
マリゴ・ザ・ベスト制した松井珠紗 言い間違いつつも2・7新宿で無事挑戦
26日、マリーゴールドが『New Years Golden Garden 2025』新木場1stRING大会を開催した。
欠場者出るも新木場沸騰。MIRAI「林下詩美ともっとバチバチにやりあいたいです」
<第4試合/6人タッグマッチ>
林下詩美&青野未来&○松井珠紗
15分43秒、MKD3連発→片エビ固め
桜井麻衣&MIRAI&ビクトリア弓月●
ミライサクとビクトリア弓月が合体。
山岡聖怜が体調不良で欠場。代替で青野未来が入る。
ドリームスターGP決勝を再現するかのような林下詩美と桜井麻衣のフェースロック攻防。
MIRAIは青野、林下とバチバチにやり合う。
6人タッグ戦を制したのは松井珠紗。MKD3連発。
(リング上)
松井「私が次期スーパーフライ級挑戦者の松井珠紗だ。なぁタイトル戦、いつしようか考えたんだけどさ、後楽園はなに、タッグやるんだっけ? もともとそこは遠いと思ってたからさぁ、つぎ12月7日、新宿FACEで(観客「12月? 違うよ、遠すぎ」)。ちょっと遠すぎる!?(観客笑い)2月…2月7日の新宿FACEで異論ないよなぁ」
弓月「もちろん2月7日の新宿FACEでその挑戦受けてやるよ。今日みたいな結果になると思うなよ」
松井「今日よりさらにすごいもん、食らわせてやるよ」
(バックステージ)
松井「新木場大会、勝ちました!詩美さんと未来さんがいての勝利なんで、2月までもっともっと高めていって、一人で弓月を下そうと思います」
青野「ちょっとね、青野未来、もっともっと前に出ていかなきゃと思ってるので」
詩美「高橋奈七永、聖怜、二人共いなかったけど、あの二人のベルト、すごくすごく欲しくなりました」
弓月「今日みたいな結果には必ずさせないし、ならないので松井さんもその辺は覚悟しといて下さい」
桜井「弓月が挑戦者決まったように、この白いベルト盛り上げていきたいんで、次の挑戦者、お待ちしてます」
MIRAI「林下詩美ともっとバチバチにやりあいたいです」
スーパールーキー山岡が欠場となり、試合は“手の内を知り尽くした”選手同士のマリゴ・ザ・ベストとでも言うべきシーソーゲームとなった。攻防が途切れず、スピード感に満ちていく。いくつもの旗揚げイヤーの因縁がフラッシュバックするが、読み合いの新鮮さも同居した。
新木場は大いに沸騰。山岡目当ての観客もいただろうが、試合内容で大いに満足させたセミファイナルとなっただろう。試合の決着は唯一“王座戦の前哨戦”の関係(1・19後楽園にて“次期挑戦”は決定)となっていた弓月と松井の間でついた。マイクでは言い間違いこそあったが、2・7新宿で無事挑戦となる。
他の王座戦線に結びつくのか。桜井は「次の挑戦者、お待ちしてます」とコメントを残し、MIRAIは「林下詩美ともっとバチバチにやりあいたい」と吐露している。
大恐竜タンクを追放した大怪獣ボジラ しぶしぶメガトンとガオ~締め
<第5試合/ルーザー・リーブ・タウンマッチ>
〇ボジラ
8分16秒、雪崩式ライガーボム
●タンク
大恐竜と大怪獣というニックネームにも納得の肉弾戦。しかもリング内外でボジラが跳ぶ。
コーナー上のタンクを下から捕獲して叩きつけたボジラ。公式ジャッジは雪崩式ライガーボム。
メガトン「私の予想通り、ボジラが勝った。ルーザー・リーブ・タウンマッチは、敗者は追放だ。お前はジャパンに(ジャパンから)追放だ!! ボジラの隣は私が合ってる。(ボジラとともにタンクに)バイバ~イ」
メガトンがボジラとともに「ブラック・シャイン・フォーエバー・ガオー!!」締め。ボジラは「それを一緒にやらないといけないの?」という表情で不機嫌に。
ルーザー・リーブ・タウンマッチは女子離れした迫力。場外戦ではセコンド&アナウンスで「席から離れてください」となるが、この日ばかりは男性客の逃げ足も早めに感じられた。攻防重視派のファンからすれば不満もあったかもしれないが、十分に非日常を感じられるメインとなる。大怪獣ボジラが大恐竜タンクを追放してみせた。
この肉弾戦とセットになるのがメガトンの行き当たりばったりのマイク。ボジラはメガトン提案の締めにしぶしぶ呼応する。この「どこに着地するのかがわからない」感が恒例となりつつある。観戦の際の楽しみどころのひとつ。
それにしても3日の大田区大会で初登場となったタンクの活躍ぶりがハンパない。いきなりタッグ王座を奪取。初防衛戦では山岡聖怜の“王座初挑戦”の相手ともなり、仲間割れタッグパートナーとの因縁戦でメインを張った。今後の活躍を祈りたいし、再来日も待ちたい。
(大会結果)マリーゴールド New Years Golden Garden 2025 1月26日(日)新木場1stRING
■マリーゴールド New Years Golden Garden 2025
日時:1月26日(日)12:00
会場:新木場1stRING 観衆245人(満員/主催者発表)
<第1試合/シングルマッチ>
〇山田奈保
6分26秒、ダイヤル固め→エビ固め
●咲村良子
奈保「新人戦から何か変わったのかな!?あんまり手応え感じなかったけど、もっとそのハートを勝つ気持ちでぶつけて来てください!」
咲村「ギブアップとれると思ったんですけど、スリー取られました。次は絶対勝ちます!」
<第2試合/タッグマッチ>
○野崎渚&CHIAKI
11分5秒、ノアールランサーハイ→片エビ固め
石川奈青&リアラ●
野崎「なんかおかしな現象が起きてた気がするんだけどさ、石川奈青?試合中に飲むんだったら毎回飲めばよくない?」
CHIAKI「いつも飲んどけよもう」
リアラ「まさか飲んで覚醒されるお方だとは…びっくりしちゃって」
石川「次はあいつら、ダークウルフ軍?負け犬の遠吠えさせてやりましょうよ!乾杯!」
<第3試合/タッグマッチ
○後藤智香&勇気みなみ
11分4秒、リストクラッチ式ブルーサンダーボム→エビ固め
翔月なつみ&瀬戸レア●
後藤「大型タッグが勝ったぞー!この勢いのまま次も勝とう!」
勇気「また組んで頂けるんですか?」
後藤「よし!次も勝つぞー!」
翔月「レアも二人より先輩だからさ、お前のジョジョ魂、そんなもんじゃねえだろ?言ってやれよ!」
レア「後輩達に負けずにはいられない!」
<第4試合/6人タッグマッチ>
林下詩美&青野未来&○松井珠紗
15分43秒、MKD3連発→片エビ固め
桜井麻衣&MIRAI&ビクトリア弓月●
<第5試合/ルーザー・リーブ・タウンマッチ>
〇ボジラ
8分16秒、雪崩式ライガーボム
●タンク