来シングルをするのは2回目。
負けてたまるか。
奈七永(さん)のパッション超えてやる。#pw_mg https://t.co/bF9zdijkZh— ビクトリア弓月 (@yuzuki_marigold) March 6, 2025