藤波辰爾「記念試合にするつもりない」 11・22後楽園で高橋ヒロム戦
3日、都内で記者会見が行われ、ドラディション『DRAGON EXPO 1978』11・22後楽園ホール大会での藤波辰爾vs.高橋ヒロム戦が発表された。
スペシャルレフェリーは獣神サンダー・ライガー。日本Jr.ヘビー級の歴史を継承する一戦
「DRAGON EXPO 1978」にて藤波辰爾VS高橋ヒロムのシングルマッチが決定!スペシャルレフェリーは、獣神サンダー・ライガー!
11月22日に東京・後楽園ホールにて行われる「DRAGON EXPO 1978」で、藤波辰爾と高橋ヒロム(新日本プロレス)のシングルマッチが決定!
そして、なんとこの一戦を裁くスペシャルレフェリーを、獣神サンダー・ライガーさんが務めることが決定!
1978年1月23日(現地時間)、雪降るアメリカ・ニューヨーク、マジソンスクエアガーデンで藤波選手がWWWF(現WWE)Jr.ヘビー級チャンピオンを獲得。
華々しく凱旋帰国したことで、本格的に歩みを始めた日本ジュニアヘビー級の歴史。
日本Jr.ヘビー級の礎を築いた藤波、歴史を引き継ぎ繁栄をもたらしたライガー、そして令和の時代に頂に立つ一人ヒロム。
2024年その3人がドラディションのリングに並び立つ。
この日本Jr.ヘビー級の歴史を継承する一戦は、「プロレスの進歩と調和」を体現する闘い。
自身の「身」と「魂」をプロレスに捧げ続ける藤波辰爾の「覚悟と愛」を後楽園ホールで、ぜひ体感してください。
全てのプロレスファンに捧ぐ闘いは、11月22日東京・後楽園ホール。
その日まで、プロレスへの「イマジネーション」と「情熱」を胸に。
龍の年。
締めくくりを飾る”ドラゴンの祭典”。
『DRAGON EXPO 1978』まで、あと80日。
(大会情報)ドラディション DRAGON EXPO 1978 11月22日(金)後楽園ホール
■ドラディション DRAGON EXPO 1978
日時:11月22日(金)18:30
会場:東京・後楽園ホール
〜メインイベント〜
スペシャルシングルマッチ
60分1本勝負
藤波辰爾 VS 高橋ヒロム(新日本プロレス)
スペシャルレフェリー 獣神サンダー・ライガー
(会見の様子)ヒロム「指名いただき、自分が今までジュニアとしてやってきたことの自信が確信に」
藤波「発表があった通り、高橋ヒロム選手とシングル。現役のチャンピオンとできることに興奮しています」
ヒロム「藤波辰爾さんにシングルマッチの相手として指名していただいたときに、自分が今までジュニアとしてやってきたことの自信が確信に変わりました。当日は藤波辰爾さんに、高橋ヒロムと闘って良かったと思えるような闘いをして、その上で勝ちたいと思います。よろしくお願いします」
獣神サンダー・ライガーのコメント(司会代読)
「藤波さんとヒロム選手のシングルマッチが実現して、そのレフェリーという話が来て、2つ返事でやらせていただきますと力強く答えました。
ジュニアの闘いに歴史を刻んできた両雄の試合を裁くのは緊張もありますが、とても楽しみでもあります。今回も歴史に残るような試合になることを期待してますので、引き続きよろしくお願いいたします」
(質疑応答)
(初シングル決定について思うこと)
ヒロム「簡単に言葉では表せないぐらい、自分にとって大きな経験値になると思ってます。藤波さんは日本のジュニアヘビー級の礎を築いてくださった方。そしてそのレフェリーを務めるのが、そのジュニア世界中に轟かせて、広めてくれたライガーさん。やっぱりこの2人から自分はバトンを受け取らないといけないのかなと思っているので。そのバトンをお二人から受け取りたいと思っております。高橋ヒロムだったら、すげーことをしてくれるんだろうなと思ってもらえるように、当日はそういう試合を見せたいです」
(去年の5月、6人タッグで当たっている)
ヒロム「正直、今もなんですけど、普通の高橋ヒロムとしていられないという。この緊張感を出せる選手っていないと思うんですよ。それが自分の中ですごく嬉しく、それがこういう緊張にもつながってるんですけど。初めて対戦させていただき、今でも覚えているのは、力強さ、そして最初のロックアップの衝撃。今までいろんなヘビー級の選手、自分も新日本プロレスで世界の選手と闘ってきましたけど、こんなに強いロックアップというか、肌の厚みというか。今まで経験したことがなかったので、そこの違いにまず衝撃を受けました。その続きができると思うと、すごく楽しみですし、もちろん今は怖さもありますね」
(闘った時の印象を思い出すと)
藤波「記念試合にするつもりもないし、どこまで自分が今が闘えるか、試してみたい部分もありますね。もちろん、ということは勝ちに行くということですよ。本当に自分がやはりいろんなもう数年、猪木さんから教わったこととか、いろんな昔のレスラーと闘った、その誇りもあります。ただでも自分が今、こう培ってきたものを別に、経験とかそういうもの一切、そのそれを自分がここに出すつもりもないし、今自分が今この場において闘いたいっていう、もうその一言ですね。それが今、今回のこのカードになったっていうことですね」
(藤波選手の「勝ちに行く」という言葉について)
ヒロム「もちろんリングに上がる以上、誰しも持ってる当たり前の部分だと思いますけど、今こうして目の前で勝ちに行くと言ってくださったのか、すごく嬉しいですし、自分もそれを跳ね除けて勝ちに行きたいと思います」
(大会名に込めた思い)
藤波「前回棚橋(弘至)君ともね、やっぱり今も同じエスポっていうプロレスの素晴らしさをね、色んな多方面っていうか、プロレスファンにね提供したいなっていうことに、選手もそうでしょうし、そういうことと同時にいろんなプロレスのね良さを皆さんに味わってもらいたいという」
(藤波さんのように70を過ぎて現役というのは想像ができるか)
ヒロム「正直想像できないですね。今自分は34歳。キャリア14年です。そう考えた時に自分にはちょっと想像できないです。だからこそ、今こう何も考えず一生懸命やれてるんだと思うんです。考えないことにします」